在宅ワーク「クラウドワークス」って実際どう!?私が半年間やってみた感想をシェア!

3
Designed by Katemangostar

こんにちは、Apricotです。

年、「フリーランス」や「在宅」の仕事が気軽に見つかる、いわゆる「クラウドソーシング」と呼ばれるサイトが増えていますが、なかでも大手の「Crowd Works(クラウドワークス)」「Lancers(ランサーズ)」は有名なので聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

私はアメリカで引っ越しをしてから働き口がなかなか見つからず、また妊娠した事もあって、ここ半年ほどはずっと「クラウドワークス」で見つけた在宅の仕事を週3日程度、ゆるりとやっています。

今日は、私個人の体験談になりますが、半年ちょっと在宅ワークをやってみた個人的な感想や、メリット・デメリットについてシェアしたいと思います!

SPONSORED LINK

クラウドソーシングにはどんな仕事がある?

まずは、クラウドソーシングをやったことがない方のために、簡単にこれらのサイトには「どんな仕事があるのか?」ご紹介したいと思います。

「クラウドワークス」も「ランサーズ」も、基本的にしくみはほぼ同じですが、以下では「クラウドワークス」の例でご紹介します。

仕事のカテゴリー

仕事のカテゴリーをざっと引用するとこんな感じ!

システム開発
ホームページ制作・Webデザイン
ECサイト・ネットショップ構築
アプリ・スマートフォン開発
ハードウェア設計・開発
プロジェクト・保守運用メンバー募集
デザイン
ライティング・記事作成
ネーミング・アイデア
写真・画像・動画
3D-CG制作
音楽・音響・BGM
翻訳・通訳サービス
サイト運営・ビジネス
暮らし・社会
ライティング・記事作成
カンタン作業
事務・ビジネスサポート・調査

– 出典 : https://crowdworks.jp/public/job_categories

基本的には、ウェブ開発・運営系、デザイン系が多いですが、会計や翻訳、ライティングや事務の仕事もあります。

仕事のタイプ

そして、「仕事をどのように発注・受注するか」についても、いくつかの種類に分かれています。

プロジェクト形式

一言で言うと、ある程度「中長期を見越し、契約を締結して行う」タイプの仕事。大型案件、継続案件のほとんどはこのタイプに当てはまると思います。

■プロジェクト形式の特徴
– 特定のメンバー(受注者)への依頼が可能
-サービス上で契約を締結する
– メンバーと相談しながら、金額・工程・納品日を決定する
– メンバーとのやり取りを通して、成果物の修正依頼も可能
– 支払い方法は、メンバーが働いた時間に対し報酬を支払う「時間単価制」と、
成果物に対し報酬を支払う「固定報酬制」を選択可能

例:アプリ開発、ホームページ作成、
記事ライティング(長文・長期的な依頼向き)

-出典 : https://crowdworks.secure.force.com/faq/articles/FAQ/10028?l=ja&url=10028

後で詳しくご紹介しますが、私が経験した、「英語添削の仕事」と「ライティングの仕事」もこのプロジェクト形式でした。

成果に応じて報酬が支払われる場合もあれば、時給で支払われる場合もあります。

 

コンペ形式

コンペ形式は、その名の通り「コンペティション」なので、「応募して採用されれば初めて契約が成立する(報酬が支払われる)」タイプの仕事です。

ロゴ作成など、デザイン系の仕事が多いですが、素人ができるものとしては、商品名やキャッチコピーなどの募集があります。

■コンペ形式の特徴
– 公開状態で不特定多数のメンバーが提案した作品の中から気に入ったものを採用する
– 仮払い反映後にお仕事が公開される
– 色々な提案が集まりやすい
– 短期間でたくさんのアイデアを得られやすい

例:ロゴ作成、バナー作成、ネーミングなどのデザイン系

-出典 : https://crowdworks.secure.force.com/faq/articles/FAQ/10028?l=ja&url=10028

採用されるのは大抵1人だったりするので、競争率は高いですが、採用されれば報酬額も大きい傾向にあります。

 

タスク形式

もう1つは「タスク形式」で、これは最もお手軽な仕事。基本的に「契約なしで、納品物が条件を満たしていれば報酬が支払われる」タイプ。

例えば、アンケートへの回答や簡単なライティングなどが多く、仕事というよりは「作業」です。なので、大量募集に対して誰でも応募することはできますが、単価は「1円〜」と低いのが特徴。

■タスク形式の特徴
– 公開状態で不特定多数のメンバーへの依頼が可能
– 仕事は発注の際にクライアント(発注者)が作成する
作業フォーム画面上で完結となる(契約などのやりとり不要)
– 仮払い反映後にお仕事が公開される
– 作業前・作業後にメンバーとのやり取りが必要ないため業務をスムーズに行える

例:アンケート

-出典 : https://crowdworks.secure.force.com/faq/articles/FAQ/10028?l=ja&url=10028

相当な件数をこなさないと「お小遣い稼ぎ」にもならない感じですが、スキマ時間に気軽にやるぶんには良いかなと思います。

SPONSORED LINK

私がやってみたのはこんな仕事

それでは、私がこの半年でやった2つの「継続案件」の仕事について、詳しくシェアしたいと思います^ ^ いずれも日本の会社です。

1. 英会話スクールのオンライン課題添削

これは今も継続してやっている、「英語添削」の仕事。英会話スクールに通う生徒さんが、ポータルサイト上に毎日課題を提出するので、それを添削してフィードバックをするというもの。

生徒さんはその時々にもよりますが、だいたい常時100人くらいいて、毎日、各自の英語レベルに応じた課題を提出。これに対し、私含め15人くらいの「フィードバックコーチ」が、自分の担当生徒の添削をしていきます。

私は週末だけ担当しているので、ぶっちゃけ話、月に3万円前後の収入にしかならないのですが、それでもわりと「自分に合っている」気がしてずっと続けています。

もともと「どうせやるなら英語を使う仕事がいいな」と思っていた私。今の仕事は英語初中級者向けなので、正直、抜本的な英語のスキルアップにはならないものの、それでも「教える」ことで再確認することも多く、自分の英語の基礎力アップに繋がっています。

なにより、自分の持つスキルをわずかながらでも活かせるのが嬉しい! 生徒さんの上達を見るのも嬉しいですしね^ ^

出産後は、当面、産前の半分に業務を減らしていただいていて、こういった融通が利くのもありがたいところ。また、添削は締め切り時間までに提出すればOKなので、ベビーの寝たスキマ時間を使って好きなときにできるのも無理なく続けられている理由の1つです★

 

2. 英会話スクールのブログ記事作成

こちらは、上記とは別の英会話スクールなのですが、スクールが運営するウェブコンテンツの1つとして「ブログを書く」仕事。

英会話スクールなので、記事は「英語ネタ」や「海外ネタ」が中心。毎月、自分がこの1か月で書こうと思っている記事の概要案を提出し、担当者からOKをもらったら、期限までに記事を書いていく、というシンプルな業務です。

当時「ライター」に興味があった私は、「経験・実績になれば」と思いこの仕事をやってみることに。実際、自分のブログ以外のところで記事を書くことは勉強になることも多く、貴重な経験になりました。

ただ、どうも「締切」や「トピック」「字数」などの制限にストレスを感じてしまって、「やっぱり、ブログは趣味の範囲で自由に楽しく書きたーい!」という欲求が積もるように(^^;; どうやら、私はライターには向いていなかったみたいです(苦笑)

そんなわけで、こちらは半年弱で契約を終了させていただくことになりました。

 

実際やってみてどう?私が感じたメリット&デメリット

さて、2つの仕事を経験してみて、私なりに感じた「メリット・デメリット」を以下にまとめてみました。

メリット1 : いつでもどこでも仕事ができる!

「クラウドソーシング」の一番のメリットは、なんといっても「場所や時間を選ばない」こと。特に、海外在住の人や、拠点移動の多い人、子育てなどで在外勤務が難しい人にはオススメです。

私の場合、アメリカに来てからこの仕事を始めましたが、夫が転勤の多い仕事をしているので、1〜2年ごとに引っ越しの可能性があります。実際、渡米してから既に1度、違う州へと引っ越しました。

引っ越しのたびに新しい仕事を探してももちろん良いのですが、クラウドソーシングの仕事があれば、どこにいても続けられるのが安心

また、最近は7月に子供が産まれたばかりで、時間の使い方が完全に子供のペース。「自宅で好きなときに仕事ができる」というのは、子育て中の主婦にはとてもありがたいです。

メリット2 : 融通が利くので主婦に優しい!

「在宅で好きな時間に仕事ができる」という点で、クラウドソーシングは既に主婦に優しいシステムだと思いますが、クラウドソーシングに慣れている会社というのは、ワーカーの受け入れ体制や働き方への配慮、ケアも手厚いことが多いです。

もともと、クラウドソーシングとはオンライン上で発注・受注をするサービスなので、顔を合わせない前提で仕事のやり取りをします。

なので、きちんとしたマニュアルが用意されていたり、仕事のフォロー体制が充実していたりするのはもちろん、顔を合わせないぶん、丁寧に対応しようと心がけている会社が多いように感じます。

また、ワーカーが流動的(すぐに辞めたり事情が変わる)なことにも慣れているので、私のように「出産を機に業務量を調整してもらう」ことも快く応じてもらうことができました。

もちろん、すべての会社・発注者がそうとは限りませんが、クラウドソーシングではある程度「融通の利く」働き方ができるのもメリットだと思います。

 

メリット3 : 仕事を選べばスキルアップも可能

「在宅ワークだと、結局作業ばかりでスキルアップ、キャリアアップにはならないんじゃ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、仕事によっては、勤務時間が短かったり、作業中心だったり、成果が見えづらかったりして、キャリアやスキルには繋がりづらい可能性はあります。

けれども一方で、ITやwebデザイン、翻訳など専門的な仕事であればあるほど、しっかり案件をこなしていけば、確実に実績に繋がるのも事実。

私は残念ながらそういった専門スキルは持ち合わせていないのですが(^^;;、それでも「英語」を活かした仕事を見つけて取り組むことで、少なからず自分自身の語学力や、添削スキルは上がっているように思います。

他にも、いま興味があるのが「ネットショップ運営」の仕事。クラウドワークスには「BUYMA」や「Amazon」のほか自社ウェブサイトなど、たくさんの運営案件があります。これらは一般的に単価が低いので、お金稼ぎには向かないかもしれませんが、私のように「将来、ネットショップを開きたい」と思っている人には、良い勉強&経験になりそうですよね。

このように、必ずしも専門的な知識やスキルがなくても、自分にとって少しでも将来的に生かせそうな仕事を選ぶことで、スキルアップに繋がる可能性は十分あると思います。

いまはフリーランスが当たり前の時代。何事も極めれば、それで生計を立てられる時代なので、「スキルが無いから…」と諦めずに、「在宅ワーク」をむしろ「フリーランス(独立)」へのチャンスと捉えて臨むと良いかもしれません☆

SPONSORED LINK

デメリット1 : 稼ぐには専門スキルがないと難しい

「スキルがなくても在宅ワークでスキルアップできる!」と力説しましたが、そうは言っても、専門スキルがないと、なかなか短期的にお金を稼ぐのは難しいのがデメリット。

クラウドワークスを見ていると、確かに稼げる仕事は存在しますが、それはやっぱりしっかりとした「専門スキル」がある人向けの仕事であって、そうでない場合は、びっくりするほど単価の低い仕事ばかりだったりします。

とにかく、報酬のギャップが大きいのがクラウドソーシングの印象。

しかも、専門スキルといっても、生半可なスキルでは、報酬の良い仕事は得られません。なぜなら、プロのフリーランスがガチで仕事を探しているから。「ちょっとイラストレーターがいじれる」とか「英語なら翻訳できるかも」程度ではお話にならないんですよね。。

誤解ないように言っておくと、もちろん何も無いよりは、多少でもスキルがあったほうが仕事の選択肢は格段に増えます!が、もし「稼ぐ」目的で在宅ワークを考えるなら、中途半端な専門性ではなかなかすぐに稼ぐのは難しいと言えそうです。

デメリット2 : 顔が見えない故のトラブルも多い

そして、もう1つのデメリットは、やはり「顔が見えないゆえのトラブル」が付き物だということ。実は、私もこの半年間の間に早くもこのトラブルを経験しました。

「ブログ記事を書く仕事」のほうは半年弱で契約を終了したわけですが、辞めた一番の理由は先述したとおり「自分はライターには向いていない」と思ったから。

しかしもう1つ、「会社から指定日に報酬が支払われない」というトラブルが続いたことも辞めた理由の1つでした。

始めて数ヶ月は特に何の問題もなかったのですが、あるとき担当者が変わってから、なぜか報酬が支払日に支払われなくなりました。

メールでそれとなく催促してみると、最初の月はものすごく慌てたお詫びの返答とともにすぐに支払われ、「まぁそんなこともあるよね」くらいに思っていた私。

ところが、翌月も支払日に振込がなく、メールすると今度は数日経ってからようやく返答があり、1週間後くらいに振込を確認。

さらに翌月も、嫌な予感は的中し、やっぱり支払日に振込ナシ!メールしてもいよいよ音沙汰がなく、「電話してダメなら、配達記録郵便で文書送付かな…」とか考えているうちに、3度目のメール催促でようやく返答を得ることができました。振込は支払日から軽く10日遅れ。

このとき、いろいろネットで調べてみて、クラウドソーシングの仕事にはこういった支払トラブルがとても多いことを初めて知りました。

フリーランスは直接雇用の従業員に比べて軽視されやすく、悪徳な発注者の場合、報酬が支払われないケースは珍しくないようです。

そして、いざそういうケースが起きたときに「そもそも契約を交わしていなかった」とか「音信不通で連絡が取れない」、「訴えるにも訴訟費用の方が高い」という理由で、結局、受注者側のフリーランサーが泣き寝入りをせざるを得ないケースが後を絶たないそう。特に海外在住の場合は、出来るアクションが限られるので尚更ですね。

私の場合は、幸い、契約も結んでいましたし、最終的に全額支払われたので良かったのですが、このときは「どうしたものか」と思ったものです。

もしクラウドソーシングで仕事を受注する場合は、慎重に会社選びをすることをオススメします!例えば、事前にその会社のウェブサイトをチェックしたり、きちんと契約内容を確認したりするのはもちろん、担当者との連絡の取り方も複数確認しておくと良いかと思います。

 

 

というわけで、いかがでしたでしょうか?

「クラウドソーシング」や「在宅ワーク」と言っても、仕事の内容はスタイルは千差万別なので、今回ご紹介したのはかなり個人的な経験、見解に偏っていると思います。。が、主婦の方や海外在住の方などで、「クラウドソーシングってどうなんだろう?」と考えている方の参考になれば幸いです^ ^

最近、ベビーに翻弄される毎日でして、集中してブログを書ける時間がなかなか確保できず、投稿やコメント返信が遅れてすみません。゚(゚´ω`゚)゚。

でも引き続き本ブログは続けていく予定ですので、どうか今後ともよろしくお願いいたします!

SPONSORED LINK

3 COMMENTS

  1. こちらの記事を見てクラウドワークスで仕事をするようになりました。日本企業で収入を得た場合、アメリカの確定申告時に必要な書類はどんなものになりましたか?企業側も把握しておらず、不安です!!

    • ななえさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます☆
      私のブログがきっかけになったとのことで嬉しいです^^

      さて、タックスリターンについてですが、私は夫とのジョイントで申告しました。
      ジョイントの場合、日本での収入に関しては確か金額の申告だけで、(金額にもよるかもしれませんが)証明などは特に必要なかったです。
      (申告は夫に任せてしまったので、詳しい申告方法などはお伝えできずすみません汗)

      ただ、他の方からいただいたアドバイスでは、提出はしなくて良いものの、IRSからいつ聞かれても良いように、収入を証明できる請求書や振込証明などは手元に保管しておいた方が良いということでした。

      ちなみに、日本の会社からは源泉徴収されていますか?
      非居住者の場合は日本に税金を払う必要はないので、源泉徴収不要ですが、万一源泉徴収されている場合は、アメリカ側からの課税を免除してもらう手続きをすると、タックスリターンで課税対象外になるようです。

      なんだか、あまり的確な回答でなくてすみませんすみません(><)

      私も、日本の会社があまり確定申告に関して詳しくないので、手探りな感じです…。

      • Apricotさん
        こんなにご丁寧にお返事いただけてありがたいです!
        私も夫に申告を任せるので、なんとかなるような気がしてきました。どうもありがとうございます(*‘∀‘)

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here