こんにちは、Apricotです。
最近、急成長を遂げているアプリを使った配車サービス「Uber(ウーバー)」は、日本ではタクシー労組が強いのであまり普及こそしていませんが、それでもだいぶ知られるようになってきましたよね。
ここアメリカでは、他にもいくつかの配車サービスが存在するのですが、なかでも「Uber」とともに人気なのが、ライバル会社の「Lyft(リフト)」。今のところ、配車サービスといえば、この「Uberか?Lyftか?」という二大勢力です。
そこで今回は、〈前編〉と〈後編〉の2回シリーズに分けて、「Uber」と「Lyft」についてご紹介していきます。
まず〈前編〉では、「そもそも配車サービスって何が便利なの?」ということや、初めての方向けに、「Uber」と「Lyft」の配車の仕方、そして「注意すべき点」などについてもお届けします☆
手っ取り早く「クーポン情報」や「乗り比べの感想」を読みたい方は、こちら↓の〈後編〉をどうぞ♪
アメリカでUberとLyftを乗り比べ!便利でお得なのはどっち!?<後編>
そもそも、配車サービスとは?何が便利なの?
日本に住んでいる方は、まだ使ったことのない方も多いと思いますので、まずは簡単に「配車サービス」について説明しますね。
タクシーの場合は、路上で捕まえたり、電話で配車を依頼したりするのが一般的ですが、「Uber」や「Lyft」の場合は、配車の手配から支払いまで、すべてを「アプリで完結できる」のが最大の特徴です。また、タクシーとは違い、UberやLyftはドライバーが所有する個人の車を利用するのも大きな違い。
[su_box title=”★タクシーの場合” box_color=”#fff9bb” title_color=”#000000″]
- 路上で捕まえる or 電話で呼ぶ
- タクシー会社の専用車に乗車
- ドライバーに行き先を伝える
- 下車時に支払う
[/su_box]
[su_box title=”★UberやLyftの場合” box_color=”#ffd7ea” title_color=”#000000″]
- アプリで配車を手配
- ドライバー個人が所有する車に乗車
- アプリで行き先を設定
- アプリで支払う
[/su_box]
そしてこの配車サービスによって、何が便利かというと、[su_list icon=”icon: check-square” icon_color=”#ef5285″]
- アプリ上でドライバーが何分後に到着するか確認できる
- 予めアプリに住所やランドマークを入力する事で、行き先を確実に伝えられる
- 予め想定される運賃、所用時間がわかる
- アプリにルートが表示されるので、正しく走行しているか確認できる
- 予めドライバーの顔写真やレビュー(星の数)がわかる
- 支払いはアプリで自動決済なので、下車時に支払う煩わしさがない
- タクシーよりも運賃が安いことが多い[/su_list]
というわけで、ここに挙げただけでも、かなり画期的なサービスだというのが伝わったのではないでしょうか?
このアプリを使えば、「急いでるのに、なかなか路上でタクシーが捕まらない」なんてことも、「いざ下車時に1万円しかなくて嫌な顔される」なんてこともありませんし、何より海外で使うときに威力を発揮します。
言葉が通じなくても、アプリで確実に行き先を指定できるほか、予めルートも運賃もアプリが自動算出してくれるので、日本人の宿命ともいえる「海外でのぼったくり」ともおさらば!万が一不正に金額がチャージされても、カスタマーサービスが間に入っているので、不正な場合は即払戻してもらえるのも安心です。
UberとLyftの利用方法
それでは、具体的にUberとLyftの利用方法をご紹介していきます。
まずは、お手元のスマートフォンでアプリをダウンロードします(私が使ってるのはiPhoneなので、アンドロイドの方は多少見た目や操作方法が異なるかもしれません)。
ここでは、細かな初期設定方法は省略しますが、基本的には、「Uber」も「Lyft」もアプリを立ち上げると、「名前」や「電話番号」、「クレジットカードの基本情報」などを指示に従って入力していくだけで、とても簡単に利用ができるようになります。
Uberの配車を依頼してみる
▲Uberのアプリを開くと、現在地ののマップが現れ、近隣のドライバーが車マークで表示されます。
地域や曜日、時間帯などでも変わってくるのですが、私の住むエリアでは、だいたい運が良ければ3分圏内、遠くても10分圏内のところにドライバーがいることが多いです。
近くにドライバーがいるのを確認できたら、「行き先は?」と書かれたボックスに、行きたい場所の名称または住所を入力。
▲すると、「現在地から行き先までの最短ルート」と、「配車までにかかる時間」、「利用できる車のオプション」と「予想される運賃」が表示されます。
[su_box title=”★車のオプション” box_color=”#fff9bb” title_color=”#000000″]
- 「Uber X」…4人乗りの普通乗用車。
- 「Uber XL」…定員6人までのVANタイプ。
- 「ブラック」…高級ハイヤーサービス。
※利用できる車のタイプは、地域により異なる場合があります。[/su_box]
さて、乗車したい車を選んだら「Uberを依頼する」で次に進みます。最初、このボタンを押すのに結構ドキドキするんですが、まだこの時点では配車確定ではありませんのでご安心を(笑)
▲次の画面で、乗用場所を細かく指定します(下の画面では、一部モザイクをかけさせて頂いています)。ここでわかりやすい場所を指定してあげることが、スムーズな乗車のポイント。
指定ができたら、「配車を確定」を押すと配車完了です!
▲「配車を確定」してから約10秒〜20秒くらいのうちに、ドライバーが確定!「ドライバーの名前」と「顔写真」、「車種」「プレートナンバー」「レビュー」が表示され、ドライバーが実際に向かってくる様子がリアルタイムで確認できます。
このとき、「うっかり間違えて配車してしまった」なんてときも大丈夫!配車確定から5分以内であれば、いつでもキャンセルすることができます。
ただし「Uber」も「Lyft」も、「配車確定から5分以上経過した場合」や「5分以内でもドライバーが乗車場所に到着した場合」はキャンセルフィーがかかるので要注意です(地域などによるようですが、最大10ドル位かかる模様)。
わかりやすい乗車場所を指定していれば、まず普通にドライバーは現れますが、わかりづらい場所のときは、ドライバーから電話がかかってくることも。そんなときは、口頭で場所を説明してあげましょう。
このとき、お互いに携帯番号は暗号化されてわからないようになっているので、直接、自分の携帯番号が相手に伝わることはありません。
Lyftの配車を依頼してみる
では、続いては「Lyft」の場合。
「Lrft」も「Uber」と同様、アプリを開くとまず現在地の地図が登場し、近隣のドライバーの状況を確認できるようになっています。
▲「Lyft」の場合は、まず行き先を入力する前に「利用する車のタイプ」を選択します。
[su_box title=”★車のオプション” box_color=”#fff9bb” title_color=”#000000″]
- 「Lyft」…4人乗りの普通乗用車。
- 「Plus」…定員6人までのVANタイプ。
※利用できる車のタイプは、地域により異なる場合があります。[/su_box]
選んだら、「Set Pickup」を押して次の画面へ。
▲ここで、行き先と乗車場所を入力すると、「Uber」と同じように、「最短ルート」と「配車までの目安時間」、「予想運賃」が表示されます。
「Request Lyft」を押すと、確定画面が現れ、同意すると配車完了となります。
▲ドライバーが決まったときの画面はこんな感じ。「ドライバーの名前」「顔写真」「車種」「レビュー」など、表示される情報はUberとほとんど同じです。
車の写真が大きく出る点は、「Uber」よりもわかりやすいですね(ただし車種のイメージ写真なので、実際の車の色とは異なります)。
「Lyft」も、配車確定から5分以内、かつ、まだドライバーが到着しないうちであれば、いつでも無料でキャンセルすることができます。また、ドライバーと電話で直接コミュニケーションとることも可能。
配車までの流れ自体は、「Uber」も「Lyft」も、ほとんど同じですね(笑)
注意点を押さえて、UberとLyftを乗りこなそう!
便利な「Uber」と「Lyft」ですが、より安全で快適に利用するために、いくつか事前に知っておくと良い事があります。
以下では、私が様々な場所で利用してきた経験から、「利用時の注意点」をお伝えしたいと思います!
ドライバーは「4.8以上」を選ぶべし!
「Uber」も「Lyft」も、ドライバーが確定した際に、ドライバーの「レビュー」が表示されます。まずはその点数をしっかり確認しましょう。
私の経験上、オススメは「最大5点中、4.8以上」です。「4」以上なら優良ドライバーのように思うかもしれませんが、乗客の多くは「4」か「5」しかフィードバックしないので、実際には平均点はかなり高め。
「4.5」を下回る場合は、あまり良いドライバーではないと思ったほうが良いでしょう。ドライバー自身に問題がなくても、例えば「車内が汚い」とか「異臭がする」など、必ず何かしらの理由がある可能性大です。
もし、レビューの良くないドライバーに当たってしまった場合は、すぐに「キャンセル」して、改めて配車し直すのがオススメ。そうすると、多くの場合、別のドライバーが出てくるので、納得のいくドライバーを選びましょう。快適な乗車は、「ドライバー選び」で決まります!
「待機料金」に要注意!
最近、「Uber」では「待機料金」が発生するようになりました。ドライバーが乗車場所に到着してから2分以上経過すると、追加料金がかかるというもの。これ、5分くらい待たせると、地味に乗車料金に匹敵するくらい高くなるので注意しましょう(>_<)
待機料金を回避するには、当たり前ですが、「ドライバーの到着前に、乗車場所にちゃんと居ること」です。かくいう私も、自宅に呼ぶときなんかは、つい到達ギリギリまで家に居て、慌てて出たら「2分過ぎてた!」って事が結構あるんですよね(^^;
また、特に外出先で配車する場所には、なるべく分かりやすい場所を指定することもポイント。
分かりづらい場所や、混雑が激しい場所を指定してしまうと、なかなかドライバーと会えずに不当に待機料金を課せられることになりかねません。正当な課金でなければ、後から報告して返金してもらうことはできますが、時間のロスにもなるので、出来るだけトラブルは避けたいところですよね。
ナンバープレートと名前をしっかり確認しよう
そして、ドライバーが到着したら、たいていは車の車種や色で判断が可能かと思いますが、必ず「ナンバープレート」を確認して、アプリ上のナンバーと実際の車のナンバーが一致していることを確認しましょう!
空港や観光地などでは、「Uber」や「Lyft」が何台も待機していることがあり、車の外観だけでは判断しづらいことがあります。また、そうでなくても、特に海外では安全を期すために必ず確認したほうが賢明です。さらに、ドライバーの名前も確認するとなお安心ですね☆
「Uber」は自分も評価されている!
ドライバーのレビューをチェックするように上でお伝えしましたが、実は「Uber」の場合、乗客である私たちもドライバーから評価されています。ドライバーと同様、最大5点満点で、アプリ上のプロフィール欄に表示されます。
つまり、私たちがドライバーを選べると同時に、ドライバーも乗客を選べるということ。よほどのことがない限り、低い点数にはならないと思いますが、できれば高い点数を維持したいですよね。
ここに、実は日本人の陥りがちな「落とし穴」があります。海外だと、どうしても「言葉の壁」があるのは仕方ないのですが、そうでなくても日本人は車内では静かに乗車するのが当たり前。
けれども、アメリカはどちらかというと「フレンドリーさ」を重要視する国。静かに乗っていることが、逆に「無愛想」だと捉えられてしまい、レビューに反映されてしまうことがあるんです(←経験者は語る)。
私の場合、無愛想にしたつもりはなかったのに、自分のレビューが「4.8を下回っている」事に気付いたのはだいぶ経ってからでした(汗)「確かに、相手も人間なんだから、お互い感じ良くしないとダメだよなぁ〜」とちょっと反省。それ以降、気をつけるようになってから、点数もだいぶ回復しました(笑)
でも、別にいろいろお喋りする必要は全くありません。ポイントは、乗車時と下車時だけ。乗車時に明るく挨拶をする、下車時に大きな声で「ありがとう」と言う、これだけです!できれば、ドライバーの名前を添えてお礼を言うと完璧です♪
これなら英語ができなくても、世間話が苦手でも簡単にできますよね!自分のレビューにそこまで神経質になる必要はありませんが、心に留めておくと、より快適に配車サービスを利用できるかもしれません^ ^
というわけで〈前編〉では、配車サービスの基本的なメリットや、具体的な配車の仕方、注意点についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
〈後編〉では、初めて乗車する前にぜひとも知っておきたい「お得なクーポン情報」や、実際に利用した体験から「便利でお得なのはどっち?!」をお届けしますので、ぜひ続けてどうぞ♪
アメリカでUberとLyftを乗り比べ!便利でお得なのはどっち!?<後編>
それでは、今回もお付き合いいただきありがとうございました☆
先日はお返事ありがとうございました!
Nanaです!
私もUber大活用中です(^^)
どのVISAを取得しようかなと調べているときにブログ見つけさせていただきました!
最初はCR-1と思っていたのですが、私達はまだ彼もGC保持者の状態なので、これから彼の市民権取得後のVISA申請となるため、なるべく早く渡米できそうなVISAをまだ検討中なのです。。
VISA申請の最新の状況を知るのはとても難しいので、本当に参考になりました^_^
アメリカ生活の内容もとっても楽しみにしています!!
Nanaさん、こちらこそお返事ありがとうございます!
そういうご状況だったんですね!
彼氏さんの手続き後となると、やっぱり1日でも早く渡米したいですよね。私もざっとネットを見ただけですが、フィアンセビザのほうがCR-1よりも早そうですね。
フィアンセビザでも可能かわかりませんが、Eperdite Letterを請願書と一緒に出して、遠距離が続いている状況を考慮し処理を早めてもらうよう、お願いするだけしてみても良いかも?しれません☆
ブログ楽しみにして頂けてとっても嬉しいです♡ これからもよろしくお願いします!
あっ、匿名になっちゃいました すみません!
そうなんです、彼の市民権取得に早くて半年、K-1も早くて半年、からの永住権申請・・・と長い道のりになりそうです( ; ; )
何もしていない今から挫けそうになりますが、VISA申請した方々のブログはとても励みになります!!
弁護士さんにお願いすることも検討して今探しているのですが、相談しても、ESTAで入国して永住権申請出来るとおっしゃる方もいて、えぇ〜・・・と(^^;)頭が混乱です。
めげずに頑張ります!
Eperdite Letterのお話もありがとうございました!
Nanaさん
ESTAで永住権申請できるっていう弁護士さんもいらっしゃるんですね!!何か裏技があるのでしょうか…!?できたら凄い良いですよね!
でも、1年は長いですが、乗り越えたら今まで以上に彼氏さんとの絆も深まるのは間違いないです!仮に1年コースになったとしても、1年後を楽しみに想像しながらがんばってくださいね!私も、ビザのプロセスを経てまた一つ、夫との絆も深まったと思っています(^-^)
陰ながら応援しています♡
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[…] Days in the U.S.AアメリカでUberとLyftを乗り比べ!〈前編〉まずは基本の利用方… […]
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