返信先: 入国時イミグレでの時間
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Bearさん
こんにちは。ビザ発給おめでとうございます。
私は2020年8月末に、犬2匹(トイプードル)を連れてNRT-LAXで入国しました。当時とはコロナの状況かなり変わっているので、必ずしも現状を反映していないかも知れませんがご参考までに。
私はビザ面接が決まった段階で、ちょっとだけフライングしてANAを予約しました。最初に、ANAに電話をし、フライト予定日に、犬と一緒に予約したいが、犬を載せる余裕があるかどうかを確認し、OKだったら、すぐに人間の座席もとれるようにしました。ANAは1フライトにつき動物は3頭のみの搭載なので、その日によっては人間の席はあっても、犬用のスペース(貨物室)がないかもしれませんから気をつけて下さい。
私の入国時は、LAX(ANAなのでInternational Terminalに到着)での入国審査は、列(ほとんど誰もいませんでしたが)に並んで、パスポートにGreen Card代用となるスタンプを押してもらい、審査場から出るまで15分もかからなかった記憶があります。審査そのものはあっという間でした。
その後、Check-in荷物受け取りのカルーセルで待っていると、係の人が、犬のケージをカートに載せてきてくれました(こちらからなにか動く前に、ちょうどタイミング良く来てくれました)。そこで、犬たちと再会し、ホッとしたあと、Customsです。ここで、日本の空港・検疫で発行してもらった証明書を提示しましたが、係の人はそれがなんだかよくわからないみたいで、へえ〜って感じで、犬たちのことはなにも聞かれませんでしたし、なにも検査もありませんでした。ただ、他の件で、この係の上司が出てきて、すごくネチネチ、ちょっとおかしいんじゃないかというくらいどうでも良いことを聞かれました(現金をいくら持っているか・・・きちんと1円の誤差もなく書類も持っているのに、もう一度計算しろとか、米ドル換算ではいくらなのかとか、ユーロなどもあったので、それも計算し直せとか・・・)。30分くらい、犬がいるのに、そこで足止めされましたが、その上司の人がちょっと席を外した瞬間に、元々の係の人が「今のうちに早く出て行って!ごめんね」って笑って通過させてくれました。上司の方はご機嫌斜めだったのね?って感じです。
もともとUnitedで飛ぶ予定でしたが、そのときは、PetServiceがコロナで停止中とのことで、やむなくANAにしました。うちの犬は、もともと機内に持ち込むにはちょっと大きいので、貨物室で運ぶという前提でした。
8月下旬で、まだ日中は30度を平気で超えるときに、犬たちと一緒の移動は不安でしたが、成田のANAでは、犬を連れていたら、ファーストクラスで受け付けてくれて「今は暑いですから人間が搭乗し終わって、最後のドアを閉めるギリギリのタイミングで犬たちを貨物室に運びます。それまではチェックインカウンターの近くにケージごとおいておき、係の人が頻繁にチェックしていますから大丈夫です(ネットをかぶせて万一に備えてくれました)」と、とても丁寧で優しく対応して下さいました。じわっときました。フライト中も、アテンダントの方が「ワンちゃんといっしょなんですね〜」と何も言っていなかったのに声を掛けてくれて「貨物室の中も、客室と同じ温度と湿度ですから安心して下さいね」と言って下さいました。
ケージには、直射日光下に置かないで と、日英語両方ででかでかと書いておきました。
もうすでにお調べとは思いますが、犬を入れるケージなどは大きさや材質に規定があることと、フライトの予約時に、犬の大きさ(身長?[地面から頭までの高さ]や、体重)の他に、ケージの大きさ(縦横奥行きのセンチメートル数と、重さ)が聞かれるので、事前に測定した上で予約の問い合わせをするとスムーズだと思います。航空会社によっても異なることがあるかも知れませんので、ご利用予定の会社に早めに問い合わせると良いと思います。
余談ながら、うちの犬たちはケージに入るのは問題ないのですが、飛行機の爆音に耐えられるかどうか心配でしたので、ちょっと練習(空港や滑走路の音をYouTubeで探して聞かせるなど)をしておきました。
税関を抜けるまで、Dog Room (犬をケージから出して休憩させたり、用を足すスペース)がなかった気がします。うちでは犬たちにマナーベルト(おむつ)をつけておきました。
ワンちゃんと一緒の移住は、自分のことだけでも大変なのに、いろいろご心配もあると思います。なにか他にも私にお答えできることがあれば、何でもお知らせ下さいね。