あぁ、文化の違いはココに…国際結婚した我が家のマイナーだけどちょっと笑える珍事件TOP10

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こんにちは、Apricotです。

際結婚というのは、言葉も文化も異なる相手との共同生活なので、万事良いことばかりではありません。

それでも私が魅力に思うことの一つは、「文化の違いを楽しめる」こと。そして、それは時に予想しないところでハプニングとして起きることもしばしば。

夫が日本に住んでいたときは特に、夫が日本の習慣や文化を知らなかったがゆえに、面白いことをしでかしてくれたものでした(笑)

今日は、ただ単にそんな夫の笑い話ですがw、文化の違いから起きてしまった、我が家のマイナーだけどちょっと笑える珍事件についてご紹介したいと思います^ ^

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第10位 裸の現金プレゼント事件

ご存知のとおり、アメリカではクリスマスに盛大にプレゼントやカードを交換し合うのがしきたり。結婚して以来、うちもその習慣にならって、私の家族と私たち夫婦、そして夫の家族ともプレゼントを贈り合うようになったのですが…去年、夫が私の両親にプレゼントしたのは露骨にも現金(笑)。

アメリカでは、ギフトカードや金券を贈ることが一般的で、相手が好きなものを買えるので、合理的なプレゼントということで珍しいものではありません。

ただ、両親がびっくりしたのは、カードを開いたとたんヒラヒラヒラ~ッと舞った裸の現金(笑)日本でも現金を贈るシーンはありますが、少なくとも「包む」のが日本の常識であり文化。古い世代の両親が「空飛ぶ現金」に衝撃を受けたのも無理はありません…w

しかしこの「現金を包む」という文化は日本だけなんでしょうか…!?以前、私がイギリス人の先生から個人的に英会話を習っていたときも、お月謝を封筒に包んで差し出したら、「こんな封筒要らないよ」といわんばかりに、その場で封筒だけ返されたことがありました(苦笑)

ちょっとしたことなんですけど、うちの両親にはよほどショックだったらしく、いまだに思い出しては笑いのネタにしていますw

 

第9位 入籍日にふてくされ事件

私たちは、2015年の4月に入籍しました。当時、日本に住んでいたので、婚姻届を記入して、二人で区役所に提出しに行ったときのこと。

夫は日本語がわからないので、二人で窓口に呼ばれるも、当然私が担当者とやり取りをすることに。でも、一応夫にも状況がわかるように、都度、英語で説明をしてあげていました。

それなのにです、だんだん夫の機嫌が怪しくなり…ずーっとムスーッとしているではありませんか!!晴れて夫婦になろうとしている、その瞬間にも関わらずです( ̄◇ ̄;)

どうしちゃったのかと思い、あとで聞いてみると、「日本の婚姻システムがあまりに事務的すぎてショックだった」とのこと。。え、そんな理由(笑)!?

どうやら、アメリカでは、Marriage Certificateを取得した後、牧師や神父、または州によって公的に認められた人が立ち会ってセレモニーを行うことで、晴れて夫婦になるんだそう。

そんな結婚のイメージを持っていた夫にとっては、大事な人生のイベントにも関わらず、紙切れ1枚で終わってしまう日本の入籍システムがとても味気なかったようです…。

今ではちょっとした二人の笑い話なんですが、このときは結構焦りました。

Apricot
窓口の人に不審に思れてるんじゃないかとヒヤヒヤモノでした〜(汗)

 

当然、「私たち入籍しました!」みたいな写真すら撮れなかった、私たちの苦い入籍日です(苦笑)

 

第8位 ケチャップ事件

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まだ結婚する前、一度だけ私が通っていた大学の文化祭に夫を連れて行ったことがあります。私の母校は歴史のある大学なので、古い校舎や創設者の銅像などベタなのは承知で、「でもやっぱり来たからには!」と、張り切って彼に説明していた私。

彼も、せっかく来たわけだから、そこはフリだけでも、聞く耳を持つのが礼儀というものですよね!?

ところが、彼ときたら、何なんでしょうね、全くの上の空で、挙句の果てに人が一生懸命説明しているにも関わらず、この一言。

「おい、見ろよ、アイツ背中にケチャップついてるぜ」

目の前を歩く学生を指さして、笑いながらこの無神経発言(怒)!

今でこそ、「ハイハイ…」と適当にあしらえるようになりましたが、このとき私のなかで何かがプチッと切れました。「もう知らん!好きにしろ!」っと怒り心頭の私。そこで夫も謝ればいいいのに、夫も夫で「なんでアメリカンジョークがわかんないんだよ」と逆ギレw

この頃、こんなしょうもない喧嘩が絶えなかったこともあって、この日は別れ話にまで発展するほど散々だった私たち…。

アメリカ人は、何か都合が悪くなると「アメリカンジョークだよ」と平気で自己肯定するので腹が立ちます(怒)まぁ、今では軽く笑い話ですけどね。

うちだけだと信じたいですが、世の奥様方たちも、こんなアメリカ人夫の自称「アメリカンジョーク」に振り回されてらっしゃるんでしょうか…(苦笑)!?

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第7位 口グセ完コピ事件

さて、お次は夫が日本に来てから覚えた日本語の話。夫は、知り合った当初、全くといっていいほど日本語がダメだったのですが、一応、自分なりに日本語を習得しようと頑張っておりました。

といっても、日本人が学校に通ったり、まずは参考書!…と形から入ったりするのとは違い、彼の場合は「耳から覚える」派。まるで赤ちゃんと一緒ですw

そうすると、恐ろしいもので、私の口癖を知らず知らずのうちに覚えているのです…!しかも、完コピ!

ある日彼が教えてくれた、私の口癖は…

「ドウシヨッカナー」
「メンドクサイナー」
「ヨッコイショ」

だそうです…(涙)

え~!!なにそれ(笑)!!
間違っても、よそで言いふらさないで欲しい(汗)

でも、ちょっとした可愛い言い間違いも。ときどき仕事から「おかえり~」とか「おはよ〜」とか言いながら帰って来たり(←「ただいま」と言いたかった)、先日も「仕事行きたくないなー。グルグルしたい…」(←「ゴロゴロしたい」と言いたかった)などなど、事件とまではいきませんが、日々、突っ込みどころ満載なのが面白いです。(ちなみに、「ゴロゴロしたい」も私のマネらしい…涙)

やっぱり、日頃から清く正しい日本語を使わないとダメですね!

Apricot
他にも、ある日サングラスを買いに行った夫は「太陽メガネアリマスカ?」と店員に尋ね、「はっ?」って顔をされたそう(笑)今でも思い出し笑いしてしまう、我が家の伝説ですw

 

第6位 「ごちそうさま」フライング事件

これは何となくお察しがつくかもしれませんが…日本に住んでいたころ、私たちはよく私の両親と食事をしに出かけていました。

確かその日は、忘れもしない、夫と両親との初顔合わせの日だったか、2回目だったか、とにかく「両親に結婚を認めてもらう大事な食事」の日でした。夫も私もそれなりに緊張していたのを覚えています。

ありがたいことに、両親も私たちの結婚を認めてくれ、なごやかムードで食事もそろそろお開きかな、というタイミングに差し掛かったときのこと。

夫が突然、なんとも流暢な日本語で両親に一言…

「ごちそうさまですっ♪」

日本語を話せない夫が、かしこまった席で突然、しかもお会計前にこの一言だったので、私たちは一瞬固まったあと大爆笑でした。

夫としては、食事が終わったら「ごちそうさまです」を言うのがマナーだよと私に教え込まれていたので、素直にそれを言っただけのことだったんですが、フライングしてしまって、さも「おごってください」みたいになってしまいましたw 両親だったから良かったですけどね。

これには夫も赤面していましたが、私も、あぁ、日本語ってタイミング難しいよね…と納得した瞬間でした。

 

第5位 ガラポン超速回転事件

さて、続いてはまだ私たちが日本に住んでいたとき、二人で近所のドラッグストアに行ったときのこと。
そのドラッグストアでは、抽選券を何枚か集めると、ガラポン(↓この定番の木製ガラポンです)でお米などが当たる抽選会をときどきやってたんです。

ある日、1回だけ抽選できることになったので、何気なく夫に「ガラポン回していいよ」と促しました。すると次の瞬間…

 

ガシャガシャガシャガッシャーーーーーーーーーーン!!!!!

 

夫は、ガラポンを普通の人の10倍速くらいで思い切り3回転させたあと、パッと手を離し、そのまま勢いに乗ったガラポンは更に10回転くらいはしたでしょうか…(汗)

あれって、普通に回しただけでも結構うるさいと思うんですよ。それなのに、こんなに超高速で回したもんだから、すんごい音がドラッグストア中に響き渡ったのは言うまでもありません…。

もちろん、そこにいたスタッフも私も絶句。思わず、ガラポンごと飛んでいってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました(汗)玉なんて出てきたもんじゃありません。

「もしかして、ガラポンしたことないの!?」と問い詰めると、「アメリカにはビンゴマシーンはあるけど…」とモゴモゴ言っておりましたw(↓これですね)

アメリカに本当にないのか、たまたま彼がしたことがなかっただけなのかは不明ですが、あれには本当にびっくりしました…。それ以来、夫がガラポンを回すときは「そっとね、ゆっくりだよ!!」とこれでもかっていうほど注意するようになりました。。

 

第4位 ワンプレート浸水事件

日本に居たときは私も働いていて残業が当たり前の会社だったので、夫のほうが早く帰宅し、私は21時とか22時に帰宅することもしばしば。そんな日は、夫が夕食を作ってくれる日もあれば、おそうざいを買ってきてくれることも。

ある日の夜も、帰りが遅くなりそうだった私のために、彼が夕飯を買ってきてくれて、気を利かせてお皿に盛り付けまでしてくれてたのですが…

「・・・。」

見ると、焼き鳥と筑前煮とギョウザがワンプレートに盛られていました

想像してみてください、残念なことに、焼き鳥とギョウザが筑前煮の汁にびちゃーっと浸水しているではありませんか(O_O) ギョウザなんてもはや瀕死のヘナヘナ状態です…。

しかも、どうやったらこんなに茶色いモンばっかりセレクトできるんだろうか…と、センスを疑いたくなるようなチョイス!

いや、買ってきてもらったんだから文句言うべきじゃないよね……そうアタマではわかっていても、疲労困憊な私の中に込み上げてくるこのイライラといったら…(笑)

アメリカでは、基本的にワンプレートに盛り付けるのが普通なので、夫にしてみたらスープでもない限り、料理を小皿に分けて盛り付けるなんて発想が微塵もないわけです。

今では、正直私もワンプレートに盛り付けるのがラクチンで慣れてしまいましたがw、このときの、誰にもぶつけようのないショックと怒りは忘れられません…(笑)

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第3位 ソウルフード事件

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そしていよいよ第3位!これも食事がらみですが…この事件は、私がある日、日本で風邪をひいて寝込んでしまったときのこと。

確か熱もあって、胃腸もやられて結構しんどかったと思います。ずっと寝ていた私に、夫が「何かゴハン買ってこようか?」と言ってくれたので、私はありがたくその言葉に甘えることにしました。

何を買ってきたかはこの時点では知りませんでしたが、普通、病人にが期待するものといえば、せいぜいお粥かスープか、何か胃腸に優しいものだと日本人なら思うじゃないですか。

少し経って、ようやく食事できるかな、と思って見てみたら、テーブルに置いてあったのは、サークルKサンクスでおそらく一番安いであろう弁当「おにぎり弁当」280円でした。

中には、お世辞にも美味しそうとはいえない「唐揚げ」と、「タコさんウィンナー」そして、フリカケがかかった「おにぎり」というより、硬くプレスされたお寿司みたいなやつ。

「・・・。」

言葉が出ず、なぜ彼は病人の私のために、この何の栄養もなさそうな弁当をわざわざ買ってきたのだろうか…と朦朧としながら考えた私。でも、どう捻り出してみても、もはやジョークとしか思えない…。ぼんやり眺めていた私に夫がかけた一言、それは…

「おにぎりはソウルフードでしょ」

はっ!もしかして…思い出したのは、私がインド出張から帰ってきて胃腸の調子が悪かったときに、おにぎりを食べて「あぁ、やっぱり調子が悪いときはソウルフードに限るよね~」と夫に漏らしたこと。

え、そういうこと(笑)!?

そりゃ、「お米は日本人のスピリットだよ」とか散々言ってきたけど…まさか、こんな形でソウルフードが配給されるとは…。

でも、一応彼なりに一生懸命私のことを想って選んでくれたんだな、と思うと文句も言えず(そんな気力がなかったという方が正しいかも)、ありがたく「おにぎり弁当」280円をいただいた私でした。

 

第2位 温泉の湯船に直行事件

第2位は、初めての旅行で、二人で箱根の温泉に行ったときのこと。

左肩にタトゥーを入れている彼は、その後、行く先々の温泉で追い出され、もはや温泉がトラウマになっている今日この頃ですがw、このときは初めての温泉ということで、彼もなかなかの興奮気味でした。

お互い、「じゃあね~」と男風呂と女風呂に分かれたその一時間後。
彼に、「どうだった?」と聞くと、彼は何かすごい事を発見したかのような感じでこう話してくれました。

「あのさ~、湯船に入ったらおじさんがジロジロ見るから、何かなーと思ってたんだけど、しばらくして分かったんだよ。」

ほうほう、何がわかったんだね!?

「日本人はカラダを洗ってから湯船に入るんだね」

うん、そうだよ〜って、えっ!!まさかアンタ、身体洗わずに湯船に直行したんかいっ!!Σ(゚д゚lll)

そのとき、「この人は温泉の入り方を知らないかもしれない」なんて一瞬たりとも気が回らなかった自分を私は猛省しました…。

でも、聞いてなるほどなと思ったわけです。アメリカでは、「プールもスパも不特定多数が浸かるので基本的に汚い」という発想があるんだそうです。したがって、プールやスパの前にはカラダを洗わず、入った後に、カラダを洗うのだとか。なるほど、って思いません?(思わないかw)

いやーしかし、あのとき湯船に入ってた人たちには気の毒ですね(^^;; すみませんでしたっ!

 

第1位 仏花の花束事件

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そして、堂々の1位は、「仏花の花束事件」!これは、以前もブログに書いたので(興味のある方は以下のリンクからどうぞ)またかーと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱり夫と知り合って、最初にして最大の事件だったので、敢えて1位にさせていただきました。

国際結婚あるある!?もらった花束はまさかのあの花!
アメリカ人から花束をもらったら嬉しいもの。でも、ちょっとビックリな花束をもらうことも…!?

改めてお話すると、私たちがまだ付き合って間もなかったある日、仕事で遅くなった私をねぎらうためにサプライズで花束を持って会いに来てくれた夫。

急に思い立ったときには夜も遅かったので、近くのスーパーで買ったんでしょう。プレゼントしてくれた花束は…

菊の花…( ̄▽ ̄;)

…そう、「仏花」だったのでした。突然の花束にビックリしたのはもちろん、それが仏花でダブルサプライズ!(笑)

もちろん、アメリカにはそういう概念がないので、それが仏花だとも知らなければ、仏花をプレゼントしちゃいけないなんて事も知らないわけで、全く仕方のないことではありますが、いかんせん私も初めての経験でその時は相当ウケました(笑)

でも最近人気の、外国人をテーマにしたバラエティ番組とかで、注意して見ていると、結構よく見かけるんですよね。お世話になった日本人のホストマザーに、外国の子が別れ際に花束を…というシーンなんかで、「あっ、この子持ってるの仏花じゃん!」っていうことがw

テレビなんだから、誰か教えてあげたら良いのに…とか思いながら観ておりますが、他人事とも思えず…まぁでも、微笑ましいですネ☆

 

 

というわけで、いかがでしたでしょうか?

なんか、これだけ書き出してみると、「この旦那おバカ!?」と思う方もいらっしゃるかもしれないので、一応彼の名誉のために言っておくと、彼はピュアではありますが、大変スマートで心優しい夫であります♡

「文化の違い」というと、食事のマナーとか挨拶の違いとか思い浮かべる方が多いと思うのですが、日々生活していると、こういう超マイナーな違いも出てくるんだよ~ということで…!今回も最後までお読みくださりありがとうございました!

ちょっとでもその記事で楽しんで頂けたようでしたら何よりです☆

 

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