こんにちは、Apricotです。
先日、引っ越しをする直前にできる限り荷物を減らしたくて、夫と「着ない服を処分しよう」ということに。
ノースカロライナ州・シャーロットにはいくつか洋服を買い取ってくれる古着ショップがあるのですが、そのなかで私たちが選んだのが古着ショップチェーン「Buffalo Exchange(バッファローエクスチェンジ)」。
今回、アメリカで洋服を売るのは初めて。しかも、特に私の服はほとんどが日本ブランド!果たして結果はいかに…!?
今日は「Buffalo Exchangeを選んだ理由」と、「実際に売ったときの様子」、そして気になる「査定結果」についてお届けしたいと思います☆
「Buffalo Exchange」なら日本の服もOK!
「バッファローエクスチェンジ」は、アリゾナ発の古着ショップチェーン。1974年に誕生したというから、古着ショップとしては先駆け的存在といえます。2017年10月現在は、全米20州・35店舗以上を展開。
全米で考えると規模自体はそれほど大きくはないのですが、ローカルっ子だけでなく、日本人の間でも認知度が高く、人気のあるお店☆ このブログを読んでくださっている方のなかにも、もしかしたら利用したことのある方がいらっしゃるかもしれませんね。
私が思うに、人気の秘密はずばり…
- デザイン重視!(ブランドを問わず旬な洋服を取り扱っている)
- 高額買取 & 廉価販売(売る人にも買う人にも優しい♡)
「買取」に関していえば、日本と同様、古着ショップの多くは「ブランド志向」。利益の取れない安価なブランドや、無名ブランドは、買取不可なことが多いのが実情。ましてやアメリカでは、聞いたこともない日本のブランドなんて、なかなか買い取ってもらえません。
しかしその点、バッファローエクスチェンジは「デザイン優先主義」。もちろん買取強化ブランドはありますが、たとえ無名ブランドでも「お洒落で個性的、旬なデザイン」だったら買い取ってくれるんです♪
つまり、日本の洋服もOK!
また、日本人の方々のブログを拝見して「ジャンク品でも値がついた」とか「まとまった金額になった」というクチコミが多かったのも決め手に。
これなら「日本から持ってきた大量の洋服も引き取ってもらえるかも…!?」そんな期待を胸に、バッファローエクスチェンジへ行ってきました!
実際に服を売ってみた!
バッファローエクスチェンジでは、レディース&メンズの洋服のほか(子供服は不可)、バッグや靴などのファッションアイテムも買い取ってくれます(※但し店舗により取り扱いアイテムは異なるようです)。
今回は、夫婦で不要な服やファッション小物を大きなイケアのバッグに詰めて持っていきました!
ノースカロライナ州には、シャーロットに1店舗だけお店があります。「デザイン重視」というだけあって、店内もどこか個性的で、ヒッピーな雰囲気w 小さなショップですが、この日もたくさんのお客さんで賑わっていました。
「買い取り」は、お会計と同じカウンターで対応してくれます。「売りに来た」と言うと、2〜3分の待ち時間でわりとすぐに見てもらえました。
私たちの後にも、買取希望のお客さんが続々と来店。なかには「家庭用ゴミ袋」に満杯に詰めてきた女性も…確かにいっぱい入るからね(笑)
担当してくれた女性は、「BUYER」という札を付けていました。そう、バッファローエクスチェンジでは、バイヤーが直々にカウンターでアイテムをチェックしてくれるんです☆
普通の古着ショップだと「査定が終わったらお呼びします」というところが多いと思うのですが、ここでは、バイヤーがその場で値段を付けていきます。
服を広げて…
ガムをくちゃくちゃしながら…
眺めること3秒…
「This is cute! 12 dollars!」
おぉ〜!「直感」で値段付けてる〜!(ノ*゚▽゚)ノ
確かに「デザイン重視」。時々、洗濯表示などもチェックしているようでしたが、特にブランドやコンディションを入念に調べている様子はありませんでした。
ちなみに、ここでバイヤーが付けている「値段」は、「買取価格」ではなく「販売価格」。
アメリカの古着ショップでは、基本的に「買い取られたものはダイレクトに店頭に並ぶ」のが主流。日本のように、買い取ったら業者がクリーニングして…なんて手間はかけません。なので、買い取る時点で、サッサと販売価格を付けてしまうというわけなんです!
「買取価格」は、クレジット(ギフトカード)を選んだ場合、「販売価格の50%」、現金を選んだ場合は「販売価格の30%」がバックされるしくみ。
値段がついたものは、バイヤーがチャチャッとコンピューターに値段を入力。すると即座に「値札」が出てきて、服と値札をセットにしてカゴの中へポイ!なんとも効率的。 イマイチなアイテムは、沈黙のまま袋に戻されていましたw
おもしろいのは、「これは高値に違いない!」と期待していたアイテムに限って買取不可だったり、逆に「こんなヨレヨレなシャツなのに!」と思うもの(←もちろん夫の)に値段がついたり…。
バイヤーの反応を直接見られるのも面白いし、自分たちの目利きとはギャップがあったのも興味深かったです。また、日本と違い「販売価格」が明瞭なので、服の価値と行方がハッキリ分かるのも気持ちが良いですね♪
所用時間10〜15分くらいで、すべての査定が完了!
気になる査定結果は…!?
さて、気になる査定結果はというと…
査定結果
- 買取点数 : 16点
- 買取金額(ギフトカード) : 73ドル
- 買取金額(現金) : 44ドル
という結果になりましたー!
引っ越し直前で、肝心な「持ち込み点数」を数える余裕がなかったのですが(汗)、30数点持ち込んだと思うので、半分弱くらいは値段がついたことになります。
とにかく「捨てるつもり」で何でも詰め込んで持って行ったので、思ったよりは高評価でした♪
1点あたりの金額でみると、ギフトカード(販売価格の50%)の場合で4.5ドル、現金(販売価格の30%)の場合で2.7ドル。
単価の安いTシャツ類が多かったこともあって、決して「高額」とはいえませんが、私の経験上、古着ショップのなかでは「好待遇」だと思います。
単価はともかく、普通の古着ショップなら「ノーブランド」な時点で「買取不可」となるところが、数ドルでも値段がつくのはありがたいですよね☆
値段がついたもの
参考までに、今回、値段がついたものの傾向としては…
- 個性的なTシャツ
- トレンドデザイン
- デザイナーズブランド
が多かったです。夫はビデオゲームが好きなので、マニアックなTシャツをたくさん持っているのですが(^^;;、ちょっとヨレヨレなくらいでも「個性的なデザイン」のTシャツは高く評価されたようでした。
また、私が持っていたブラウスは、袖がちょっと変わった「いま流行り」のデザイン。「ノーブランド」だったのでどうかな〜と思っていましたが、「Cute!」と言って買い取ってもらえました^ ^
あとは、誰でも知っている、カルバン・クラインのような「デザイナーズブランド」ですね。これは、よほどコンディションが悪くない限りは、値がつきやすいようです。
ただし、店舗によって基準が異なりますし、すべては「バイヤー次第」なので、あくまでご参考までに☆
値段がつかなかったもの
こちらも、店舗やバイヤーによって異なるところですが、逆に値段がつかなかったものの傾向は、というと…
- コンサバなデザイン
- 型の古い服
- ストール
が挙げられます。これは意外だったのですが、「ZARA」の、“自称”すごく可愛いAラインのワンピースを持って行ったところ、見事に「買取不可」で撃沈…(涙)「ZARA」は「買取強化ブランド」だと書かれていたので、自信のあった品でした。
また、日本から持ってきた「コクーンスカート」も買取不可。。どうやら、バッファローエクスチェンジの場合は、「コンサバなデザイン」はあまり好まれないようです。
また、夫の持って行った「レザージャケット」は、本革でライナー付きの、なかなかお高そうなシロモノ。が、本人も自覚があったように「型が古い」という理由でNGになってしまいました(~_~;)
そして、今回アイテムとして全く買い取ってもらえなかったのが「ストール」類。バッファローエクスチェンジの買取アイテムのなかには含まれていたはずなのですが、ここの店舗では「買取対象外」だったようです。お店によって、違うんですね!
ほかにも、もしかしたら「季節ハズレの商品」は査定が低くなるなど、違った傾向もあるかもしれません。
本当は「ギフトカード 73ドル!」を受け取りたかったのですが、引っ越し先に店舗がないのが分かっていたので、今回は「現金 44ドル」を受け取った私たちでした♡
ちなみに、売る場合には必ず「ID」が必要ですのでご注意くださいね!
売ったお金でショッピング♡
さて、せっかく店舗に来たからには、やっぱりちょっと「お買い物」したくなっちゃうのが、女子というもの…(〃▽〃)
実は既に「ギフトカード」を少しばかり持っていたので、何か良いのがあれば引き換えよう♪と最初からその気満々だった私w
店内はメンズとレディースに分かれていて、ラックに隙間なくぎっしり商品が並んでいます。
サイズがごちゃごちゃしていて少し見づらいのですが、さすが人気店だけあって、旬なデザインやコンディションの良い洋服がいっぱい!お値段も、だいたい「8〜20ドル」くらいとリーズナブル♪ ついつい、掘り出し物を探したくなってしまいます♡
▲この日いくつか迷った結果、購入したのがこちら☆ 「American Eagle Outfitters」のロングカーディガン、お値段12ドル!
ちょうど、この秋用に「バーガンディー色のロングカーディガン」を探していたので、ドンピシャなものを見つけられてラッキーでした♪ 薄手で着心地も良く、早速ヘビロテしております^ ^
というわけで、いかがでしたでしょうか?
今回は、「アメリカでどうやって服を売ったらいいの?!」というギモンへの参考になればと思い、書かせていただきました☆
バッファローエクスチェンジには「店頭で売る方法」以外に「郵送で売る方法」もあるので、もしお近くに店舗がなくても大丈夫!
実は、この郵送バージョンも以前試してみたことがあるので、後日、その様子も改めてご紹介したいと思います^ ^
▼2017年10月7日に《Sell by Mail編》をアップしました!
日本の服もOK! Buffalo Exchange で洋服を売ってみた話〈Sell by Mail編〉
それでは、また!今日もお読みいただきありがとうございました☆