産後の手伝いは必要!?私たちが夫婦だけで産後を乗り切った具体的方法とは

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こんにちは、Apricotです。

本では「里帰り出産」という習慣があり、産前産後は実家に頼るのが一般的ですよね。

アメリカには、私が知る限り「里帰り出産」という習慣はないのですが、家族が数週間手伝いに来てくれることは多いようです。

しかし、私たち夫婦の場合は、転勤で今の場所に引っ越してきたため、近くに頼れる家族がいません。。かと言って、日本への里帰りはベビーへの負担や健康保険がないことを考えると現実的とはいえず。。

「家族にお願いして、遠方から手伝いに来てもらうべきか?」…結構、悩みましたが、最終的には手伝いをお願いせず、夫婦二人だけで産後を乗り切りました。感想としては、大変だったけれど、出来ないことはなかったです。

そこで今回は、そんな私たち夫婦の体験談として、「産後は具体的に何が大変なの?」ということや、「私たち夫婦がどのように家事や育児を分担したか」などについてシェアしたいと思います☆

初産だと、産後に「どの程度ヘルプが必要なのか」ってなかなか想像がつかないですよね…。

よく「産後の手伝いがあって助かった!」という声は聞くのですが、その逆はあまり情報がない気がしたので、この記事が、同じく「産後の手伝い」について迷っている方のお役に立てれば幸いです^ ^

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「産後が大変」とはこういうことだった!

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アメリカでは、実は「家事」って日本より随分ラクです。なぜなら、ごく普通のアパートでも、洗濯乾燥機、食器洗浄機、オーブンなどの電化製品が完備されているのが普通だから♪

洗濯物を干さなくても良いし、食器もほとんど洗わなくて良いし、冷凍食品をポンとオーブンに放り込めば夕飯もできちゃう!…ほとんど、家事とはいえないレベル(笑)

なので、いくら赤ちゃんの世話に追われるとは言っても、「わざわざ遠方から呼んで手伝ってもらうほどの家事なんて無いよね〜(^^;;」というのが、産前に私が考えていたことでした。

が、しかし!いざ産後になってみると、なぜ「産後が大変」なのかがわかりました( ̄◇ ̄;)[su_list icon=”icon: check-square” icon_color=”#42bdcd”]

  • 会陰の傷が痛くて、動くのが物凄く億劫。便秘も重なって、気分的にも最悪。
  • おまけに授乳による乳首痛&胸の痛みで泣きそう。
  • 貧血で少し立つだけでもフラフラ。
  • 2〜3時間おきの授乳、寝かしつけで思い通りに時間が作れない
  • 寝不足でゲッソリ。[/su_list]

「赤ちゃんの世話」が大変なのは確かですが、それ以上に、産後はとにかくカラダがあちこち痛んで、身体的にも気分的にも最悪!!(涙)特に、下半身の痛みというのは、非常に惨めな気分になるんですよね。゚(゚´ω`゚)゚。

できる限り動きたくないし、産後は自分が思っている以上に「貧血気味」なので、「オーブンに冷凍食品を放り込むだけ」のためにキッチンに立つのすらムリ!…となってしまうわけなんです。

今回の私の経験では、[su_list icon=”icon: check-square” icon_color=”#ef5285″]

  • 産後10日まで→何も出来ない。可能な限り動きたくない。
  • 産後11日〜1か月→少しカラダが楽になり、徐々に出来ることが増えるが、まだ会陰は痛い。
  • 産後1か月以降→ほとんどカラダも回復し、ほぼ通常どおりの生活が可能。[/su_list]

こんな感じで回復していったので、もし手伝いが必要だとすれば、「最初の10日間」にお願いするのがちょうど良いと感じました(もちろん、カラダの回復には個人差があります)。

 

「夫婦二人で産後を乗り切る」メリット&デメリット

産後の手伝いがない場合、どんなメリット&デメリットがあるのか?今回の私たちの体験からまとめてみました。

メリット

  • 夫以外の人に気を遣わなくて済む
  • 手伝いにかかるコストを別の機会や用途に回したほうが効率的な場合もある

デメリット

  • 夫の協力を得られないと、生活を維持するのが相当大変→我が家は夫が協力的だったので感謝!
  • 育児ノウハウを教えてくれる人がいない→テキストでやり取りしたり、産院に相談もしくはネット検索したりして解決
  • 両親や家族に、孫の顔をすぐに見せてあげられない→ベビーが少し大きくなって可愛い盛りになってから会わせることに

 

どの程度、両親や家族に気を遣うかは人それぞれだと思いますが、産後の10日間というのは「最も手伝いが必要な期間」であると同時に、「最も気分が優れない期間」でもあります。なので、本当に気を許せる人にお願いしないと、逆に気を遣って精神的に辛くなる可能性も。

私の義母や義理の妹はとても良い人たちですが、産後すぐは全く余裕がないので、今考えても「産後すぐに手伝いをお願いしていたらキツかったかもな…」と思います。

その点、夫なら、当然ながら全く気を遣うことなく甘えることができたので、あながち「夫婦二人で乗り切る」というのも悪くなかったですよ!

Apricot
もちろん、手伝ってもらったり相談に乗ってもらったりすることで、逆に精神的に楽になる方もきっといますよね!

 

また、今回私たちの場合は、実の家族・義理の家族ともに遠方在住なため、「効率性」を考えた結果、手伝いをお願いしなかった、というのもあります。

金銭的・時間的な負担も大きいですし、特に日本から両親を招いた場合、滞在中に、言語の問題や運転ができないことで逆に不便を強いてしまうかも…という懸念もありました。

それなら、孫の顔をすぐに見せてあげられないのは残念ですが、その分の金銭的・時間的負担を「後日改めてお披露目する機会」に回したほうがお互い良いかも、という結論に至ったわけです。

このように、手伝いをお願いしないデメリットも無くは無いのですが、(上のピンク字でご紹介しているように)代替できる方法や結果的に問題なかった事がほとんどでした。

産後の手伝いは、必ずしも夫婦二人だけでは決められないケースもあると思いますが、こうしたメリット、デメリットを考慮した上で判断されると良いと思います☆

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産後を乗り切るポイントはズバリこれ!

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さて、今回、夫婦二人で産後を乗り切った私たちですが、ズバリ、乗り切ったポイントをご紹介すると、[su_list icon=”icon: check-square” icon_color=”#ef5285″]

  • とにかく「夫の協力を得る」ことが肝心!
  • 「完璧」を目指さない。頑張り過ぎない。
  • 小さなことでも産前にやれることはやっておく[/su_list]

この3点に尽きます!!

アメリカでは、「出産」は一大ライフイベント。仕事よりもプライオリティを置く人が多いので、男性でも比較的、産後の休みが取りやすいのが有り難いところ。また、比較的「家族マン」が多いので、家事や育児にも協力的な男性が多いように思います。

私の夫も、産後4日間は会社を休んでベビーと私の世話をしてくれたほか、休みが明けてからも、可能な限り協力してくれたので、それが「二人で乗り切れた最大の理由」なことは間違いありません。

とはいえ、夫婦二人では大変なのも事実。夫は仕事で毎日帰りが遅いですし、二人とも初めての育児で毎日が試行錯誤の連続。そこで、お互い共倒れしないために、今でも特に意識しているのが「とにかく完璧は目指さない」こと。

なるべく手抜きできるところはする、お互い完璧に出来ないことがあっても良しとする。家事も育児も毎日のことなので、意識的に「頑張りすぎない」ことで、ストレスを溜めすぎないようにしています。

また、「産前にできることはできる限りやっておく」こともオススメです。臨月に動くのは辛いものですが、産後はそれ以上に辛い!(少なくとも私の場合は)

なので、「掃除」や「ご飯・おかずの作り置き」「アイロンがけ」など、「産後でも出来そうかな」と思うようなことでも、産前にやっておくと、産後の負担を減らすことができますよ♪

 

私たちの家事・育児の分担&手抜き方法

それでは、以下で、私たちが具体的にどうやって「家事・育児を分担、工夫したか」をご紹介したいと思います☆

育児

授乳

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始めこそ「完全母乳」にこだわっていた夫でしたが、自分も「母乳とミルクの混合」で育った事を知ったとたん、うるさく言わなくなりました(笑)

以後、ずっと「混合」で育てていますが、ミルクもOKにしておくと、授乳の負担がだいぶ軽減されるように思います。

我が家は毎晩、1回は夫がミルクをあげてくれるのですが、それだけでも、その間にチャチャっと家事を済ませたり、休むことができたりするので地味に助かる!

搾乳した母乳を保存しておくのも一つですが、私の場合、搾乳にやたら時間がかかってしまうので諦めました(^^;;

お風呂

アメリカの育児で驚いたことといえば「お風呂の入れ方」です。

日本では「毎日沐浴する」のが常識ですが、アメリカではなんと「2〜3日に1回」でOK!(驚)へその緒が取れるまではタオルで優しく身体を拭くだけで、その後はベビーバスを使うのが一般的。

なんでも、赤ちゃんの身体は大人ほど汚れていないらしく、むしろ毎日入れると「赤ちゃんの繊細な肌には負担がかかる」んだとか。

産院でもそのように指導を受けたので、我が家もお風呂は週に3〜4回だけと割り切っています!なので、お風呂に入れる手間も大幅削減。

そのぶん、毎回のオムツ替えのときに念入りに拭いてあげたり、お顔だけはこまめに拭いてあげたりしています。今のところ、このやり方でトラブルはありません。

買い物

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産後1か月は、自分も赤ちゃんもほとんど外出できないので、当然、買い物にも行けません。

そこで、買い物は全面的に夫にお願いしています。アメリカでは、週に一度、1週間分の買い物をするのが一般的。我が家もご多分に漏れず、産前産後ともにそのルーティーンは変わりません。

ただ、冷蔵庫の中や日用品を管理しているのは私なので、「買い物リスト」を作って夫に渡すようにしています。

夫にお任せするようになって感じたのは、「産前に、夫婦一緒に買い物をする習慣があって良かった」ということ。

いつも週末に一緒に買い物に行っていたので、自然と「いつも買うもの」や「定番ブランド」、「値段の感覚」などを共有していた私たち。

おかげで、私がいなくても、例えば「卵」といえば何個入りの卵を買えば良いかとか、「トイレットペーパー」といえばどのブランドのを買えば良いかとかを、言わなくても分かってくれるのはありがたかったです♪

日本だと少し買い物のスタイルも変わってくるので、パートナーと全てを共有するのは難しいかもしれませんが、可能な範囲で普段から情報共有しておくと、産後の買い物もラクだと思います☆

最近は他にも、ネットスーパーや、ネットで注文すればピックアップするだけでOKなサービス、それに宅配ミールキットなんかもあるので、選択肢はいろいろありそうですね。

日用品なら、Amazonも便利!特に、ベビー用品は「Baby Registry 」のディスカウントや、ファミリー割引が効くものもあるので、使わない手はありません。

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食事

産後で一番負担が大きいことといえば、「食事」かもしれません。

以前は料理をしていた私ですが、産後1か月はほとんどキッチンに立てませんでした。朝食やお弁当は作れないので、夫には自分で食べてもらうことに。私自身は、トーストや冷凍ゴハンで簡単に済ませることが多かったです。

Apricot
産前「ご飯くらい産後でも炊けるだろう」と思っていましたが、炊き溜めしておいて大正解でした^ ^

 

でも、夜はさすがに冷やご飯とはいかないので、またもや夫の出番(笑)

夫が仕事から帰宅後、頑張ってゴハンを作ってくれたのが本当にありがたかったです!もちろん、手の込んだものは作れないので、オーブンで温めるだけの冷凍食品やデリなどをフル活用。日によって、お惣菜やピザをテイクアウトしてくれたりも。

栄養を考えたら、やはり母親など誰かにお願いするほうが良いのでしょうが、夫婦二人なので「できる範囲で」と割り切り、その代わり、足りない栄養はプリネイタルサプリで補うようにしていました。

1か月を過ぎてからは、私も身体が回復してきたので、徐々に料理を再開。それでも、食事の時間に授乳のタイミングが重なったり、娘がぐずったりするので、時間のあるときにごはんを作っておいて、サーブするのは夫に手伝ってもらったり…という具合に協力してもらっています。

洗濯・掃除などの家事

「ベビー服は乾燥機で縮む」という話を聞いたので、産前は、ベビー服だけ「陰干し」しようかとも考えていた私。けれども、よくよく考えたら、「そんなの続かない!」と思って早々に諦めました(^^;;

一応、ベビー服は専用の洗剤を使って分けて洗っていますが、乾燥はもっぱら乾燥機を使用!「低温」で乾かしています。

もしかしたら、ごくわずかに縮んでいるのかもしれませんが、今のところ、サイズが変わって支障が出たことはないので、乾燥機でも全く問題なし。洗濯も、なるべくラクに済ませている我が家です^ ^

その他、掃除やアイロンがけなどについては、産前に出来る限りやっておいて「産後10日間に極力やらずに済むようにしていた」のが功を奏しました。

最近は出来る範囲でやっていますが、時間を確保できるタイミングはベビー次第。以前は「洗濯は朝、アイロンがけは夜」みたいな自分のルーティーンがあったのですが、ベビーがいるとそうもいかず。。

なので、産後はとにかくベビーが寝ている間を見計らって「できるときにやってしまう」ようにしています。

Apricot
日本だと「家事代行サービス」も普及しているので、思い切ってお任せするのも手かもしれませんね♪

 

自由時間

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最後にご紹介するのは、私たちの「自由時間」の作り方。やはりいくら母親といっても、息抜きは必要です!

夫婦二人だけの場合、頼れるのはどうしても夫だけになるので、「どのようにお互いの自由時間を作るか」がとても大事になってきます。

我が家の場合は、平日の夜、どちらかがベビーの面倒を見ることで、お互いに「自由時間」を譲り合うようにしています。

夫が疲れている日は夫に自由時間を譲り、私が疲れている日は夫に甘えて、私が自由時間をもらう、といった感じ。その日のお互いの疲れ具合によるのですが、だいたい1日置きに交代で回しています。

ベビーと二人きりでも、携帯をいじったりテレビを見たりはできますが、やっぱり誰かに見ていてもらえると気分的に全然違うんですよね!

産後すぐは、どうしてもカラダが辛いので、フリータイムをほぼ睡眠時間に当てていましたが、少しまとまった時間寝るだけでもカラダの回復スピードが随分違うのを感じました。

「産後の手伝い」が無いと、どうしても夫婦ともに無理をしてしまいがちですが、手伝いがないからこそ、お互い積極的に「自由時間」を取ることが「産後を夫婦で乗り切るコツ」ではないかな、と思います☆

 

というわけで、少しまとまりがなくなってしまいましたが…いかがでしたでしょうか?

世の中には、お子さんが何人もいる方や、シングルマザー、パートナーの協力を得られない方もたくさんいらっしゃる事を考えると、「産後を夫婦で乗り切った」と言っても、私なんかは非常に恵まれているほうだと思います。きっと「そんなに上手いことラクできないよ〜!」という方もいらっしゃいますよね。

ただ、今回は、これから初産を迎える方にとって、少しでも「産後をイメージする」お手伝いができればと思いシェアさせていただきました☆

また、日本の常識だと、どうしても「あれもこれもしなきゃ」とつい頑張ってしまいがちですが、「アメリカ流(?)のこんなズボラ育児でも子供は育つ!」という事を敢えてシェアさせていただくことで、肩の荷が降りる方が増えたら良いな、と思っております^ ^

それでは今日はこの辺で!最後までお付き合いいただきありがとうございました☆

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