はじめまして、Apricotです!“Days in the U.S.A” ということで、ブログタイトルのとおり、”アメリカでの日々”をテーマにしたブログを新たに開設しました。
実は、つい1か月前の2016年12月末にアメリカへ移住してきたばかり。ノースカロライナ州・シャーロットでの新生活を機に、これから少しずつではありますが、国際結婚・移民ビザ・英語・生活情報などをお届けしていきたいと思います。
初回投稿の今回は、私の生い立ちやアメリカに移住した経緯、そしてブログ開設の理由!などを書いてみたいと思います。
いったんは諦めた海外への憧れ
私は1982年生まれ、九州育ちの30代。大人になっても変わらない楽観的でマイペースな性格は田舎育ちの賜物と自負(エヘン!)。そんな田舎っぺの私も、実は子供心ながらに海外に憧れ、中学生のあたりから国連の職員としてグローバルに活躍したいと夢見るようになりました。そして勉強も人並みちょい上くらいには頑張ってめでたく東京の大学へ進学したのですが…
刺激的な都会での一人暮らしは田舎育ちの私には楽しすぎて、サークルにバイトにデートに明け暮れる日々。いつしかグローバルという夢はどこへやら…。さらに卒業後は超ドメスティックな職種に就いたことで、その夢は決定的に遠い存在へとなってゆきました…。
運命を変えたのはある日の失恋?!
仕事はそれはそれで順調ではあったものの、結婚願望がピークに達した20代後半は、その願望とは裏腹に、最も不毛な恋愛を繰り返した時期でした(涙)
28歳だったある時の恋愛も、当時リクルートに勤めていたエリート君にフラれて見事玉砕!交際期間こそ短いものでしたが、彼はこの後の私の人生を変えることになります。彼は、やりたい事を仕事にしていて、それをとことん楽しむ人でした。なんとなく仕事は仕事と割り切って生きてきた私にとって、彼はとてつもなく強烈な存在だったのを覚えています。
フラれた直後というのはいつも悲しみのドン底に沈んでいることが多かったのですが、この時ばかりは悲しみもそこそこに、なんだか彼とは対照的な自分の人生についてぼんやりと考えていました。そのときに気づいた、自分の人生に欠けていたもの。
私もやりたいことをやろう
そして、真っ先に思いついたことが海外留学でした。今から国連は難しいかもしれないけど、グローバルに活躍するチャンスならまだあるかもしれない。もう自分のなかでとっくに諦めていた夢でしたが、今やらなかったら一生後悔する!と。いま考えても不思議なくらい、そのときの決意には迷いはありませんでした。
TOEIC590点UP!のワーホリ in カナダ
その日から10か月後、私はカナダ・トロントへ向かう飛行機の中にいました。20代の特権、ワーキングホリデーになんとか間に合った形です。
このときの私、何を隠そう、TOEIC320点の記録的スコアを誇り、名詞の単数形・複数形すら曖昧という、驚愕の英語力!(爆) もちろん、英語環境での生活など初めてで、苦労の連続…。けれども、半年間の語学学校とそのあとのアルバイト経験を通じて、良き仲間に助けられ、なんとか1年間のワーホリ生活を終了。嘘のような話かもしれませんが、帰国後のTOEICスコアは910点まで伸ばす事ができました。スコア云々はともかく、世界中の人とコミュニケーションできる手段を得たことが純粋に嬉しかったです。
語学留学先としてカナダは本当にオススメなので、ぜひこのあたりは追ってゆっくりご紹介したいと思いますが、カナダ生活を経て、再度グローバルに活躍したいという夢が再燃。私にとってカナダでのワーホリ体験は人生の転機となりました。
アメリカに来て思う、私が英語ビギナーにカナダ留学をオススメする5つの理由
アメリカ人の夫と結婚そして渡米へ
帰国後は専門商社に就職し、英語もビジネスで日常的に使う機会に恵まれました。とはいえ、日本では英語環境が限定的だったので、インターナショナルシェアハウスに住んでみたり、国際交流イベントに顔を出してみたり、国際交流がマイブームに。
そのなかの一つで出会ったのが、現在の夫でした。出会ってすぐに意気投合し、1年の交際を経て婚約、そして結婚へ。夫はいずれアメリカに帰りたがっていたので、結婚式が終わって落ち着いた頃に、二人で話し合って、私の移民ビザ取得の手続きに着手しました。それから早10か月。ビザ取得の道のりは本当に骨の折れるものでしたが、家族のサポートもあって、無事2016年の年末に渡米することができました。
このブログを開設したワケ
いま渡米してちょうど1か月が経過。正直、アメリカのこと、よく分かっていません(苦笑) なのに、こんなブログ開設して大丈夫!?っていう感じですが、ブログを書こうと思った理由は、やっぱりこれから移住を考えている方やアメリカに滞在する方にとって、情報は貴重だと思ったからです。特に私は移民ビザの取得プロセスでそれを痛感しました。
これだけ情報が流通している世の中でも、ビザ取得やアメリカ移住といった特殊なこととなると、確かな情報を得るのに一苦労します。また、私が住んでいるここノースカロライナ州・シャーロットという街の情報も非常に限られていて、これまた苦戦。かといって、英語のサイトをくまなく探すのも敷居が高いもの(その後、2017年にオハイオ州に引っ越しました!)。
そんなとき、ブログの情報というのはとても貴重になってきます。私はたくさんのブロガーの情報に助けられてきたので、自分も後に続く人のお役に立ちたい!そんな思いで、ブログ開設を決意しました。決して、万人ウケするトピックではないかもしれませんが、”ニッチな情報こそ、きっと誰かの役に立つ”をモットーに書いていきたいと思います☆
ビザ関連の記事に関しては、私が旧ブログで当時掲載していた記事をリライトしたものが中心になりますので、似たような記事になるかもしれませんが、情報を再度吟味し、なるべくわかりやすく書いていくつもりです。
というわけで、いかがでしたでしょうか?私について、そしてこのブログのコンセプトについて、ちょっとでもお伝えできたようなら幸いです。
まだ開設したてで、しばらくは読みづらい箇所などもあると思いますが、これからよろしければぜひお付き合いください☆
それでは、読んでくださりありがとうございました!
Apricot様
こんにちは、初めまして。
検索からたどり楽しくブログを読ませていただきました。
そして、短期間での驚異的な英語の伸び方にとても興味を持ちました!TOEIC320点→語学学校とアルバイト経験→910点の道のりをとても知りたいです。
私も渡米したいので完全な初心者から英語学習を始めているのですが、なかなか思うように伸びずに困っています。また多くの英語学習サイトでは、こんな意見を多く拝見しました。
「大人になってからの英語習得は、初心者がいきなり留学しても簡単には伸びないので効果的どころかむしろ非効率。たとえ日常会話が話せるようになっても初心者はブロークンな英語が身に付いてしまうので、そうなると一定以上伸びなくなり正確かつ高度な英語力を身に付けることが困難になる。大人は国内でしっかりとTOEIC700-800点程度の基礎をしっかりと身につけてから留学するのが効果的であって、初心者でも海外にさえ行けば話せるようになるというのは全くの幻想。」というような意見です。
確かに英語初心者で渡米した方で、何年もアメリカで暮らしていても英語力があまり伸びず下手なままですという方や、ブロークンのままごまかしながら凌いでいるという方も多くいらっしゃるようなので、Apricotさんのようにわずか1年で初心者から900点超えのような急激な伸び方をする方との違いが一体何なのか、私もどうすればApricotさんのように短期間で習得できるようになるのか、とても知りたいです!
もしよろしければ、ぜひ英語力アップの秘訣や勉強方法、エピソードなど教えてください。
初めまして、コメントありがとうございます!
私もいま、ちょうど英語のことについて書いていきたいなぁと自分の経験を棚卸し中だったので、そんなときにご質問いただけて、タイミングにご縁を感じます。
私は、ワーホリを思い立って、でももう、もはやどこから勉強して良いかもわからなかったので、「What does ○○ mean?」と「How do you pronounce ○○?」だけ覚えてカナダに飛び込みました(笑)
私がやったこととしては、まず現地の語学学校で文法を叩き直し、正しい英語のインプット、アウトプットをさせられたことが、絶対的に基礎を作るベースになりました。その間、ジャパニーズレストランでのバイトで接客英語を何となく学んだり、language exchangeでカジュアルな英語を学んだり、その傍で自分でも映画を繰り返し観たりTOEICの勉強をしたりしていました。
学校が半年で終了してからは、ジャパレスで終わるのも悔しかったので、地元のカフェのバイトを何とかゲットし、カナダ人のボスやお客さんと接することで英語のトレーニングになったと思います。後半は、絵の教室とか、ボランティアとか、バイリンガルのチューターに教えてもらったりとか、本当に思いつくことを色々やりました。
そうすると、最初は絶望的な英語力でも、少しずつ点と点が繋がって線になり、面になり、英語力全体が上がっていきます。
今思うと、「インプットとアウトプットをとにかく回す」ことが英語習得の最短であり、カナダにはそれが可能な「環境」があったことが大きかったと思います。1年という限られた時間だったのも、自分を追い込むモチベーションになりました。
私の個人的な意見では、英語初心者でも上記の「環境」と「モチベーション」さえあれば、留学で英語が伸びないなんてことはないですし、逆に日本ではインプットの機会はともかく、アウトプットの機会が少なすぎます。
私は元来本当に怠け者なので(苦笑)、日本である程度準備しようと思ったら10年かかっても出来なかったかもしれません。
ただ、私が今住んでいるノースカロライナのように、ある意味田舎で排他的、コミュニティも少なく仕事もなければ、車がないと行動一つできないような所に住んでしまうと、英語は勉強しづらいです。現に、私がそうなんですが、ここで主婦やってるだけなんかだと、アメリカ住みでも一生英語が伸びないっていうのはよくわかります。
もし、留学やワーホリがご自身のなかでOKなようでしたら、環境を熟慮された上でぜひお勧めしたいです☆
もしよろしければ、私が昔書いていたブログで、当時のログを残したものがありますので、↓を読んで頂くと、生々しいリアルな経過が伝わるかと思います(笑)
http://blog.livedoor.jp/a30052224/archives/cat_10035794.html?p=2
※上記リンクは、「CANADAxstudy」というカテゴリで絞ったものになります
TOEICはカナダ国内で835まで取り、日本に帰ってから910を取ったので途中までの経過になっていますが…実際には一喜一憂の毎日であまり華々しいログではありませんが、参考になりましたら幸いです。
今後、もう少し私の知ってる範囲で、英語の勉強方法や経験談なんかも記事にしていきたいと思っていますので、もしよろしければこのブログにもまた遊びにいらしてくださいね☆
私も、まだまだ迷える英語学習者の身なので、お互いがんばりましょう!(^-^)
うわ~!図々しい通りすがりの質問にも関わらず、こんなに丁寧にご対応いただいて恐縮です!でもありがとうございます!
丁寧なブログ記事や、WordPressでの制作プロセスなどを拝見していても、きっととても仕事デキる人なのだろうとは想像していましたが、やはり英語習得においても勉強と実践を繰り返し地道に徹底して学ばれ、人並み以上に努力されてきたんでね。
インプットも当然のことながら、英語でコミュニケーションを取らざるを得ない環境にモチベーション高く飛び込むことが重要なんですね。
基礎文法など必死に叩きこんでいますが、渡米の時期が近づくにつれヒアリングなどさっぱりのままなので戦々恐々でしたが、Apricotさんのされた努力と結果を励みにしながら、とにかく私も現地で積極的に揉まれる環境に飛び込み、早く点と点が繋がって面になっていく感覚を味わいたいと思います^^
大変励みになりました!!
ご紹介いただいた過去のブログ記事もしっかり熟読させていただき、今後のブログ記事もゆっくり末長く楽しませていただきます!
本当にありがとうございました。
こちらこそ、丁寧なお返事ありがとうございます!
いえいえ、私も、日常会話が出来るくらいにはなったものの、そこからの「壁」にもがいている最中です…(^^;; 本当に語学は根気が要りますよね〜
でも、基礎文法がしっかりされているようでしたら、それは「武器」になるので、渡米して伸びる可能性大ですよ!ぜひ自信持ってくださいね♡
応援しています!!
初めまして。
とても行動的で前向きで勇気をもらいました。
わたしも若い頃、ワーホリでオーストラリアに行きましたが、甘えもあり、なかなか英語は伸びませんでした。
その努力、素晴らしいです!
今回、娘が自閉症でノースカロライナの事を調べていてそちらにたどり着きました。
健常者の方から見て、ノースカロライナは自閉症の子供達にとって暮らしやすそうでしょうか?町の人たちも意識は高いですか?
そういうお子さん、町に多いですか?
移住も視野に入れておりまして、健常の方々からみた発達障害の暮らしぶりで気づいた点など教えていただけると嬉しいです。
そういう情報は耳にしないという事でもいいので教えてください。
初めまして!私のブログを読んでくださりありがとうございます☆
ご質問の件、私はお恥ずかしながら自閉症に関する知識や経験が乏しく、もしも失礼があったらお許しください。
私はノースカロライナに移住して5か月ほどになりますが、正直なところを申し上げると、今まで自閉症を持ってらっしゃる方を見かけたり、人々の意識や取り組みに気づく機会はありませんでした。。
そこで、生まれも育ちもノースカロライナの義理の妹が学校の教員をしているので、もしかしたらと聞いてみたのですが、取り立てて「自閉症の人々への環境として、ノースカロライナが優れている」という話は聞いたことがないそうです。普通のクラスに、何人か発達障害の生徒も過去にいたそうですが、障害程度が低かったので、ほとんど特別なケアは必要なかったようです。
日本でも同じかと思いますが、ある程度の障害がある場合は、専門の施設があり、妹曰く、教育に関していえば、ご本人の程度次第ではないかとのこと。
ここからは、私が感じた「ノースカロライナの人の雰囲気」ですが、私個人の意見としては、一長一短なところがあると感じています。
まず、日本と比べるとノースカロライナはとてものんびりしていて、ギスギスしたところがありません。田舎ですが、自然も多くて子育てには良い環境だと思います。そして、根本的に「皆、違って当たり前」なので、健常者の私でも日本より伸び伸び暮らすことができているような気がします☆
また、私が働いている飲食店にも、超高齢の方や発達障害の方(自閉症ではないのですが)がお客さんとして時々来ますが、人々はとても寛容です。スタッフはもちろん、お客さん同士でも困っている人がいたら助けてくれるので、ノースカロライナの人は優しいというか、親切で理解のある人が多いと思います^ ^
ただ、その反面、ノースカロライナはアメリカの中では田舎なので、保守的な雰囲気もあります。あまり外国人(特にアジア人)が多くないので、露骨に差別はされないですが、かといって外国人にオープンとも言い難い感じです。クリスチャンの中には、未だに有色人種差別を持つ人も多いと聞きます。
また日本人コミュニティも少ないので、もしノースカロライナに移住されるとしたら、基本的には、日本人頼みではなく、現地に馴染んでいくしかありません。言葉の問題もあるので、障害抜きにしても、最初はちょっと大変かもしれないですよね。
…と、あまり参考にならないことばかりツラツラ書いてしまいましたが(汗)、私が住んでいるのはシャーロットという都市なので、もしかしたら、同じノースカロライナでも都市によって違うかもしれません。
少しでも、街の雰囲気が伝われば幸いです(>_<)
初めまして、こんにちは!
今夏にアメリカ人と結婚、来年移住予定しています。
現在VISA申請の準備中で、一つでも多く情報がほしいと思ってたどり着きました!
VISA申請の手順が丁寧に書かれてて、見つけた時これだ!って思いました♪
まだまだわからないことがいーーーーっぱいですが、参考にしつつ、自分なりに進めていこうって勇気が出ました!ありがとうございます^^
過去のブログもこれからチェックしていきますが、これからも楽しみにしています!
コメントいただきありがとうございます!
そして、今夏にご結婚とのこと、おめでとうございます(*^o^*)
そう仰っていただけるのは、とても励みになります♪ 私は2016年2月にビザ申請に着手したので、私の情報も徐々に古くなってきてはいるのですが(汗)、まだステップ自体は大きく変わっていないはずなので、少しでも参考になるようでしたら嬉しいです^ ^
これから、結婚、移住…とやることは多いですが楽しみですね!!お二人で乗り越えて、無事に移住できたときにはすごく達成感があると思います。ぜひ、楽しみながらがんばってくださいね♡