とんだ勘違い!?私がやってしまった、英語にまつわる失敗集〜アルバイト編〜

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こんにちは、Apricotです。

が近所の飲食店でアルバイトを初めてから、早いもので2か月半くらいが経ちました。

最初の直感どおり、マネージャーもスタッフもお客さんも良い人ばかりで、楽しく働いています♪

言ってみればファーストフード店の類いなので基本はルーティーンだし、オーダーを取るのもすっかり慣れましたが、それでも実はいろいろと英語にまつわる失敗を重ねてきた私…(^-^;

今日は、そんな私の恥ずかしい失敗談をご紹介!
あまり多くの方の役に立つ記事ではないと思いますが、アメリカのレストランで注文する機会や働く機会があれば、ぜひ参考までに☆

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「try」と言ったらサンプルが沢山出てきた件。

私が働いている飲食店は、チキンサラダ」の専門店で、15種類ほどあるチキンサラダから好きな種類を選び、サンドイッチにしたり、サイドディッシュを組み合わせたりできるお店。

これはまだ私が働く前のエピソードで、お客として注文したときのこと。初めての訪問で「だいたいチキンサラダって何!?」という感じだった私は、カウンターでなかなかオーダーが決まらず。。

しばらく悩んで、「3種類のチキンサラダを選べるセット」を頼もうと思い、こうオーダーしました。

I want to try the basic chicken salad, spicy chicken salad and fruit chicken salad.
ベーシックチキンサラダと、スパイシーチキンサラダと、フルーツチキンサラダを試してみようかな。

そしたらですね…この3つのチキンサラダの「サンプル」が次々と出てきて、ビックリ!…まぁサンプルだし断るのも難なので試食しましたが、実は、「try」という言葉を使うと、時に「試食する」という意味に受け取られることがあるんだということを働き始めてから知りました。

ちなみに「試食」を意味する言葉として、他にも「taste」(味見する)という単語や、もっとわかりやすく「sample」(サンプル)を使うお客さんも多いです。

Can I taste this flavor?
この味を試しても良いですか?

May I have a sample of this flavor?
この味のサンプルを頂けますか?

ただ、「try」が常に「試食」を指すわけではなく、あくまでにシチュエーションによる模様。例えば、ステーキレストランに行って、新商品のステーキを勧められたとします。そのときに「じゃぁ(お勧めなら)試してみるよ」という意味で「try」を使っても、「この人ステーキを試食したいのね」と思われることはありませんw

うちのお店に限らず、ワインショップやアイスクリームショップなど、「味が何種類もあるお店」では「try」の使い方に注意です。でも逆に、迷っているときには便利な言葉。アメリカでは、わりと気軽に「試食」できることが多いので、迷ったときは「try」を使って、「Can I try (a sample of) this?」(試食できる?)と聞いてみましょう!

 

「Hi, mom!」と笑顔で言っていた私…

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さて、これが働き始めて最も恥ずかしかったエピソード!

日本では、お客さんに声をかけるときは「お客様…」と言いますが、アメリカでは男性の場合「Sir(サー)」、女性の場合「Ma’am(マアム)」と呼びかけます。そして、日本の「いらっしゃいませ」に相当するフレーズとして、次のように声をかけることが多いです。

Hello, sir. How are you?
(男性のお客さんに)こんにちは!お元気ですか?

Hi, ma’am. How are you?
(女性のお客さんに)こんにちは、お元気ですか?

Hi, guys! How are you doing?
(男女関係なく複数のお客さんに)皆さん元気?

※実際には「お元気ですか?」と尋ねているというよりは、「いらっしゃいませ」的な決まり文句としての意味合いで使われます。

働き始めたころは、やはり「外国人」(英語が話せない身)としてのコンプレックスが強く、だからこそ、他の誰よりも元気よく「Hi, ma’am!」と挨拶していた私。

ところが、ある日スタッフに言われた一言。

スタッフH
You sound like “Hi, mom!”.
アナタ「Hi,お母さん!」って聞こえるわよ

 

えっっ!!Σ(゚д゚lll)

「うんうん」とうなずく他のスタッフたち。…そう、私はずっとお客さんに「mom=お母さん!」と呼びかけていたのです(笑)

言われてみれば、私の「ma’am」の発音イメージはかの有名な日本のお菓子「カントリーマアム」でして(笑)、一応自分のなかでは「mom(マム)」とは区別して、「ma’am(マーム)」と長めに発音していたつもりでした。

けれども、実際の英語の発音は「マェーム」みたいな感じで、「マ」の音を出したまま口をグッと横に引っ張り、限りなく「エ」に近い音を出さないといけなかったんです。

今まですごく元気よく「マーム」と言い続けていただけに、この真実を知ったときには穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったです(苦笑)

他のスタッフのマネをして「同じ音」を出しているつもりでも、実際はできていないことってあるんだなぁ…と痛感した出来事でもありました。

 

Lorded? それとも Loaded?

お次のエピソードは、スープの話題。うちのお店ではスープも日替わりで提供しているのですが、お客さんに「今日のスープは何?」と聞かれて、「ローデッドポテトスープ(ごろごろポテトのスープ)です」と答えると、どうもお客さんに「ん?何スープって!?」と聞き返されることが多いなぁと思っていました。

そこで夫に相談。

私:People don’t understand my “LORDED potato.”
みんな私の「ローデッドポテト」を理解してくれないんだよね。

夫:It’s “LOADED potato” not “LORDED potato”.
「ローデッド」(Rの音入り)じゃなくて「ローデッド」(Rの音なし)だよ」

私:!?!?!? Isn’t it “L-O-R-D“?!
え!?だってスペルは「L-O-R-D」じゃないの!?

夫:No! “LORD” means a king! lol
ちがうよ!それ王様じゃん!(笑)

私:Whaaaat!? lol
えーウソでしょ!?(笑)

これこそ、とんだ「勘違い」で、確かにメニューにも「Loaded potato」と書いてあるのは知ってたし、意味も「ごろごろポテト(具だくさんなイメージ)」だとわかっていたんです。でも、なぜだか「R」の音が入っていると完全に思い込んでいて、わざわざ「R」の音を意識して発音していた私…(汗)どおりでお客さんも聞き直すわけだ!(涙)

その後、妹夫婦にも「LORDed POTATO」ってこんなヤツでしょ↓と大爆笑されました(笑)

まぁでもお陰様で、この「R」の音をなくして普通に「ローデッド」と発音するようになったら、ほぼ100%お客さんに聞き返されることはなくなりました(^^; 1個解消できてよかったけど、いやー恥ずかしい!(笑)

 

何でも「Would you like〜」と言いまくっていた結果…

さて、飲食店でオーダーを取るときの決まり文句といえば、「Would you like~?」という定番フレーズ。「Do you want~?」の丁寧な言い方だと学校でも習いましたよね。

Would you like a combo?
セットになさいますか?

Would you like a drink?
ドリンクはいかがしますか?

Would you like lettuce and tomato on the sandwich?
サンドウィッチにレタスとトマトは入れますか?

What type of side dish would you like?
サイドディッシュは何になさいますか?

などなど、こんな具合に、とりあえず何でも「Would you like~?」です。

ある日、サンドウィッチのパンを「トーストする」サービスを始めたうちのお店。トーストしたいかお客さんに聞かなければなりません。

そう…お察しのとおり、もちろん私は「Would you like~」を使いましたとも!実際、まわりのスタッフもそう言っているように聞こえたので、特に疑いなく使っていた私。ところが、何故だか私が聞いたときだけ、お客さんに「え、何て言ったの!?」と聞き返されるように…。

うーん。これも夫に相談だ!

そして、判明しました!!私の間違い。

誤:Would you like toasted?
トーストされたいですか?(←こんな感じに聞こえてたかも?!爆)

正:Would you like it toasted?
それ(パン)をトーストになさいますか?

冷静に文法を考えれば当たり前のことだったんですが(汗)、この場合は目的語として「it」(パンのことですね)が必要でした。なんでもかんでも「Would you like~?」と覚えていると、こんな落とし穴があったんですね(^^;

もちろん、後々よく耳を澄ましていたら、他のスタッフも微妙に「it」と言っている…!すごく微妙な音なんですが、英語って、ほんの些細な音がなくなったり、違ったりするだけで通じなくなることがあるから不思議です。

これも、おかげさまで直したら、ほぼ100%聞き返されることはなくなりました(^^;

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「sriracha」って「スリラチャ」じゃないの!?

我が家では使ったことがなく馴染みがなかったのですが、アメリカでは、誰もが知っている大人気のピリ辛ソースがあるんです。最近そのソースがチキンサラダのメニューに加わって、ひそかにその「発音」に戸惑っていた私。。

そのソースというのがこれ↓。「SRIRACHA SAUCE」です!

HUY FONG FOODS【Huy Fong Foods シラチャ ホットチリソース 482g(17oz)】【並行輸入商品】

これ、「つづり」から言ったら、絶対「スラチャソース」なんですよ!なので、発音を知らなかった私は当然、お客さんにたどたどしく「スリラチャソース」と言っていました(汗)

でも、なんか他のスタッフが言ってるのと違うんだよな〜と気になって尋ねてみたら、英語ではどうやら「スィラチャ」と発音するらしい!

…え、「R」の音はどこにいったのよ!?と思って調べてみたところ、なるほど、「Sriracha」はもともとタイの街の名前から来ていて、タイ式の発音だと「シーラーチャー」となるんですって。それが英語では「スィラチャ」と呼ばれているようなんです。それなら納得!

日本語では「シラチャ」「スラチャ」「サラチャ」などと書かれることが多いようですが、英語の「Sriracha」の「S」は空気が抜けていくような音なので「シ」と「ス」と「サ」の中間みたいに聞こえます。これも家で「Sriracha…Sriracha…Sriracha…」と念仏のごとく練習して、やっとお客さんの前でもちゃんと言えるようになりました(笑)

ちなみに、Youtubeで調べたら「Sriracha」の発音を解説する動画があったのでご紹介しますw 本場タイの発音と、英語バージョンの発音のそれぞれが出てきます。

 

汚い言葉はうっかりでも厳禁!

最後にご紹介するのは、見出しのとおりなんですが…英語では、スラングで汚い言葉をよく使いますよね。いわゆる「Fワード」は極端にせよ、「う○こ」や「おしりの○な」などを使った表現が本当に多いです。そして、日本語とは少し感覚が異なり、日常会話では、若い人を中心に男性でも女性でもこれを多用します。

我が家も例外ではなく、よくヘマをしてしまったときなんかに「Oh,s **t!!」(しまった!)なんて言ったりしていて、今まで、夫以外の友達や家族と話していても、特に注意をされるようなことはありませんでした。

ところが、先日、仕事中に「あ、しまった!」というようなシーンがあって、うっかり「Oh,s**t!!」とボソッと言ってしまった私。もちろん、独り言です。

しかし、そこにすかさず反応したのがスタッフH。

スタッフH
Did you CURSE??
ア、アナタ…禁断の言葉を使ったの??

 

正直なところを言うと、汚い言葉だとは知ってはいたものの、独り言だし、そこまでNGだとは思っていなかった私は、きっとそのときキョトンとしていたに違いありません(苦笑)

実際、お店のマネージャーなんかは年配の女性ですが、何度か仕事中に同じような言葉を使っているのを聞いたこともありますし、人や場によっては問題にならないこともあるんだと思います。ただ、逆にスタッフHみたいにすごく反応する人もいるんだということを知って、やっぱり公の場ではそういう言葉は極力避けたほうが良いんだなと、このとき身を以て学びました。

ちなみに、もう少しお上品に「Oh,s**t!!」を表現する言い方として「Oh,shoot!!」というのがあります。これなら、結構、人前でも許されるんですよね。

日本人でも、英語に触れていれば汚い言葉の一つやふたつは自然と覚えていくと思います。でも、じゃあ「”s**t”が”shoot”になったら何がそんなに違うのか?」といった感覚の違いや、「どの言葉がどのシチュエーションなら許されるのか」といった微妙な線引きとなると、私含め、不慣れな人が多いのではないでしょうか。未熟なうちは、安易に多用するものではないですね…!

今回は、実社会に身を置くことで、ちょっとそのイロハを学んだのでした。

 

というわけで、いかがでしたでしょうか?

こうして挙げてみると、かなり初歩的な間違いや勘違いが多くてお恥ずかしいのですが(汗)、ときに大恥をかきながら、ときに笑いながら、日々こうした失敗をバネにがんばっております(^^;;

これからも、まだまだ失敗談は尽きないと思いますので、また機会があればシェアさせていただければと思います☆

それでは今日はこの辺で!また次回お会いしましょう!ありがとうございました♡

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2 コメント

  1. こんにちは。
    英語の話、とても参考になります!
    こうやって活きた英語の話を読むの楽しいです!
    アメリカ行ってから知ったのは、見知らぬ方に失礼のないように話しかけるときは文の最後に「sir」「ma’am」を付けるということでした。
    お買い物行った時に、いつも店員さんに「マァム」って言われてて、なんだろな〜って思ってて、ローカルに聞いたら、そういう風に教えてもらいました。でも私、スペルを見て、勝手に「ma’am」を「madam」の略だと思って、ローカルに「ハロー、マダム」って言って…めっちゃ笑われました
    あとスペルの勘違いから、rの発音を入れちゃうっていうのも良くやってました。
    現地に住まないと出会わないシチュエーションっていうのがたくさんあって、それは日本で勉強してるだけだと絶対知ることのないことで、そういう面ではやっぱり現地でローカルと一緒に行動するということは、語学力を磨くために大事なことなんだなって思います。
    日本に帰ってきて、そう思うようになりました。

    • さえさん☆
      勘違いでRの音入れちゃったりするの、私だけじゃなかったんですね〜!w

      Ma’amは私もMadamの略だと思っていました!書くときには「Sir/Madam」って書くのに、なんか不思議ですよね(笑)

      こっちに来てから、むしろシンプルな英語こそ「それってそう言うの!?」と発見があったり、勘違いに気づいたりすることが多くて、初歩的なことに恥ずかしくなったりもするんですが、確かに日本ではそういうシチュエーションに出会うことがなかったからなんですよね!

      ホントに、ベーシックなことでも、まだまだ知らないことだらけです(^^;;

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