Happy Easter!!アメリカで初めて迎えた我が家のイースター☆

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こんにちは、Apricot です。 昨日はイースター!日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでは大事な祝日で、皆教会に行ったり、家族と過ごしたり、子供がいる家庭ではエッグハントなどを楽しんだりします。私たち夫婦も、昨日は妹夫婦とお義父さんと一緒に食事を楽しみました。あまり敬虔なクリスチャン一家ではないので、特に教会に行ったわけでもなかったですが…手作り料理を持ち寄ってのディナーは楽しかったです^^ 今日はせっかくなので、「イースターってそもそもどんな日?」という事や、アメリカでのイースターの習慣などをごく簡単にご紹介させていただきつつ、我が家のイースターディナーについてもレポートしたいと思います☆ イースターってそもそもどんな日? イースターは「復活祭」ともいい、キリスト教にとっては実はクリスマス以上に重要とされる祝日。 復活祭は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭。 ー出典:Wikipedia 復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。 ー出典:Wikipedia 今年は4月16日がイースター。大手スーパーや飲食店を除いては、多くのお店がクローズし、街は閑散としていました。私の夫の会社も、お正月は休まず営業なのにイースターの今日だけは休業。どれだけ重要な日かというのがわかりますね! そして、イースターの3日前にあたる金曜日(キリストが十字架にかけられた日)は「Good Friday」と呼ばれ、州によってはこのGood Fridayも祝日なんだそう。企業によっては、この金曜日から休業しているところもあるようです。 イースター関連イベントは、キリスト教といっても宗派によって祝い方は様々で、厳格な宗派だとイースター前に肉を絶つなどの習慣もあるんだとか(夫曰く「プロテスタントはそこまでしない」そうで、夫の家族はイースターだけをお祝いしていたそうですが)。イースター関連の重要な日をまとめたブログを見つけたので、リンクを↓にご紹介しておきますね。 参考 アメリカならこれだけ読めば大丈夫!イースター(復活祭)と関連する休日まとめてみた アメリカでのイースターの習慣 エッグハント&イースターバニー イースターといえば、家族でご馳走を食べる以外にも、生命の復活を象徴する「卵」を使った遊びが有名です。代表的なのは、「エッグハント」と「エッグロール」。 エッグハントは、カラフルにペイントされたゆで卵を、庭に隠して、子供たちが探す遊び。たくさん集めた子は賞品をもらえるんだそうです♪うちの夫も、子供のときにエッグハントをして遊んだそう。 今までそんな遊びを考えたこともなかったけれど、想像したら楽しそう!アメリカの一軒家はお庭も広いので探し甲斐がありそうですよね(笑)仮に庭がなかったり、天気が悪かったりしても、室内でも楽しめるのが良いところ。 また、「エッグロール」は、ゆで卵をスプーンなどで転がして、誰が一番先にゴールできるかを競う遊びなんだそう。これも将来家族が増えたら、絶対やりたい遊びの一つ(笑) ほかにも、イースターエッグや縁起の良いイースターバニー(うさぎ)をモチーフにした料理やデコレーションを楽しむ習慣があります☆イースターバニーは子だくさんなので、子孫繁栄を意味する縁起物なんだそう。 イースタームードで春をお祝い♪ イースターは復活祭ですが、同時に春の到来をお祝いする意味もあるようです。アメリカでは様々な宗教の人がいますが、必ずしもイースターはクリスチャンだけのものではなく、皆、春の訪れにワクワクしたようなムードに。 イースター前の1週間は、皆「Happy Easter!」と挨拶を交わしたりも。私がアルバイトしている飲食店では、よく小さな子供連れのお客さんが来るのですが、イースター前後は特に小さな女の子がカラフルなドレスを着て、頭にリボンを付けていたりして、とってもキュートでした☆ たとえばこんな春らしい黄色のドレスとか… 華やかな花柄ドレスも素敵♡ エッグプリントがイースターっぽいこちらも可愛い♡ こんな春らしいドレスに身を包んだ子供たちを見ているだけでも気分が上がってきます↑↑   我が家のイースターディナー さて、オトナな私たちは、エッグハントもイースターコスチュームもありませんでしたが(笑)、家族で集まって食事をしました。アメリカではクリスマスやニューイヤー、サンクスギビングなど、メジャーな祝日には家族で食事をするのが通例。イースターも然りです。 いつもは、レストランに食べに行くことが多い私たちですが、今回はポットラックをやることに。「Pot luck(ポットラック)」とは、いわゆる「持ち寄りパーティー」のことで、アメリカでもカナダでもパーティーでは定番です。 妹の指示で、私は「ジャパニーズフードかスイーツ」を、夫は「デビルドエッグ」を作ってきて!とのことだったので、うちでは朝から二人で料理タイム。 ▲私は、日本らしいものを作ろうと思って「手毬寿司」を作ってみました。といっても、うちの近くでは新鮮なお刺身は手に入らないので、なんだか「なんちゃって寿司」ですが(汗)ある物を駆使して何とかカタチに。 ▲こちらは、ヴィーガンの義弟用に作った野菜のお寿司。パプリカやアボカド、きゅうり、椎茸の佃煮で作りましたが、酢飯がうまく作れたからか、意外とどれも上品な味に仕上がって好評だったので良かったです◎ ▲そしてヴィーガンの義弟でも食べれるスィーツということで、ライスクリスピーを使ったお菓子にも挑戦。イースターにちなんで、鳥の卵に見立てたお菓子を作りました。夫のデビルドエッグは、時間がなくなってしまって撮り損ねてしまったのですが(汗)この後ご紹介します〜! ▲そしてここからは義妹が作ってくれた料理の数々。まずは野菜のディップとナチョス☆ ▲手前は「Redneck Sushi(レッドネック寿司)」。巻き寿司から連想しているのか、なぜか「寿司」と呼ばれているこの料理ですが、その正体は、チーズやターキーなどをトルティーヤで巻いたラップサンド。ハーブがほんのり利いた大人の味で美味しかったです♪ その奥はサラダと、夫の特製「デビルドエッグ」、それにスィーツやフルーツなどなど。デビルドエッグもアメリカの定番イースターディッシュで、卵の黄身をマスタードで和えた、シンプルながらもTastyな一品。夫くん、がんばって作った甲斐あって美味しかったです♡ ▲そして、こちらが絶品☆バッファローチキンディップ。酸味のあるスパイシーな「バッファローソース」で和えたチキンに、クリームチーズ、チェダーチーズ、ブルーチーズの3種類のチーズを加えてグリルした、なんとも濃厚な一品。 ▲そして、義妹はクリームサンドクッキーと、イースターバニーが乗ったカップケーキも作ってくれていました。なかには瀕死のバニーちゃんもいましたが(笑)可愛かったです。 義妹は料理がとても上手で、味もさることながら、これだけ作ってさぞ大変だったでしょと聞くも「全部で1時間ちょっとだよ」とサラリと言ってのけるのでカッコいいです(*´꒳`*) このあと、みんなでイタリアンジェラートを食べに出かけ、なんだか食べてばっかりの1日でしたw 家族と集まると、だいたい仕事やプライベートの近況をお互い話したり、たわいのない会話だったりするのですが、いつも義妹が適度に仕切ってくれて(笑)、でもみんなリラックスムードで居心地が良いです。本当は英語がもっと上達すれば、私ももっと会話にも入っていけるんだけどな…でも楽しいイースターを過ごすことができました☆   というわけで、今日はアメリカで過ごした初めてのイースターを取り上げてみましたがいかがでしたでしょうか? 日本にいたときはイースターとは名ばかりで、実際には「どんな日でどんな事をするのか?」アメリカに来るまでピンと来ませんでしたが、今回少しだけイースターを知ることができました☆ 子供がいるとまた違った楽しみ方ができそうで、今後が楽しみです。 それでは、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

アメリカに来て思う、私が英語ビギナーにカナダ留学をオススメする5つの理由

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こんにちは、Apricotです。 このブログの一番初めの記事で書かせていただきましたが、私は2011年~2012年の1年間、カナダのトロントに滞在し英語を勉強しました。厳密には、ワーキングホリデーを利用し、半年間は語学学校に通い、もう半年は主にパートタイムの仕事を経験。この1年間があったことで、そこから英語への道が開け、国際結婚からアメリカ移住、そして現在に至ります。 https://daysintheusa.com/profile-and-background/ 「なんで今更このテーマ…?」と思われる方も多いと思いますが、実はアメリカに移住してみて、改めて「カナダが特に英語ビギナーにとって最適な留学先」だったということを再認識した私。今日は、その5つの理由について書かせていただきたいと思います! ①英語が綺麗で聞き取りやすい もし、「語学留学」を考えている人で「よし、英語といえばアメリカでしょ!」と即断しようとしている人がいたら、ちょっと待って! 私がアメリカに移住してきてまず感じたのは、「アメリカには様々なアクセント(訛り)が存在する」ということ。日本でも関東や関西、九州や東北で訛りが微妙に違うのと同様に、一括りに「アメリカ英語」といっても、地域によってアクセント(訛り)はさまざま。特にここノースカロライナ州周辺の「南部訛り」はリエゾン(単語と単語の音が繋がること)が強いので、おそらく日本人にとって難しい英語の一つではないかと思います。 英語は、その地域に根差している限り必ずアクセント(訛り)は存在するので、アクセントに良し悪しも、アクセントが強いからダメとかいう事も全くありません。ただ、「全くの英語初心者が、突然ハードルの高いアクセントの地域で勉強しようとすると、とても苦労する」ことが想像できます。語学の上達には「聞き取り」が肝心なので、相手の言っていることが聞き取れないと、新しい単語を覚えることも、自分で発音してみることも、意味を捉えることも難しくなってしまうからです。 その点、カナダはなんといっても「日本人にとって英語が聞き取りやすい」!これは、英語ビギナーにとっては、英語を上達させるうえでとても有利なことです。 地理的あるいは歴史的な背景から、「カナダ英語」は「アメリカ英語」と「イギリス英語」の中間のようなアクセントを持っています。なので、一般的にアメリカ英語と比べると発音がはっきりしていて、比較的ゆっくりめ。かつイギリス英語よりもアクセントのクセが少ないので、慣れれば日本人でも聞き取りやすい英語だと思います。 そうは言っても、私も最初はほとんど何も聞き取れない状態からスタートしました。それでも、1年間で日常会話に問題がなくなる位までに上達できたのは、いま思うに、やっぱり「カナダ英語が比較的わかりやすく、自分のなかでどんどん吸収することができた」のが大きかったと思います。(耳から)覚えた言葉を自分で使ってみて初めて英語は自分のモノになるので、聞き取りのハードルが低いほうが、初心者にとってはそのサイクルをスムーズに回せるんです。聞き取れるようになれば、それだけで自信にもなりますしね! カナダにももちろん、西と東、あるいはケベック(フランスの影響が強い)で英語の違いは多少あると言われています。ただ、あくまで「日本人にとって一般的に聞き取りやすいのがカナダ英語」だというのが私の印象。 アメリカにももちろん、日本人にとってわかりやすい英語を話す地域(ニューヨークなど)はありますが、そうでない地域も多いので、アメリカ留学を選ぶ場合は、「そこで話されている英語」を事前によくリサーチしておきましょう。   ②英語が伸びる環境が揃っている もう1つ私がカナダをオススメする大きな理由は、カナダには「英語が伸びる環境が揃っている」ということ。これも、アメリカに移住してきて改めて感じたことです。 私がカナダで過ごした1年を振り返ってみると、ただ学校で缶詰になって勉強していたわけではなく、以下のようなことをいろいろと体験したことで、そのすべてが英語力向上につながったと思っています。 語学学校に通う アルバイトをする ランゲッジエクスチェンジに通う 習い事をする ホームステイをする チューターから英語を習う 親しい友人を作る 自宅でテキスト・映画などを使って勉強する これってごく当たり前のことのようですが、アメリカの場合、どこの都市でも同じことができるかというと、そうでもありません。そもそも、アメリカの場合はごく一部の大都市以外は「車」がないと行動できない場所が多いうえに、外国人に閉鎖的な地域もまだまだ多く残っています。いま私が住んでいるところが、まさにそんな感じ。 その点、カナダではトロントにせよ、バンクーバーにせよ、地下鉄やバス、ストリートカーなどの交通網が発達しているので、留学してきたその日から自分の身体一つで出かけることが可能。 また「移民の国」と言われるだけあって、ランゲッジエクスチェンジ(互いの言葉を教え合うこと)やホームステイ、チューターなどいわゆる「留学生のためのプログラム」が街中にあふれています。程よく都会で治安も比較的良いので、自分で「これがやりたい!」と思い立ったらすぐに出かけて、参加することができるんですよね。その結果として、人との触れ合いや友達も増えてくるので、ますます活動範囲を広げることができるんです。 繰り返すようですが、英語は覚えた言葉を自分で使ってみて初めて自分のモノになります。活動範囲が広がって、いろんなことを見聞きしたり話したりする機会が増えれば増えるほど、英語を覚える機会も使う機会も増えるので、英語の上達スピードはグンと上がってきます。 留学の目的にもよりますが、英語を短期間で上達させたい方は、絶対に「行動機会の多い環境」を選びましょう!! ③学費・生活費が良心的 さて「どこに留学しようか?」と考えた際に、無視できないのが「お金」の問題。学校にも通いたいし、ホームステイもしたいし、航空券代に保険に…と考えると、結構なお金がかかってきます。 私も当時、格安のフィジー留学からイギリスケンブリッジ大学の語学プログラムまで、かなりいろいろな国の留学プログラムを調べました。 当初憧れていたイギリスは、学費だけでも全体的に高く、おまけに物価も高いということで、正直、イギリスは資金的に諦めた経緯があります。また、アメリカもニューヨークやロサンゼルスなど、都会はものすごく学費も生活費も高いということが判明。 オーストラリアは学費はそれほどでもなかった気がしますが、物価は高いと言われていますね。その点、カナダは学費も物価も、他の国と比べるとなかなかリーズナブル! 実際、私が通った語学学校は、9:00〜15:00くらいまでの1日4コマの標準的なプログラムでしたが、半年間毎日通って、当時、約70万円の支払いでした。もしイギリスやアメリカで同内容のプログラムを受けたら、間違いなく100万を超えていたと思います。充実したプログラムをリーズナブルな金額で受けられるカナダはオススメ!生活費も、日本よりすごく安い訳でもないのですが、高くもなく、住みやすかったですよ☆ 最近はバンクーバーも物価が上がってきているようで、2011年当時とはもしかしたら状況も変わってきているかもしれませんが、カナダは総じてコストパフォーマンスの高い留学先だといえると思います。   ④働けるワーキングホリデー制度がある 私も利用した、ワーキングホリデー制度。カナダのほか、イギリスやオーストラリア、ニュージーランド、アイルランドなどの国では、一定の年齢以下の若者に、就労機会を与えるビザを発行しています。 この「働ける」ワーキングホリデーの存在も、カナダ留学をオススメしたい理由の1つ。 まず働くことで学費や生活費の足しにすることができるので、英語を出来る限り勉強したい人にとっては経済的に大きなメリットがあります。 また、それ以上に、海外で働くことで得られる経験はとても貴重。仕事を通じて生きた英語を学び、使う練習ができるのはもちろん、文化の違いや海外での就労観なども学ぶ絶好の機会。 実際、私もカナダでカフェやレストランのアルバイトをしたことで、ボスやお客さんから英語をたくさん教わりましたし、改めて自分の仕事観を見つめ直す機会にもなりました。そして、カナダで働いた経験が、帰国後のキャリアアップにも繋がったと思っています。 アメリカではワーキングホリデー制度がないため、留学中は(特別なプログラムを選択しない限りは)自由に就労することができません。 働くことが全てではありませんが、「英語上達」を目指すビギナーさんにはぜひワーキングホリデーで働くことをオススメしたいです!   ⑤外国人・日本人が多い さて、最後はちょっと意外かもしれませんが、カナダをオススメしたい理由の1つに、カナダには「外国人と日本人が多い」ことも挙げたいと思います。 カナダは「移民の国」といわれるだけあって、バンクーバーもトロントも、街行く人は実に人種も言語もさまざま。これが意味することは、「外国人にも開かれた社会」だということ。 英語が話せなくても冷たい目で見る人はほとんどいません。外国人にはゆっくり話してくれたり、「外国人との接し方」を知っている人が多いんですよね。また、外国人を雇うことにも慣れているので、仕事を探すのも難しいことではありません。英語ビギナーにとって、これほど寛容な国は他にないというくらい、カナダは外国人に優しい国なんです。 アメリカも、学校教育で嫌というほど「ダイバーシティ」(多様性)について叩き込まれているので、外国人に対して差別意識を露呈する人はほとんどいません。でも、かといって「ウェルカムでもない」というのがアメリカの雰囲気。今のトランプ大統領の施策がそれを物語っていますよね。 アメリカの場合は、カナダとは人種構成が違います。やはり白人と黒人が二台勢力なので、それ以外はどことなく「マイノリティ感」が否めません。ここノースカロライナなんて、道を歩いていてアジア人とすれ違う事なんて無いですからね…。どこに行っても「アウェー感」満載です(笑)今の私ならそんなアウェー感も気にしないでいられますが、英語ビギナーの頃の私だったら、怖気付いて何もできなかったかもしれません。。 そして、意外かと思われるかもしれませんが、カナダには「日本人が多い」こともメリットです。よく、「英語を勉強するなら日本人のいない環境が良い」って言いますよね。 確かに、せっかく留学しても日本人とばかり一緒にいては元も子もありません。しかし、日本人は害ばかりではありません。 英語を勉強していると、日々努力しているのにどうにも成長を感じられずにモヤモヤすることが多々出てきます。そんなとき、互いに労ったり、励まし合ったりできるのは最終的には日本人の友達。私はどれだけ、日本人の友達に助けられたことか!と、今でも感謝が尽きません。 また、「日本人コミュニティ」のウェブサイト(e-mapleなど)では、観光情報や売り買いの情報、引越し代行や仕事の募集など便利な情報がたくさん入手できるほか、ランゲッジエクスチェンジも日本人がある一定数いるからこそ成り立つもの。言ってみれば、カナダには、英語ビギナーをサポートする日本人のバックアップ体制が万全なので、これを利用しない手はありません。 Language Exchange(ランゲージエクスチェンジ)とは、互いに言語を教え合うパートナーシップのことをいいます。たとえば、英語を母国語とする人は日本語を教えてもらう代わりに英語を教え、日本語を母国語とする人は、英語を教えてもらう代わりに日本語を教えるというしくみ。 カナダのトロントでは、トロント大学の団体(JCSA)が主催する大規模なランゲージエクスチェンジがあり、私は定期的に通っていました。そこでは、毎回50人以上のカナダ人と日本人が集まり、グループになって会話をします。前半は英語タイム(英語を教える時間)、後半は日本語タイム(日本語を教える時間)という具合に実施。話すトピックは、その時々で集まる人によって自由で、世間話をする場合もあれば、特定の質問をぶつけ合うことも。あくまで集まる人によって内容が左右されるランゲージエクスチェンジですが、授業では習わないスラングや日常会話を学ぶのに効果的でした。 もちろん、個人的に外国人の友達と実施することもできますし、日本でも「Meetup」などでLanguage Exchangeを探すことができます。 ちなみに、私の住むシャーロットには、日本人は約500人住んでいると言われていますが、私が今まで日本人を見かけたのは、日本食レストランと、トレーダージョーズ(日本人に人気のスーパー)くらい(笑)ホントに、日本人はどこにいるんでしょ…っていうくらい、出会えません(涙)   というわけで、今日は語学留学先としてカナダをオススメする5つの理由をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? ほかにも、カナダは「治安が良い」点や、「地理的に近いアメリカやヨーロッパを旅行できる」点もメリットとして挙げられますが、まずは「英語ビギナーさんへのオススメポイント」ということで上記5つに絞ってご紹介しました。 きっと他の国にも、その国ならではの留学メリットがあると思いますし、留学の目的によって最適な留学先は違ってくると思います。今回は、超英語ビギナーだった私の個人的体験談として、これから留学を考えている方の一つの参考になれば幸いです! 最後に、私が帰国直後に旧ブログで綴った「トロントで得た10のこと」という記事もよろしければご覧くださいね。 参考 10 things I got in Toronto / トロントで得た10のこと それでは、また次回!今日もお付き合いいただきありがとうございました。

シャーロットでブルワリーを開拓中!ビール好き必見の体験レビュー①

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こんにちは、Apricotです。 こ こノースカロライナ州・シャーロットは、正直、大都会のようなお買い物スポットも少なければ、エンターテイメントも限られている街。 それでも、この街の大好きなスポットを聞かれたら、間違いなく私は「ブルワリー」を挙げると思います。 私たち夫婦はクラフトビールが大好き♡ おそらく、唯一の!?共通の趣味といっても良いかもしれません。 シャーロットには、なんと、約17ものブルワリーがあると言われていて、週末に1か所ずつ試すのが目下の楽しみ♪ そんなわけで、ローカルネタにはなりますが、私たちの「ブルワリー巡りのレビュー」を複数回に分けてお届けしていきたいと思います!   The Olde Mecklenburg Brewery まず訪れたのは、人気のブルワリー「ザ オールド メクレンバーグ ブルワリー」(通称OMB)。2009年、まだシャーロットに1つもブルワリーがなかった当時に一番最初にオープンしたブルワリーで、シャーロットのクラフトビールのパイオニアともいえる存在です。 どんなブルワリー? ここはずばり、ジャーマンスタイルのブルワリー。ドイツ暮らしの経験があるボストン出身の男性が、シャーロットにも「ジャーマンスタイルのクラフトビール文化を広めたい」と思い、立ち上げたのだそう。写真には写っていませんが、右側のほうにはオープンテラスが広がっていて、まさに日本のオクトーバーフェストを彷彿とさせるような解放感あふれる空間♪ 建物内も結構広く、この日もたくさんのお客さんで賑わっていました。席数も多くてテーブルも広いので、大人数でワイワイ盛り上がるのに最適です♡ ビールの種類も豊富!ここのビールは市販でも流通していて、時々レストランでOMBブランドのビールを取り扱っているところも。ここのブルワリーでは、席でオーダーをすることもできますが、通常はカウンターで注文してその場でお金を払うのが主流。 ビールとフードはこんな感じ☆ 夫はHORNET'S NEST(右)を、私は名前にそそられて(!?)FAT BOY(左)というビールをオーダーしてみました。HORNETSというと、シャーロットの人はまず地元のNBAバスケットボールチーム「Charlotte HORNETS」を連想します。と同時に、もともとの意味は「スズメバチ」の事なので、このスズメバチのような美しい黄色の色味と地元愛からこの名がついたのかなと勝手に想像。お味はほんのり甘みもあって飲みやすいビールでした。 一方のFAT BOYは、リッチでパンチのある味のなかにも、どこかチョコレートやカラメルの風味を感じさせる複雑な味わい。 フードもジャーマン風でソーセージがとっても美味!(見た目はほとんどポテトばっかですが笑)やっぱり「ビール×ソーセージ」の組み合わせは最高に幸せです♡ おすすめポイントはここ! ここのブルワリーは、やはり日本人にも馴染みのある典型的な「ジャーマンスタイル」を、ビールからも雰囲気からも体感できるのが嬉しいポイント。また、シャーロットのなかでは老舗のブルワリーなので、安定感のある味わいと品質も◎!初めての人にも親しみやすいブルワリーだと思います。 [googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3260.7674399516145!2d-80.88406198475462!3d35.187348480312494!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x88569f23974339db%3A0x87945c956da204ef!2sThe+Olde+Mecklenburg+Brewery!5e0!3m2!1sja!2sus!4v1491768493191&w=100%&h=50%] The Olde Mecklenburg Brewery 4150 Yancey Rd. Charlotte, NC (704) 525-5644 MON-THU : 11:00AM -...

[備忘録] アメリカに移住してからの3か月間を振り返って

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こんにちは、Apricotです。 アメリカ、ノースカロライナ州・シャーロットに移住してきて、早くも3か月が経過しました。3か月ちょっと前には、日本で仕事もして両親も近くにいて、渡米前の準備でただひたすらバタバタだったことを考えると、今の生活がまるで異次元のような(!?)不思議な気持ちになります。と同時に、この3か月が本当にあっという間過ぎてびっくり!です。 そんなわけで、今日はあまりお役に立つ情報ではないのですが(^^;…自分の備忘録も兼ねて、この3か月の振り返りと、英語学習者にとって気になる英語力のハナシ、そして今後の目標についても少し触れてみたいと思います! まずは3か月間を振り返ってみる この3か月、基本的に「グータラ主婦」をしていたので(笑)お恥ずかしい限りなのですが…ひとまずこの3か月を振り返ってみます!! 1か月目 1か月目は、まさに「新生活」ということで、とにかく家具や生活用品を揃えたり、銀行口座開設などの手続きをしたりと、生活をスタートさせることに注力した1か月でした。ちなみに、渡米して最初の1週間は時差ボケが酷くて、日中ずーっと眠かったです(笑) 家具や生活用品の調達 夫は1か月半ほど先に渡米していましたが、ずっと妹の家に居候していたので、私が渡米した時点ではまだ新居にはほとんど家具も揃っておらず。。きっと駐在でいらした方はもう少し金銭的な余裕がおありかと思いますが、私たちのような国際結婚での移住の場合だとあまりコストをかけるわけにもいかず、安いお店を吟味して調達(苦笑) 少しだけご紹介すると、シェルフやテーブル、収納用品はIKEAで揃えました。電子レンジなどの家電やキッチン用品、こまごました生活用品はWALMARTでほぼ調達。 もしソファをお探しの方は、Big Lotsがおすすめです!私たちは散々いろんなお店を見て回りましたが、通常3人掛けのソファだと$600~$1,000くらいするところ、Big Lotsでは同クオリティで$350~$600と最もコストパフォーマンスが高かったです♪ IKEAもそれくらいの価格帯で探すことはできますが、モダンなデザイン重視ならIKEA、クオリティ重視ならBig Lotsがおすすめといったところでしょうか(Big Lotsはアメリカのほとんどの州にあるようです)。 また、WALMARTで手に入るものでも、場合によってはAMAZONのほうが値段が安かったりするので、AMAZONでオーダーしたものも。洗濯機は高いので、近くのメキシカン系の中古ショップで購入し、ベッドも地元のアウトレット店で購入しました。 もし、移住にかかる初期費用にご興味がある方はこちらの記事もどうぞ☆↓ https://daysintheusa.com/moving_costs/ 移住後にやった手続き また、平行してやったのが手続き関係。 ソーシャルセキュリティーナンバー&グリーンカード 銀行口座の開設 ノースカロライナ州のID(身分証明証)の作成 グリーンカードとソーシャルセキュリティナンバー(SSN)は、通常は特に入国後に手続きしなくても、勝手に送られてきます(厳密には、入国前のビザプロセスの中でSSNを申し込む)。SSNはだいたい入国から2~3週間、グリーンカードは入国からおよそ1か月くらいで私の場合は届きました。ただ、私のように時々、SSNの手続きがちゃんと受付られていないこともあるようなので、3週間くらい経って届かない場合は最寄のソーシャルセキュリティオフィスに問い合わせてみたほうが良いかもしれません。 銀行口座と州のIDは、仕事をされる方は作っておくと便利です。ノースカロライナ州の場合は、ドライビングセンターでIDを発行してもらうことが可能。まだ州の運転免許を取得していなくても、「運転免許なし」タイプのIDを作ることができます。IDがなくてもパスポートで代用できるのかもしれませんが、私が仕事が決まったときには、雇用主から「パスポートよりも州のIDの方が良い」と言われたので、1枚あると便利かと思います☆ 参考 銀行口座とIDをゲット☆ | Everyday's a New day☆ 2か月目 1か月目も下旬~2か月目に差し掛かると、だいぶ生活にも周りの環境にも慣れてきて、気持ちにも余裕が。というより、完全にただの「グータラ専業主婦」になっておりました…(苦笑)渡米前の仕事や荷造りがバタバタだった反動で、なんだか渡米後、一気に気が抜けてしまい、夫もそんな私を理解してくれてしばらくゆっくりさせてもらっていたのですが…人生初の専業主婦は、おかげさまでストレスフリーだったものの、友達もいないなかで完全に退屈してしまいました(^^; シャーロットの交通事情と街の散策 退屈するにも理由があり、まずは何といってもシャーロットの交通の便の悪さ!…というか、これがアメリカ(大都市以外)の普通のことなんですが、とにかく車がないと出かけるのに非常に不便。 バスも電車(Lynx Light Rail)も一応はあるのですが、まだ新しいからかルートが張り巡らされていなくて、駅に行くのすら車がないとダメ。我が家ではまだ車が1台しかないので、平日は使うことができません。そうなると、出かけるのも億劫になってきちゃうんですよね…。 でも、やっぱり散策もしてみたい!ということで、2か月目に利用し始めたのがUBERとLyft。これで最寄の駅まで行って、駅からは電車でUPTOWNに行ったり、途中下車して散策してみたり…というのを何回か試してみました。以前ご紹介したラーメン屋、FUTOBUTAに行ったのもこの頃でした。 https://daysintheusa.com/uber_vs_lyft/ https://daysintheusa.com/futobuta_in_charlotte/ いずれ、シャーロットに住んでいらっしゃる方向けに、この電車(Lynx Light Rail)沿線情報なんかもまとめてご紹介できればと思っています☆ ブログ立ち上げに勤しんだ2か月目 そして、このブログを立ち上げたのも2か月目に突入するかしないかの頃でした。 以前からブログは書いていましたが、アメリカ移住を機に、本格的にWordpressでの新ブログの立ち上げに着手。最初は慣れなくてかなり手間がかかったので、今思えば、このヒマヒマなうちに時間をつぎ込んでおいて良かったなと?思います。 更新頻度は高くはないですが、おかげさまで読んでくださる方も増え、また自分のなかでも、ブログを通して良いインプットとアウトプットの循環ができているので、今後も自分のペースで続けていきたいと思っています☆ https://daysintheusa.com/profile-and-background/ https://daysintheusa.com/blog_1nonth_review/ 3か月目 さて、3か月目ともなると、さすがにグータラ生活にも張り合いがなく…このままではマズイ!(汗)ということで、ようやく重い腰を上げて仕事探しに着手。結果的にいうと、ちょうど先週から近所の飲食店でアルバイトを始めたところです! アメリカでの初仕事探し アメリカでの仕事探しは、思ったより難航しました…。 私がずっとチェックしていたのは、indeedというサイト。他にもMonsterやGlassdoor、Craigslist などもチェックしていましたが、私の住む周辺ではindeedが一番情報が多いサイトでした。 今はグリーンカードもあるし、一応、日本でもそれなりにキャリアは積んできたつもり。またカナダで一年働いた経験もあったので、正直、アメリカでも「日系企業ならうまく就職できるのでは」と楽観視していました。 ところが、ここシャーロットの日系企業の求人というと、エンジニアや会計士、旅行取扱有資格者、プロの翻訳家など、完全に「専門職」ばかり(;o;) 地元の日系派遣会社に相談したら、いまは日系企業といえど、現地化が進んでいて、ほとんど日本人に優位性のあるポジションはないのだそうです。 かといって、アメリカの現地の仕事を探してみても、1つのポジションに200人くらい応募がされている状況で競争率高すぎ!!(汗) 本当はバイヤーの仕事や貿易業務をやりたかったのですが、なかなか現時点では難しく、それなら近所のローカルなお店でまずはアルバイトしてみようかな、ということで、方向転換をすることに。 しかし、いざ自分が働いてみたいと思うお店にアプローチしてみるも、チェーン店はほとんどが「ウェブサイトからの応募」しか受け付けていなくて、実際応募しても、音沙汰ナシ…な状況が続きました。 やっぱり「アメリカでの仕事経験がない」のが痛手なのか?「外国人だから不利」なのか?…といろいろ考え、少々落ち込みましたが、幸い、飛び込みでアプローチした地元の飲食店がすぐに面接をしてくれ、一両日のうちに採用が決定! 本当に面白いもので、仕事が決まったその直後に、今まで応募したあちこちから面接の連絡が入りました(笑)私に言わせてみれば、「遅いよ!」の一言ですよ!(怒) 連絡をくれた中にはオフォスワークの仕事もあって、夫は「そっちのほうが給料良いんじゃない?」と言っていましたが、こういうのは「縁」で、こんな英語の拙い私でも気持ちよく真っ先に採用してくれた飲食店で私は働こうと決めました。 なにはともあれ、仕事が決まってようやく新しいステージの始まりです! ネコがやってきた! これは特に計画していたことではなかったのですが、我が家につい最近、新しいファミリーがやってきました♡ 名前はボルトくんです。 夫は前からネコを飼いたがっていて、私もネコは好きですが、ただなんとなく世話できるか自信がなくて、今まで先延ばし先延ばしにしておりました…。 でも、ついに先日、夫がadoptionサイトでこのボルトくんに一目惚れしてしまい、私も、「この子だったらいいかなぁ…」と思ってしまって、二人でボルトくんに会いに動物病院へ。 日本でもきっとシステムは同じなのかなと思いますが、アメリカではペットショップで入手する以外にも、「adoption」といって、保護団体や動物病院に保護された動物を無料または格安で引き取る方法があります。養子にする、ということですね。 このボルトくんは推定2歳なんですが、2年前に誰かが見つけて動物病院に届けた猫なんだそう。いわゆるノラ猫だったわけですが、adoption用の動物は、ほとんどが基本的なトレーニングや必要な予防接種に加え、去勢手術済みなので安心。 夫も私もネコを飼うのは初めてなので試行錯誤していますが、徐々に我が家にも慣れてきてくれているみたいでホッとしているところ。新しいファミリーが増えて、一層アメリカ生活も楽しくなりました♡   気になる英語力の変化は!? さて、ここで英語学習者にとって気になるのは、「3か月アメリカに住んだらどれくらい英語力は上がるの?!」ということだと思うので、英語のことについても少し触れておきます。 南部訛りに絶賛苦しみ中… 英語に関しても、1年ばかりカナダに居たくらいで、夫がアメリカ人というだけで、私は少々ノースカロライナをナメていたようです…。移住してきてビックリ!「地元の人の話す英語が全然聞き取れない!!(汗)」 ここの人たちの英語って、いわゆる「南部訛り」といわれていて、「リエゾン」が強力!音がめちゃめちゃ繋がって聞こえるので、私にとって一つひとつの単語の識別をするのがすごく難しいです。。3か月経って、さすがにスーパーでの買い物やレストラン、夫の家族との会話では耳が慣れてきましたが、先週、仕事で教えてくれるトレーナーの英語が最高にわからない類の英語で、もうアタマが真っ白に(涙)!! 夫も同じノースカロライナの出身ですが、海外で英語を教える経験が長かったからか、夫の英語はゆっくりでハッキリめ。夫と話していても、「南部訛り」の練習には全くなりません(笑) でも、こうして「南部訛り」の洗礼を受けていることで、テレビを見ていて逆に「カナダの英語」や「ニューヨークの英語」は以前よりもかなりハッキリ聞こえるようになりました。イメージでいうと、「TOEICの英語ならほぼストレスなく聞こえる」レベルだと思います。しかし、現実は誰一人として、TOEICのような英語を話してくれる人はおりません(涙) なので正直なところ、「英語力が伸びた」かどうかと言われると実感に乏しいところですが、とりあえず、完全に英語漬けの状況に置かれることだけでも、耳は少しずつ慣れてきているのだと思います(思いたいです)。 人と話すことで初めて英語は伸びる事を再確認 「実感に乏しい」というのも、まぁその筈で、正直に白状すると…実はこの3か月間、ほとんど「英語の勉強」なるものはやっていませんでした…(汗)なんだか、時間があればあったで、ついつい勉強は後回しになってしまって…。。。そして、「あぁ、これが何年アメリカに住んでも英語が伸びないってやつだな」と実感! なぜなら、テレビを見ていて、夫に知らない単語を教えてもらっても、次の瞬間には忘れ去っていますし、普段の主婦生活をやっているだけでは、せいぜい近所の人と買い物時にちょこっと言葉を交わす程度。インプットもアウトプットもない状況では、耳は多少慣れても、英語力は伸びるはずがないですよね。。 でも、3か月目にして仕事を始めたことで、ようやくまた「英語のスタート地点」に立つことができたように思います。いまの仕事は、完全にローカルなスタッフばかり。1週間働いただけですが、わからないと必死になるし、やはり言い回しや単語一つにしても、人が実際に使っているのを聞くことで「そういう言い方があるんだな」とか「そういうニュアンスで使うんだな」というふうに頭に残っていきます(インプット)。 そして、今度は自分で実際に使ってみることで、完全に自分のものにすることができます(アウトプット)。 自分一人でも、インプットやアウトプットの練習は可能だとは思いますが、やはり人と話すことが、英語力向上の近道なんだと実感しました。状況が許す方は「現地での仕事」がおすすめですが、そうでない方も、現地の「学校」に通ったり、「習い事」するだけでも絶対チカラがついてくると思います!!   3か月を終えての感想と今後の目標は さて、ここまで読んで下さった方は、私のグータラ生活に絶句してらっしゃるかもしれませんが(汗)、3か月を振り返ってみて、ようやく遅ればせながらではありますが、少しずつ「地に足がついてきた」実感があります。それはやはり、仕事を通じて「社会の一部になる」ことができつつあるからだと思います。 今のところの目標は、「半年後には仕事で一人前になっている」こと。アルバイトなので大した仕事ではないのですが、やっぱりこの仕事で一人前にならなければ、次のステップはないという危機感があります。それには、苦手な「南部訛り」の英語も克服しなければならないですし、単語力も増やしていかないといけないのですが、あまり自分で自分を追い込み過ぎず、気長に、でも着実にがんばっていこうと思います。一年後には、外国人であることの疎外感を感じることなく、のびのび生活できてたらいいなと願うばかりです!   というわけで、ツラツラと思うがままに書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか? アメリカ移住生活は簡単ではないこともありますが、先は長いので… 「とにかくめげないこと」 が一番かな、と自分のなかでは思っています。もし同じように移住してきた日本人の方がいらっしゃれば、ぜひお互いがんばっていきましょう! それでは、今回もありがとうございました☆

アメリカのレストランはここが違う!知っておくと便利な英語フレーズもご紹介☆

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こんにちは、Apricotです。 アメリカに来てから週に1〜2回は外食を楽しむ私たち。アメリカには、高いお店ばかりでなく、気軽に楽しめるカジュアルなレストランがたくさんあります♪ アメリカのレストランも日本と大きくは変わりませんが、それでも「日本と違う点」がいくつかあり、良いなと思うこともあれば、未だに慣れずに困惑することも。。 今日は、(アメリカといっても地域差があるかもしれませんが…)私がここノースカロライナ州に移住してきてから感じた、「アメリカのレストランが日本と違う点」を、使える英語フレーズを交えながらご紹介してみたいと思います☆ 一長一短!?のサーバー固定制とチップ制度 アメリカのレストランといえば、サーバーがテーブルごとに決まっているのが特徴的です。というのも、レストランの会計時に払う「チップ」はサーバーの重要な給料になるので、チップの配分計算がややこしくならないためにも、基本は決まった1人のサーバーがテーブルを担当するのです。 このサーバー固定制とチップ制度は、レストランを利用するお客側としては、一長一短といったところ。 メリット 1人のサーバーが一貫して責任を持って担当してくれる チップ額に反映されるため、サーバーはとてもフレンドリーに接してくる オーダー間違いなど粗相があったときのケアが手厚い チップの金額で、サービスの良し悪しをフィードバックできる レストランに案内されると、サーバーは通常笑顔で近づいてきて、「My name is ○○. I will be taking care of you!」(皆さまを担当する○○です)と名前を名乗ります。そのサーバーが最初のオーダーからお会計までを一貫して担当するので、「忙しくて誰も注文を取りに来てくれない」とか、「さっき誰かに追加注文をお願いしたのに、誰だったか忘れちゃった」みたいな事がありません。サーバーはあなたが何をオーダーして、いつサーブしたかもすべて把握しているので、おかわりを勧めるタイミングもバッチリ。 もちろん、サービスがチップに反映されることを知っているので、愛想よく振る舞ってきますし、仮にオーダーを間違えたなど、粗相があったときのケアも日本より手厚いです。オーダーしたものと違うものがサーブされた場合、アメリカでは正しいものを作り直してくれるのはもちろん、お客が怒っていなくても、「お詫びのディスカウント」がついてくることが多いです。もちろん、間違えて作った料理もフリー。 私たちも、何度かこういったシーンに遭遇しましたが、毎度、頼んでもないのにディスカウントしてくれたりとか、責任者が謝りに来たりとか、お客になんとか満足してもらおうという姿勢が顕著で驚きました。ある意味、それでお客が満足することを知っている、合理的なアメリカらしいシステムです。 また、通常は特に良くも悪くもない接客が多いですが、サービスがとりわけ良かったときや、とりわけ悪かったときに、チップの金額で感謝の気持ちを伝えたり、怒りを伝えることができるのも、チップの良い点だと思います。 デメリット 担当サーバーが取り込み中だと、ずっと待つハメになる チップ自体が高い 大した接客でなくても、ある程度のチップを払わないといけない チップの計算が面倒! 一方、デメリットとしては、そもそもチップ自体がえらい高いです。アメリカでは一般的にチップはだいたい食事代金の15%~20%。なかなかバカにならない金額ですよね。大した接客でもないのに、一応はマナーとして15%程度は払わないといけないので、どうも日本人からすると高くつくように思ってしまいます。 だいたい、チップの計算も毎回面倒。。適当に計算すれば良いだけなんですが、やっぱり毎回「どれくらいにしよう?」と考えないといけないこと自体が面倒だと感じてしまう私。 また、日本だと近くにいるサーバーに声をかければ良いのですが、アメリカだと担当するサーバーが近くにいない場合、来るまで待っていないといけません。頼みたいときに頼めないのが不便なのも、このシステムのデメリットだといえます。   ノンアルコールドリンクがおかわり自由♡ アメリカのレストランで私が大好きなのが、このおかわり自由システム!! まず、ファーストフード店では、必ずといって良いほどドリンクバーコーナーがあるので、いちいち「アイスティーのレギュラーサイズをください」などと具体的に頼む必要はありません。サイズだけを指定すれば、カップを渡され、あとはドリンクマシーンで好きなものを好きなだけおかわりできるしくみ。 通常よく用意されているのは、Coca Cola、Sprite、Dr. Pepperなどのほか、Sweetened tea(砂糖入り)とUnsweetened tea(無糖)も定番です。お水が欲しいときは、「Just water,...

苦労も喜びもひときわ!?国際結婚した私たちのウェディング事情

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こんにちは、Apricotです。 もうすぐ結婚して2年になる私たち。今日はふと、自分たちのウェディングを振り返って、「国際結婚ならではの苦労もあったけど楽しかったなぁ」と思い出すことがあったのでブログにしてみました。 いまや日本でも国際結婚は珍しくなくなり、まわりに国際結婚したご友人や知り合いも多いのではないでしょうか。私の夫もアメリカ国籍。私たちは2年前に日本で入籍し、その半年後にハワイで結婚式を挙げました。 「国際結婚ウェディング」というと、いいなぁと思われる方もいらっしゃるかもしれません。 けれども、「ウェディング」って夫婦にとって最初の共同作業となるビッグイベント。日本人同士のカップルだって、山あり谷ありを経て当日を迎えるわけです。 国際結婚ともなると、国をまたぐだけあって、どこで式を挙げるの?という問題から、誰を呼ぶの?宗教は?言語は?しきたりは?…と、日本人同士とはまた違ったことまで検討しなければなりません。 私たちにとって、ウェディングまでの道のりは決して平坦なものではなく…むしろ、結婚生活で最初で最大の試練でした(苦笑)それでも今となっては、苦労してでもウェディングをやって本当に良かったと心から思っています。 そんなわけで、今日は私たちのウェディングを振り返って、国際結婚ウェディングで何が大変だった!?という事や、私たちのウェディングは実際こうなった!というお話、そして終わってみて、良かったと思うことを回想してみたいと思います☆ 国際結婚ウェディングならでは?!の大変だったこととは それでは早速ですが、今だから笑って話せる(笑)私たちのウェディングでの苦労したポイントをご紹介したいと思います! ① 英語対応可のウェディングプランナーが見つからない ウェディングを思い立ったら、日本ではプロデュース会社を探すのが一般的だと思うのですが、ここで早くも直面しました、言葉の問題。 私たちは日本に住んでいたので、私がプロデュース会社を探して相談予約をしていました。このときの私の希望は「英語が話せるプランナー」。なぜなら、やっぱりウェディングは二人のイベントなので、夫にもわかるように進めたかったのです。 ところが、英語対応可のプランナーさんって本当にいないんですよね。電話では「少し話せる者がいるので」と言われていたのに、会ってみると「やっぱり基本は日本語でお願いします…」と言われてしまう始末。。 これだけ国際結婚が増えているのだから、そういう「ニーズ」は確実にありそうなものなんですが(完璧な英語でなくても良いんです!)…当時、東京で探しても全くといって良いほど見つからなかったのがとても不思議でした。 結局、英語対応可のプランナーありきで探していては埒があかなかったので、普通に日本語で説明してもらって、私が夫に通訳することに。 でも、日本語で説明されている間、夫は蚊帳の外ですし、私が通訳することで時間も倍かかるので、やっぱり英語対応可能なプランナーさんが今後増えていくことを期待!   ② アメリカのウェディングスタイルがよくわからない 日本って、ウェディングプランがものすごく豊富ですよね。全部がパッケージになっていて、最近では街中でフォトを撮るプランや、ビーチウェディングなど、より「おしゃれ」なスタイルも増えてきて魅力的! でも、ふと思うわけです。「アメリカの結婚式のスタンダードってどんな感じなんだろう!?」 私たちのウェディングには夫の家族や友人も参列するので、あまりに日本的なスタイルに偏り過ぎるのも考えものだと思っていました。神社で挙げる結婚式など、日本の伝統に則っていれば話は別ですが、中途半端にチャペルで式を挙げて、それが変に日本風にアレンジされたものだったら、逆に失礼にもなりかねません。宗教が異なる場合はなおさらです。 また、披露宴のスタイルや、しきたりなども気になるところ。私はアメリカの結婚式には参列したことがなかったので、さっぱりイメージが湧かず。。夫に聞くも、「よくわからない。ファーストダンスとか?」…って、やる気あるのか!って感じで(怒) そこで、ネットでいろいろとアメリカのウェディングについて情報を集めました。 参考   American Wedding Traditions 参考 アメリカの結婚式は一味違う!いつか来るかもしれない結婚式に備えよう! アメリカの結婚式というと、やはりブライズメイドやグルームズマンなどが代表的ですが、全体としては、日本ほど「こうあるべき」という「型」は少なく、個人のスタイルによって自由でOKなのはありがたいところ。ただ、夫の家族が「どの程度宗教やしきたりにこだわりがあるのか?」などは、よくよく夫に確認しました。 日本人同士なら、ある程度イメージを共有しやすいと思うのですが、国際結婚の場合は、どちらの国のスタイルでやるのか?折衷案の場合はどうミックスさせるのか?など、互いの国のしきたりを知ったうえで、自分たちのスタイル決めなければならないところが、まずは大きなポイントだと思います。   ③ 日本とは違う?!現地のウェディング会社 私たちの場合、「場所はハワイにしよう」というのは割と早い段階で決まっていましたが、プロデュース会社選びには結構時間がかかりました。 というのも、日本のプロデュース会社だけでなく、「現地(ハワイ)のプロデュース会社」を探す、または「自分たちで直接全部手配する」という選択肢も考えていたからです。 日本のプロデュース会社は全部がパッケージになっている便利さの裏に、要らない物まで組み込まれていたり、手数料や持ち込みがチャージされたり、とにかく高い! それならばと、せっかくアメリカ人の夫もいるわけだし、アメリカ側で手配しちゃえば安いんじゃない?!と思って、コンタクトをいろいろ取っていた私たち。 ただ、結果的には上手くいきませんでした。まずはレスポンスの悪さ。海外在住だからか、単純に忙しいのか、とにかく現地のウェディング会社の返事の遅いこと!もしかしたら、大したお金にならなそうだと軽くあしらわれてたのかもしれません(海外ではありがち)。 また、アメリカには、日本のように全部が丸ごとパッケージになったようなプランは多くありません。自分たちの希望を伝えていかないといけないのですが、メールだけで全てを伝えることにも限界を感じ、現地のプロデュース会社案は行き詰まってしまいました。 あとは、自分たちで全てを手配する案。これは、当時の同僚にも「安く済むよ」と勧められていました。 教会やホテルには、実際に空きを問い合わせたり、仮予約を入れたりしましたが、いずれもやり取りは問題なくスムーズにいきました。 ただ、不安があったのが、移動に必要なリムジンの手配や、カメラマンの手配、ケータリングの手配など。予約するだけなら良いのですが、海外の業者にトラブルはつきもの。 当日の運営をぶっつけ本番で成功させるには、やはり当日コーディネーターのような役割の人が必要だし、当日になって抜け漏れが出るのが恐くて、とても自信が持てず。。一度経験した今ならできたかもしれませんが、日本からいきなり全部を自分たちで手配するのはやはり敷居が高かったです(苦笑) 結局「安心」を第一に、日本のプロデュース会社にお願いすることにしたのでした。 ④ アメリカの家族の複雑な事情 一番苦労した点、それは「ゲスト」でした。 日本でも、いろんな事情のある方はいらっしゃいますし、何が正しいというのはありません。ただ、私のなかでは、「家族の結婚式には、親や兄弟は何が何でも行くもの」だと思っていました。実際、ありがたいことに自分の家族はそうだと暗に知っていたからです。 しかし、夫の家族は最初そうではありませんでした。理由はいろいろあるのですが、一つは夫の両親が離婚していること。 これは夫に限ったことではなく、北米では離婚率がとても高く、カナダでは2組に1組、なんと半分が離婚しているという統計もあるくらいメジャーなことなんです。 なので、北米ならではの事情といえるかもしれませんが、「お義母さんを呼ぶとお義父さんが来たがらない」とか、「お義母さんの再婚相手も呼ぶべきか」などいろいろ厄介なことが続きました。 おまけに、場所がハワイ。確かに遠いのは事実。ただ私たちとしては、日米から公平な距離の場所、かつハワイもアメリカなので、パスポートや言葉の心配をしなくて良い事などを考慮したつもりなのですが、アメリカには海外に出た事のない人が日本人以上に多くいます。夫の家族もその部類の人たちで、特に義理の父は、ハワイという場所に駆けつけることを億劫がっていました。 日本でも、年配であればなおさら、長時間のフライトや慣れない土地に対抗を感じる人も多いのは理解に難しくありません。でも、この時は、夫家族のこの煮え切らない態度にイライラしてしまって、これで何度夫婦喧嘩をしたことか!一時は、新郎側が誰も来ないなら、いっそウェディングをやめようかとも思ったくらいです。 結果的には、全員が参列してくれて本当に感謝感謝でした。アメリカ人が全てこうではないですが、「お国が違えば家族事情も違う」ということは国際結婚ではあり得ることだと痛感しました。   ⑤ 「何でも良い」しか言わない夫にイライラ 最後は、国際結婚に限ったことではないのですが、印象深かったのでおまけで(笑) 時々、ウェディングに対してとても積極的な新郎も耳にしますが、なんとなく半数以上のカップルは、「新婦主導型」なんじゃないかと勝手に思っています。 それはそれで良いのですが、新婦だって初の体験なわけで、わからないことだらけ。テーブルクロスの色1つだって散々迷うこともあるわけです。私も式場から細かなアイテムのディテールまで迷うことが多くて、夫によく「何が良いと思う?」と相談していたのですが、夫の答えはたいてい「何でも良いよ」の一言。。 何が良いか分からないから相談してるのに、「何でも良いよ」というこの無関心な返事が一番腹が立ちませんか??(笑)これで、私たちはしょっちゅう喧嘩していました。 でもある日気づいたのは、夫は「何が良い?」というクエスチョンに弱いということ。自分の趣味以外こだわりが少ない夫にとっては、純粋に何でもOKで、何かコレといったものが思い浮かばないだけだったのです。 そこで、二択に絞って「どっちがいい?」というふうに聞き方を変えたところ、「AとBなら、Aが良い」と選んでくれるようになりました(笑)理由があるときもあれば、フィーリングで選んでいるときもありますが、とりあえず優柔不断な私にとっては、最後に夫の後押しがあるだけで助かるのです。 以後、ウェディングに限らず、相談するときはこのパターンで相談するように。もし、旦那様の「何でも良いよ」にいつも腹が立つ奥様がいらっしゃれば、ぜひこの方法を試してみてください(*´꒳`*) 私たちのウェディングはこうなった さて、国際結婚にありがちな!?苦労した点を挙げてきましたが、最終的に「私たちの場合はこうしたよ!」というのをご紹介したいと思います。 場所 悩みに悩んで決めた式場は、ハワイにある「イリス・オーシャンフロント・ガーデンヴィラ(旧ハウス・オブ・イリス)」! チャペル有、ガーデン有、そして海も有!の三拍子揃った「邸宅」です♡ 私たちは今回、身内だけの少人数でやることにしていたので、リラックスできるプライベートな空間をイメージしていました。また、個人的に式場からレセプション(披露宴)会場へせわしなく移動するのは好きじゃなかったので、同じ会場で式もレセプションも出来たらいいなと。 そこで行き着いたのが、「邸宅」でした。ハワイには、ほかにもウェディングできる邸宅がいくつかあるのですが、どこも1日借りるだけで、場所代だけで100万とかべらぼうに高いのです(汗) でも、ここは通常の式場と同じ価格帯(基本料は確か当時26万位)で借りられるので、すごくお得だと思いここにしました。   ウェディング会社 先にお話したとおり、プロデュース会社も散々悩んだ私たちですが、最終的には、「イリス・オーシャンフロント・ガーデンヴィラ」を決めた時点で、運営会社だったベストウェディングに落ち着きました。 結果的には、日本のプロデュース会社にお願いして大正解でした。式の打ち合わせも何回か重ねて、細かい擦り合わせもして安心して当日を臨めたのは、やっぱり日本の会社なだけのことはあります。 それから、当日良かったと思ったのは、「メイクを日本人のアーティストさんにしてもらえたこと」と、「現地スタッフが日英対応可能」だったこと。 メイクは日本人好みのナチュラルメイクにしてもらえたので、本当に良かったと思いました。現地のアーティストだったら、アメリカ人風のガチメイクになっていたかも(汗) そして、現地スタッフが日英バイリンガルだったことも、国際結婚カップルにはありがたい事でした。スタッフはほとんど日本人でしたが、英語もバッチリで、夫の参列者にも手厚くケアしてもらえてとても助かりました。   ドレス&タキシード ドレスとタキシードは、プロデュース会社のものだと高価なので、別途日本でレンタルしました。 数か月前に二人でレンタルショップに行って、それぞれ試着したのですが、ここでうっかり! そのレンタルショップでは、夫婦で着替えられるように、夫婦揃って同じ部屋に通される仕組みになっていました。私は何も知らず、普通に「ねぇ、このドレスどう思う?」と試着姿を披露。 ところが、これってアメリカではNGだったんですね…(苦笑)あとから、夫が「アメリカでは式の前に花嫁のドレス姿を見るのは縁起が悪いんだよ」とポツリ。えー知らなかった!(;o;)…と後悔するも後の祭り。アメリカにそんなジンクスがあったとは知らず、彼には申し訳ないことをしちゃいました。。 また、夫も夫で、日本でレンタルしようと思うと合うサイズがない!という問題に直面。。これはどのウェディング会社で借りても同じで、外国人サイズってなかなか用意されていないことが多いのです。 なんとかサイズを取り寄せてもらったりして、合うものが見つかったのですが、いざ式の1週間前に最終試着してみると、ベストがパッツンパッツン!(笑)「これ以上、上のサイズはないんです…」とお姉さんに言われ、慌てて楽天で特注サイズのベストをオーダーしました。 これがサイズぴったりだったので結果オーライでしたが、サイズ問題は国際結婚ウェディングあるある…かもしれませんね(^^;   招待状 国際結婚ウェディングの何が面倒かといったら、何でもかんでも日英2か国語が必要だということ!招待状もしかり、です。 招待状に日英両方を載せるのもアリだと思いますが、それだとキツキツになってしまうので、私たちは同じデザインで、日本語バージョンの招待状と、英語バージョンの招待状を作りました。英語は英語の書き方があるので、これもネットでいろいろ文章を探しましたね…。 ただ、夫側のほうは、招待状はあくまで形式的なもので、実際には事前にメールで個別にコンタクトして、出欠もメールで夫がとっていました。   結婚式 結婚式は、イリス・オーシャンフロント・ガーデンヴィラのチャペルで(ちなみに、ここはガーデンで式を挙げることもできます☆)。 宗教 通常のキリスト教(プロテスタント)スタイルで行いました。夫の家族はクリスチャンなものの、そこまで厳格でなかったので良かったのですが、宗教に厳しい家柄やカトリックの場合はスタイルに注意したほうが良いかもしれません。 言語 言語は「英語だけ」か、「英語の後に日本語」かを選べましたが、私たちは「英語だけ」にしました。最初は日英が良かったのですが、確か日本語が続くと式が長くなってしまうとかで、英語だけを勧められた気がします。でも、式の内容って大体察しがつくので、英語だけでも特に日本側の参列者には問題ありませんでした。   披露宴 レセプションはガーデンで☆ 心配していたお天気にもなんとか恵まれ、芝生のうえで円テーブルを2台並べた着席スタイルでレセプションを行いました。アメリカだと、立席スタイルというのも多いのだとか。 ケーキカット&写真撮影 ケーキカット、ファーストバイト、写真撮影などはアメリカにも習慣があるので、私たちも日本と同じようにやりました。 料理 お料理は、プランのなかに用意されていた、現地の有名なレストランのケータリング。「ケータリング」というと、簡易な出前!?っていうイメージがありますが、必ずしもそうではありません。いわゆる出張シェフみたいなシステムで、きちんとしたフレンチのフルコース料理が出てきます。 アメリカ人はお肉もお魚も好きな人が多いので、フレンチコースは喜んでもらえました♪ただ、アメリカ人には「ヴィーガン」(完全菜食主義)の人も多いので、通常のアレルギーに加えて、ヴィーガンかどうかというのも確認しておかなくてはなりません。 ファーストダンス 食事のあとは、ファーストダンス☆ アメリカでは必ずと言って良いほど、ウェディングではダンスを踊るようで、こだわりゼロの夫も、ファーストダンスだけはイメージの中にあったようです(笑) 私も日本式の余興はあまり好きではなかったので、ここはアメリカ式でファーストダンスを採用☆私の家族は恥ずかしがっていましたが、夕暮れのなか、夫婦の私たちだけでなく、ゲストも皆思い思いにダンスを楽しめたのは素敵な思い出になりました。 私たちはダンスが苦手だったので、1か月くらい狭いアパートでYouTubeを見ながら夜な夜な練習したのも今や懐かしい思い出です(笑) 司会進行&退場 ちなみに日本ではプロの司会者が必ずいて、プログラムがガッチリ組まれていますが、アメリカの場合は司会者を立てないことも多く、わりとゆるく進行していきます。ファーストダンスも、夫がマイクを取って、「皆、踊ろう!」と呼びかける感じです(笑) ちなみに、「最後の新郎新婦の退場」もアメリカと日本では若干異なります。日本では、新郎新婦が出席者をお見送りするのが通常ですが、アメリカの場合は、皆に見送られて新郎新婦が真っ先に退場します。 夫も「新郎新婦が最後まで残るなんて変だよ」と言うので、私たちも華々しく退場しました(笑)が、これの問題点は、持ち込んだ装飾類やお酒などを、全部ゲスト(家族)に持って帰ってもらわないといけないということ…。日本人の私としては、ちょっと申し訳ないなぁ…という気持ちで一杯でした。   引出物 「ご祝儀」と「引出物」という概念も、アメリカだと少し異なります。 アメリカではお祝いとしてお金をあげることもありますが、たいていはギフトを贈るのが習わし。そして、新郎新婦はレセプションで食事をご馳走するので、基本、引出物はありません。正直、過剰なご祝儀も引出物もないので、すごく合理的なシステムだと思います。 ともかく、私たちの場合は、今回ゲストが遠方から来てくれるので、ギフトもご祝儀も辞退し、引出物も無しのシンプルな方法で進めました。引出物がないのには違和感もありましたが、海外の場合は荷物になっちゃいますしね。 そこで、気持ちばかりですが用意したのがミニギフト。 参考 Personalized M&M's このM&M'sのオーダーメードサービスは、アメリカ国内限定。ちょうどハワイだったので、事前にホテルに届くように手配していました。 自分たちのイニシャルや日付、ウェディングにまつわるマークなどを選んでプリントできるので、当日のお土産としてはもちろん、日本に持って帰ってお土産や内祝いとしても喜んでもらえました☆   さいごに さて、私たちのケースをもとに、国際結婚ウェディングについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 入籍後、毎日一緒に生活するようになって、ただでさえお互いのイヤな部分も見えてきてイライラするのに、そこに言葉の問題や、センシティブな家族の問題も重なって、ウェディングまでの半年がこの2年の結婚生活のなかで、最も派手に喧嘩した時期でした。 でも、ウェディングをやったことで、お互いの家族が顔を合わせることができ、私たち夫婦にとっても「結婚した実感」を感じることができたのは、思っていた以上に意味のあることでした。 また、言葉や文化のハードルがあるからこそ、二人であぁでもない、こうでもないと言いながら何かを成し遂げたことは、夫婦の絆を強めることにも繋がったと思います。 このブログを読んでくださっている方は、既に結婚されている方も多いとは思いましたが、もしこれから国際結婚される方やハワイウェディングを検討されている方がいらっしゃれば、この記事が参考になれば幸いです☆ それでは、今回もお読みいただきありがとうございました!

Southern Foodってこんな感じ!アメリカ南部に来たら一度は食べてみたい一皿☆

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こんにちは、Apricotです。 今日は、せっかくノースカロライナに住んでいるので、私がこっちに来てから出会った、アメリカの南部らしい料理をご紹介したいと思います! そもそも、南部ってどのあたり!?といったことから、代表的な南部料理、そして気軽に南部料理を楽しめるレストランなどもご紹介しますよ☆ Southern Foodって? アメリカ南部ってそもそもどこ!? 皆さんは「アメリカ南部」と聞いてどこをイメージしますか? アメリカに移住して来る前は、私はなんとなく「フロリダ?」っていう程度のイメージしかありませんでしたが、Wikipediaによると、下の地図のように「南部」って実は結構広範囲。 Dark red states considered Southern; medium red usually considered Southern; striped states occasionally considered Southern. 濃い赤が「南部」と考えられている州、赤がたいていの場合「南部」と考えられている州、そしてストライプが場合によっては「南部」とされることもある州。 ちなみに私が住んでいるノースカロライナ州は、濃い赤が塗られている、一番右上の州になります。ギリギリ、「コアな南部の州」なんですね。 本当は、「南部料理」というとルイジアナ州とかもっと南部の地域が本場なんでしょうが、ノースカロライナでも、「ソウルフードといえばSouthern Foodだよね」といった意識が強く、とても身近な存在です。 「南部料理」の特徴3つ 「南部料理」は、ネイティブインディアンやイギリス、スコットランド、フランス、アフリカなどの様々な地域の料理が、歴史の変遷のなかで織り交ざってできた料理だと言われています。細かく見ると色々な定義があるのでしょうが、私が思う、Southern Foodの特徴はズバリ次の3つ! 基本はファーマーズ田舎料理 ピリ辛ケイジャンスタイル なんでもとりあえずディープフライ! 基本は、チキンやポークなどの肉料理が中心で、それにビスケット(ケンタッキーのようなパン代わりになるビスケットですね)やコーンブレッド、チーズやバターを使ったサイドディッシュが多く、昔ながらの「牧場の田舎料理」っていう感じがします。 ただ、メキシコなど南米の影響もあってか、スパイシーな味つけが多いのが特徴。なかでも、パプリカやチリ、ガーリックやオレガノなどをミックスさせた「ケイジャンスパイス」を使った料理が有名です。 《ケイジャンはCajun》米国南部ルイジアナ州の料理。タバスコやチリなど辛いスパイスのきいているのが特徴。 ケイジャンは、米国のルイジアナ・メーン両州に住む、カナダ南東部の旧フランス植民地のアカディアから移住してきたフランス人のこと。 出典:コトバンク さらに、南部料理の特徴は「なんでも、とりあえずフライにしてしまう」ということ(笑)! 以下でご紹介しますが、フライドチキンに始まり、フライドオクラ、フライドハラペーニョ、フライドピクルスなどなど…日本では、「え、そんなものまで!?」と思うような食材まで油で揚げてしまうんですよね^^; 南部の人たちは、フライが大好きなんです。 それでは、具体的にSouthern Foodを見てみましょう☆ Southern Foodをいろいろご紹介! フライドチキン まずは定番、フライドチキン。 ここ南部の人たちは、チキンが大好き♡まさにケンタッキーフライドチキンを思わせるような、食べ応えのあるフライドチキンが主流です。 でも、なんとなくこのフライドチキンは、レストランで食べるものというよりは、スナックとしてファーストフード店で食べるほうが多く、普段からフライドチキンばっかり食べているわけではありませんw 写真は、ここノースカロライナ州・シャーロット生まれのチェーン・BoJangle'sのフライドチキンとビスケット。   フライドピクルス 日本ではあまり馴染みのない、フライドピクルス。 「美味しいの!?」って感じですが、いわゆるハンバーガーに入ってる、あのキュウリのピクルスをそのまま揚げた味です(笑) でも、揚げることによって、少しだけ酸味がマイルドになるような。通常、タルタルソースが付いてくるのですが、タルタルソースにもピクルスが使われるだけあって、さすがに相性バッチリ☆...

ネイティブは使わない!?日本人が間違って使いがちな英語表現8選

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こんにちは、Apricotです。 私の英語レベルはまだまだですし、最近はとても良質なプロの英語サイトも多いので、正直、私なんかが英語のレクチャーまがいのことをするのは今まで気が引けていました。 でも1つ私が書けることがあるとすれば、5年前まで英語が全くダメだった私だからこそ、自分の経験から伝えられるノウハウがあるのかな、と。 私がそうだったように、英語力をゼロから1にする、そこが実は初心者にとって大変なのがわかるからです。 そんなわけで、今後、私の実体験を踏まえた英語のお役立ち情報、勉強法なども少しずつご紹介していけたらと思っています! 早速ですが、今日は「日本人がうっかり間違って使いがちな英語表現」について。ある程度、英語圏で英語に接していると、「日本人はよく使うけど、ネイティブが使ってるのを聞いたことがないなぁ…」と気づくことがあります。 実際、ネイティブに聞いてみたら、案の定「使わない」もしくは「違う使い方をしている」という表現があるんですよね。 今日は、私がこの5年間で少しずつ気づいて覚えていった「日本人がうっかり間違って使ってしまいがちな英語表現」を8つご紹介したいと思います。 ※私が英語を学んだのはカナダとアメリカなので、ここに挙げる表現でも、国によっては使われているかもしれません。あくまで北米の場合としてご紹介させていただきますね! 1.「うらやましい!」 △ I envy you! ○ I'm jealous! これは、私がカナダに1年いたなかで、最も日本人がよく使うのを耳にした表現の一つ。私も、一度は使ったことがあると思います。でも、よく考えると、ネイティブが使っているのをあまり聞いたことがないと思いませんか? 「I envy you.」は「羨ましい」という意味で、決して間違っているわけではありません。ただ、「I envy you.」には、「自分の持っていない、自分に欠けたものを羨む」ニュアンスがあり、単純に「いいな〜!」と言いたいだけのときに使ってしまうと少々チグハグな印象になってしまうのです。例えば、 例1 「I'm going to a one Michelin-starred sushi restaurant tonight.」 今夜、ミシュラン1つ星の寿司屋に行くんだ。 「Cool! I'm jealous!」 いいね!羨ましい! 例2 「Today I happened to pass...

素朴すぎる動物園「Lazy 5 Ranch」が予想以上に楽しかった件

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こんにちは、Apricotです。 普段はあまり熱狂的な動物園ファンではないのですが、海外の動物園は大好き♡ 今まで、いくつかの国で動物園に行ったことがありますが、いつも「日本の動物園と違う雰囲気」に大感激して帰ってきます。 ここノースカロライナ州・シャーロットでも、先日ちょっとしたアニマルパークに行ってきました。その名も「Lazy 5 Ranch」! この「Lazy 5 Ranch」、最初はショボいかな…と思いきや、最終的に予想以上に楽しかったので、今日はその様子をたっぷりご紹介したいと思います☆ Lazy 5 Ranchって? 「Lazy 5 Ranch」は、シャーロットから北東に50分ほど車を走らせたMooresville(ムアーズヴィル)というエリアにあります。 めちゃめちゃのどかで、静かな場所! 先ほど「動物園」に触れましたが、「Lazy 5 Ranch」は「Ranch=牧場」という名前のとおり、どちらかというと「牧場とサファリパークを足して2で割ったような感じ」のテーマパーク。 それにしても、「Lazy 5」って一体…!? 「Lazy=怠け者」という意味なので、てっきり「穏便な動物たち」の事を指しているのかと思っていた私たち。 ところが、聞いてビックリ!この「Lazy 5 Ranch」は家族経営の牧場で、「立ち上げた家族5人がLazyだった」ことからこの名前をつけたんだそう(笑)Lazyだったのは動物じゃなくて人だったんですね…! 日本じゃ考えられないユーモアセンス! そうこう言う間に「Lazy 5 Ranch」に到着! 私は夫から「動物園」だと聞かされていたので、正直、あまりに質素なゲートに驚愕しましたが(笑)、よく見ると、アメリカのザ・牧場っていう感じで、なかなかおしゃれなゲート☆ 奥には、早速動物たちがお出迎え。 到着したら、まずは入口にある小さな小屋でチケットとエサを購入します。 大人 $11.00 子供・シニア $8.00 エサ $3.00 / Bucket ※2018年9月現在   エサはフリスビーサイズのカップにたっぷり!どうやら、自分で動物にエサをあげられるみたいでワクワク♪ では、いざ出発! いざ動物とのふれあいへGO! 実はこのテーマパーク、自分の車に乗ったまま中に入ります。またまた質素な入口はこんな感じ↓ と、ここで見落とすなかれ。 入口にさりげなく書いてある注意事項。 「自己責任で中に入ってね」 「車からは絶対に外に出ないでね」 「シマウマにはエサをやったり、撫でたりしないでね」 こんな大事な(恐ろしい)コトが書いてあるのに、看板が余りにさりげなさすぎてビックリですが(汗)、もしここに来た際には注意しておきましょうね! さて、いざ中に入ると、そこにはただひたすら広がる木々と自然に続く山道が…。日本のテーマパークとは真逆の、このとことん自然(放置)な感じに、逆にテンションがあがってきます(*⁰▿⁰*) そして早速動物たちがお待ちかね!鹿やイミューたちが近寄ってきました。私たちがエサを持っていることを知ってるらしく、一直線です(笑) ここで…早くもやらかしてしまいました! 嬉しくて、早速近づいてきたイミューにウィンドウを開けてエサをやったが最後… イミューのがめついことといったら!!(; ̄◇ ̄) 猛烈な勢いでエサをついばみ始め、エサは車内に撒き散らされるわ、エサは三分の一食われるわで、一瞬にして鳥の物凄い洗練を受けた私たち(苦笑) 鳥って、なにげにバッファローなんかよりも数倍恐いです。鋭い眼光に、硬く尖ったくちばし。人間の頭なんてかち割られてしまいそう…なまじ首も自由自在に動くので、ウィンドウの隙間からでも首を突っ込んで来そうになり、本当に焦りました(汗)鳥をナメちゃいけませんね。 以降、かわいそうだけどイミューにはエサやり禁止! 余談ですが、この「がめつい」を表現する「greedy」は、なかなか日常会話でも使える便利な単語。 What a greedy animal!! なんてがめつい動物なの!! 「与えられても満たされずに、さらに欲しがる様」を意味し、人にも使うことができます。 He is...

アメリカでUberとLyftを乗り比べ!〈前編〉まずは基本の利用方法と注意点を伝授!

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こんにちは、Apricotです。 最近、急成長を遂げているアプリを使った配車サービス「Uber(ウーバー)」は、日本ではタクシー労組が強いのであまり普及こそしていませんが、それでもだいぶ知られるようになってきましたよね。 ここアメリカでは、他にもいくつかの配車サービスが存在するのですが、なかでも「Uber」とともに人気なのが、ライバル会社の「Lyft(リフト)」。今のところ、配車サービスといえば、この「Uberか?Lyftか?」という二大勢力です。 そこで今回は、〈前編〉と〈後編〉の2回シリーズに分けて、「Uber」と「Lyft」についてご紹介していきます。 まず〈前編〉では、「そもそも配車サービスって何が便利なの?」ということや、初めての方向けに、「Uber」と「Lyft」の配車の仕方、そして「注意すべき点」などについてもお届けします☆ 手っ取り早く「クーポン情報」や「乗り比べの感想」を読みたい方は、こちら↓の〈後編〉をどうぞ♪ https://daysintheusa.com/uber_vs_lyft2/ そもそも、配車サービスとは?何が便利なの? 日本に住んでいる方は、まだ使ったことのない方も多いと思いますので、まずは簡単に「配車サービス」について説明しますね。 タクシーの場合は、路上で捕まえたり、電話で配車を依頼したりするのが一般的ですが、「Uber」や「Lyft」の場合は、配車の手配から支払いまで、すべてを「アプリで完結できる」のが最大の特徴です。また、タクシーとは違い、UberやLyftはドライバーが所有する個人の車を利用するのも大きな違い。 路上で捕まえる or 電話で呼ぶ タクシー会社の専用車に乗車 ドライバーに行き先を伝える 下車時に支払う アプリで配車を手配 ドライバー個人が所有する車に乗車 アプリで行き先を設定 アプリで支払う そしてこの配車サービスによって、何が便利かというと、 アプリ上でドライバーが何分後に到着するか確認できる 予めアプリに住所やランドマークを入力する事で、行き先を確実に伝えられる 予め想定される運賃、所用時間がわかる アプリにルートが表示されるので、正しく走行しているか確認できる 予めドライバーの顔写真やレビュー(星の数)がわかる 支払いはアプリで自動決済なので、下車時に支払う煩わしさがない タクシーよりも運賃が安いことが多い というわけで、ここに挙げただけでも、かなり画期的なサービスだというのが伝わったのではないでしょうか? このアプリを使えば、「急いでるのに、なかなか路上でタクシーが捕まらない」なんてことも、「いざ下車時に1万円しかなくて嫌な顔される」なんてこともありませんし、何より海外で使うときに威力を発揮します。 言葉が通じなくても、アプリで確実に行き先を指定できるほか、予めルートも運賃もアプリが自動算出してくれるので、日本人の宿命ともいえる「海外でのぼったくり」ともおさらば!万が一不正に金額がチャージされても、カスタマーサービスが間に入っているので、不正な場合は即払戻してもらえるのも安心です。 ぼったくりの国・インドでもUberだけは正規料金で乗れて、しかもめちゃめちゃ安全でした(笑)!   UberとLyftの利用方法 それでは、具体的にUberとLyftの利用方法をご紹介していきます。 まずは、お手元のスマートフォンでアプリをダウンロードします(私が使ってるのはiPhoneなので、アンドロイドの方は多少見た目や操作方法が異なるかもしれません)。 ここでは、細かな初期設定方法は省略しますが、基本的には、「Uber」も「Lyft」もアプリを立ち上げると、「名前」や「電話番号」、「クレジットカードの基本情報」などを指示に従って入力していくだけで、とても簡単に利用ができるようになります。 Uberの配車を依頼してみる ▲Uberのアプリを開くと、現在地ののマップが現れ、近隣のドライバーが車マークで表示されます。 地域や曜日、時間帯などでも変わってくるのですが、私の住むエリアでは、だいたい運が良ければ3分圏内、遠くても10分圏内のところにドライバーがいることが多いです。 近くにドライバーがいるのを確認できたら、「行き先は?」と書かれたボックスに、行きたい場所の名称または住所を入力。 ▲すると、「現在地から行き先までの最短ルート」と、「配車までにかかる時間」、「利用できる車のオプション」と「予想される運賃」が表示されます。 「Uber X」…4人乗りの普通乗用車。 「Uber XL」…定員6人までのVANタイプ。 「ブラック」…高級ハイヤーサービス。 ※利用できる車のタイプは、地域により異なる場合があります。 さて、乗車したい車を選んだら「Uberを依頼する」で次に進みます。最初、このボタンを押すのに結構ドキドキするんですが、まだこの時点では配車確定ではありませんのでご安心を(笑) ▲次の画面で、乗用場所を細かく指定します(下の画面では、一部モザイクをかけさせて頂いています)。ここでわかりやすい場所を指定してあげることが、スムーズな乗車のポイント。 指定ができたら、「配車を確定」を押すと配車完了です! ▲「配車を確定」してから約10秒〜20秒くらいのうちに、ドライバーが確定!「ドライバーの名前」と「顔写真」、「車種」「プレートナンバー」「レビュー」が表示され、ドライバーが実際に向かってくる様子がリアルタイムで確認できます。 このとき、「うっかり間違えて配車してしまった」なんてときも大丈夫!配車確定から5分以内であれば、いつでもキャンセルすることができます。 ただし「Uber」も「Lyft」も、「配車確定から5分以上経過した場合」や「5分以内でもドライバーが乗車場所に到着した場合」はキャンセルフィーがかかるので要注意です(地域などによるようですが、最大10ドル位かかる模様)。 わかりやすい乗車場所を指定していれば、まず普通にドライバーは現れますが、わかりづらい場所のときは、ドライバーから電話がかかってくることも。そんなときは、口頭で場所を説明してあげましょう。 このとき、お互いに携帯番号は暗号化されてわからないようになっているので、直接、自分の携帯番号が相手に伝わることはありません。 Lyftの配車を依頼してみる では、続いては「Lyft」の場合。 「Lrft」も「Uber」と同様、アプリを開くとまず現在地の地図が登場し、近隣のドライバーの状況を確認できるようになっています。 ▲「Lyft」の場合は、まず行き先を入力する前に「利用する車のタイプ」を選択します。 「Lyft」…4人乗りの普通乗用車。 ...