こんにちは、Apricot です。
昨日はイースター!日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでは大事な祝日で、皆教会に行ったり、家族と過ごしたり、子供がいる家庭ではエッグハントなどを楽しんだりします。私たち夫婦も、昨日は妹夫婦とお義父さんと一緒に食事を楽しみました。あまり敬虔なクリスチャン一家ではないので、特に教会に行ったわけでもなかったですが…手作り料理を持ち寄ってのディナーは楽しかったです^^
今日はせっかくなので、「イースターってそもそもどんな日?」という事や、アメリカでのイースターの習慣などをごく簡単にご紹介させていただきつつ、我が家のイースターディナーについてもレポートしたいと思います☆
イースターってそもそもどんな日?
イースターは「復活祭」ともいい、キリスト教にとっては実はクリスマス以上に重要とされる祝日。
復活祭は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭。
ー出典:Wikipedia
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。
ー出典:Wikipedia
今年は4月16日がイースター。大手スーパーや飲食店を除いては、多くのお店がクローズし、街は閑散としていました。私の夫の会社も、お正月は休まず営業なのにイースターの今日だけは休業。どれだけ重要な日かというのがわかりますね!
そして、イースターの3日前にあたる金曜日(キリストが十字架にかけられた日)は「Good Friday」と呼ばれ、州によってはこのGood Fridayも祝日なんだそう。企業によっては、この金曜日から休業しているところもあるようです。
イースター関連イベントは、キリスト教といっても宗派によって祝い方は様々で、厳格な宗派だとイースター前に肉を絶つなどの習慣もあるんだとか(夫曰く「プロテスタントはそこまでしない」そうで、夫の家族はイースターだけをお祝いしていたそうですが)。イースター関連の重要な日をまとめたブログを見つけたので、リンクを↓にご紹介しておきますね。
参考 アメリカならこれだけ読めば大丈夫!イースター(復活祭)と関連する休日まとめてみた
アメリカでのイースターの習慣
エッグハント&イースターバニー
イースターといえば、家族でご馳走を食べる以外にも、生命の復活を象徴する「卵」を使った遊びが有名です。代表的なのは、「エッグハント」と「エッグロール」。
エッグハントは、カラフルにペイントされたゆで卵を、庭に隠して、子供たちが探す遊び。たくさん集めた子は賞品をもらえるんだそうです♪うちの夫も、子供のときにエッグハントをして遊んだそう。
今までそんな遊びを考えたこともなかったけれど、想像したら楽しそう!アメリカの一軒家はお庭も広いので探し甲斐がありそうですよね(笑)仮に庭がなかったり、天気が悪かったりしても、室内でも楽しめるのが良いところ。
また、「エッグロール」は、ゆで卵をスプーンなどで転がして、誰が一番先にゴールできるかを競う遊びなんだそう。これも将来家族が増えたら、絶対やりたい遊びの一つ(笑)
ほかにも、イースターエッグや縁起の良いイースターバニー(うさぎ)をモチーフにした料理やデコレーションを楽しむ習慣があります☆イースターバニーは子だくさんなので、子孫繁栄を意味する縁起物なんだそう。
イースタームードで春をお祝い♪
イースターは復活祭ですが、同時に春の到来をお祝いする意味もあるようです。アメリカでは様々な宗教の人がいますが、必ずしもイースターはクリスチャンだけのものではなく、皆、春の訪れにワクワクしたようなムードに。
イースター前の1週間は、皆「Happy Easter!」と挨拶を交わしたりも。私がアルバイトしている飲食店では、よく小さな子供連れのお客さんが来るのですが、イースター前後は特に小さな女の子がカラフルなドレスを着て、頭にリボンを付けていたりして、とってもキュートでした☆
たとえばこんな春らしい黄色のドレスとか…
華やかな花柄ドレスも素敵♡
エッグプリントがイースターっぽいこちらも可愛い♡
こんな春らしいドレスに身を包んだ子供たちを見ているだけでも気分が上がってきます↑↑
我が家のイースターディナー
さて、オトナな私たちは、エッグハントもイースターコスチュームもありませんでしたが(笑)、家族で集まって食事をしました。アメリカではクリスマスやニューイヤー、サンクスギビングなど、メジャーな祝日には家族で食事をするのが通例。イースターも然りです。
いつもは、レストランに食べに行くことが多い私たちですが、今回はポットラックをやることに。「Pot luck(ポットラック)」とは、いわゆる「持ち寄りパーティー」のことで、アメリカでもカナダでもパーティーでは定番です。
妹の指示で、私は「ジャパニーズフードかスイーツ」を、夫は「デビルドエッグ」を作ってきて!とのことだったので、うちでは朝から二人で料理タイム。
▲私は、日本らしいものを作ろうと思って「手毬寿司」を作ってみました。といっても、うちの近くでは新鮮なお刺身は手に入らないので、なんだか「なんちゃって寿司」ですが(汗)ある物を駆使して何とかカタチに。
▲こちらは、ヴィーガンの義弟用に作った野菜のお寿司。パプリカやアボカド、きゅうり、椎茸の佃煮で作りましたが、酢飯がうまく作れたからか、意外とどれも上品な味に仕上がって好評だったので良かったです◎
▲そしてヴィーガンの義弟でも食べれるスィーツということで、ライスクリスピーを使ったお菓子にも挑戦。イースターにちなんで、鳥の卵に見立てたお菓子を作りました。夫のデビルドエッグは、時間がなくなってしまって撮り損ねてしまったのですが(汗)この後ご紹介します〜!
▲そしてここからは義妹が作ってくれた料理の数々。まずは野菜のディップとナチョス☆
▲手前は「Redneck Sushi(レッドネック寿司)」。巻き寿司から連想しているのか、なぜか「寿司」と呼ばれているこの料理ですが、その正体は、チーズやターキーなどをトルティーヤで巻いたラップサンド。ハーブがほんのり利いた大人の味で美味しかったです♪
その奥はサラダと、夫の特製「デビルドエッグ」、それにスィーツやフルーツなどなど。デビルドエッグもアメリカの定番イースターディッシュで、卵の黄身をマスタードで和えた、シンプルながらもTastyな一品。夫くん、がんばって作った甲斐あって美味しかったです♡
▲そして、こちらが絶品☆バッファローチキンディップ。酸味のあるスパイシーな「バッファローソース」で和えたチキンに、クリームチーズ、チェダーチーズ、ブルーチーズの3種類のチーズを加えてグリルした、なんとも濃厚な一品。
▲そして、義妹はクリームサンドクッキーと、イースターバニーが乗ったカップケーキも作ってくれていました。なかには瀕死のバニーちゃんもいましたが(笑)可愛かったです。
義妹は料理がとても上手で、味もさることながら、これだけ作ってさぞ大変だったでしょと聞くも「全部で1時間ちょっとだよ」とサラリと言ってのけるのでカッコいいです(*´꒳`*)
このあと、みんなでイタリアンジェラートを食べに出かけ、なんだか食べてばっかりの1日でしたw
家族と集まると、だいたい仕事やプライベートの近況をお互い話したり、たわいのない会話だったりするのですが、いつも義妹が適度に仕切ってくれて(笑)、でもみんなリラックスムードで居心地が良いです。本当は英語がもっと上達すれば、私ももっと会話にも入っていけるんだけどな…でも楽しいイースターを過ごすことができました☆
というわけで、今日はアメリカで過ごした初めてのイースターを取り上げてみましたがいかがでしたでしょうか?
日本にいたときはイースターとは名ばかりで、実際には「どんな日でどんな事をするのか?」アメリカに来るまでピンと来ませんでしたが、今回少しだけイースターを知ることができました☆ 子供がいるとまた違った楽しみ方ができそうで、今後が楽しみです。
それでは、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
こんにちは。
素敵な週末をお過ごししたようですね!
イースター、日本人には馴染みが無いですよね〜。でもスーパーに行ったら、たまごを食べよう!みたいなポップが飾られてました笑。
今回はイースターについてお勉強できてよかったです。
※ちなみに私のそちらの友人は、大人になっても家族でエッグハントしてると言っていました。ガチャポンの容器の中に、お金が入ってるから、みんな真剣に探すそうです
★さえさん
いつもありがとうございます♪
「たまごを食べよう!」って、スーパーなりに一応がんばって考えたんだろうなっていうのが伺えて面白いですね(笑)
大人のエッグハント!うちの夫も、「1人5ドルで参加できるようにして、優勝者は500ドルもらえるとかやったら面白いよね〜」なんて呟いていました(笑)
そこまでしなくても、ガチャポンにお金が入ってたら、確かに真剣に探しますねw 次回はうちもやってみようと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)!