返信先: 移住の際に船便を利用される予定の方へ

#13591
Oak

    KRさん

    ビザ発給おめでとうございます! いろいろストレスが多かったと思いますが、まずは一段落ですね。

    引越荷物は結構な量がありそうですね。私もずいぶん処分したはずですが、やっぱり箱に詰めると、以前の投稿に書いたように、すごいことになりました。

    日通・ヤマト共に、「引越便」(米国財務省税関を通して申告する分)として送ることができないものは以下の通りです(アメリカの場合。航空便、船便共通)

    -食料品(サプリメント、健康食品含め一切不可)←食料品などはスーツケースに入れて持ち込むか、引越便とは別に送ることは可能です。
    -飲料(水を含め一切不可)
    -酒類(みりん・料理酒含め一切不可)
    -医薬品(救急用品や、少量の常備薬程度は可)
    -たばこ、自動車、オートバイ

    面倒な規制がある一方で、箱に入れる際、梱包する箱ごとに何が入っているか、価値はどのくらいかなどを明記した書類を作成し、保険に入るのはメリットだと思います。また、普通の郵便や個別に送るのではなく、日通やヤマトの場合、丸ごと一緒に1つのコンテナに入れるので、途中で箱がいくつかなくなったとか、潰れたとか、そういうリスクはほぼゼロです。万一の場合に補償されるので、大切なものや、繊細なものが多ければ、この方法が安心だと思います。配達の際も、UPSやFEDEXのように、時に乱雑だったり、玄関・門前に置いたままということがなく、現地の日通・ヤマトの職員(あるいは提携会社)が時間を指定して、家の中まで運び入れてくれます(その場で不要な段ボールなどを回収してもらうことも可能です。大きな家具などは、開梱もしてくれるようです)。

    また、どのようなもの、あるいは申請の仕方だと、アメリカで課税される確率が高くなるか(ほぼ確実に課税されるケース)なども教えてくれるので、それを参考に、アメリカで新しいものを買った方が良いのかどうか、自分の裁量で決められるのもよかったです。

    私は梱包の時から全てお任せのパッケージにしました。パソコン(モニター含め6台)や、十数点の絵画があったのが主な理由です。これらは自分で梱包した場合、破損しても補償がなされないと思いますし、プロの梱包には感心させられました。たしかに、結構な費用になりましたが、その分、ストレスもなく、米国での受け取り時も、日本人スタッフが、丁寧に搬入してくれたので、それだけの価値はあったと思います。1つだけ気をつけることは、梱包までやってもらう場合、中のものが移動中に揺れたり、壊れたりしないように、大量の緩衝材を入れるので、自分で詰めるよりも箱の数が多くなってしまう(=費用がかさむ)ことです。なお、日通の場合、箱が1つ増えるごとに加算ではなく、荷物全ての立方体のかさで、〜㎥まではいくらという計算方法ですので、ちょっとだけ越えそうな場合は、荷物を減らすなどの調整が可能です。

    8月渡米とのこと。私も去年の8月渡米でした。暑い最中ですが、どうぞ気をつけてご準備下さい。

    Oak