こんにちは、Apricotです。
私は妊娠9週目のときに、アメリカで家庭用ドップラー(聴診器)を購入しました。いわゆるエコー検査で使われる機械と同じ機能を持った端末で、家庭で気軽に胎児の「心音」を聴くことができます。
今日はその使い方や注意点、そして実際に録音した「心音」の音声もご紹介しちゃいます☆
※今回私が購入したものは「Bambeego」というブランドですが、一般的に有名な「Angel Sounds」と全く同じ機能なので、今回は「Angel Sounds」の使い方としてご紹介しています。
エンジェルサウンズ(バンビーゴ)とは!?
病院で妊娠が確認できても、4週~15週ごろまでの妊娠初期というのは、流産リスクが最も高い時期ということもあり、毎日不安な気持ちで過ごすママさんも多いと思います。
まだ胎動を感じられるわけでもお腹が出てくるわけでもないので、胎児が無事なのかが分からず、ちょっとした体調の変化にも敏感になってしまいますよね。。
私もまさにそんな一人で、9週目のころ、もう心配で居ても立っても居られなくてw購入したのが、家庭用聴診器でした。
エンジェルサウンズでできること
「エンジェルサウンズ」は、「胎児超音波心音計」と呼ばれる医療機器にあたります。
どんなことができるかというと…
超音波を使い、自宅で簡単に胎児の心音、臍帯音(へその緒に血液が流れる音)、キック、しゃっくりなどを聴くことが可能!
2つのヘッドセットソケット(出力口)で、夫婦で同時に心音を聴くことができる。
さらにレコーディングケーブル付きなので、外部端末に接続すれば録音も可能♪
説明書では「妊娠12週目」から利用可能とされていますが、早い方だと9週目ごろから心音を聴くことができるようです。ちなみに私の場合は、初めて聞けたのが11週目のときでした。
また、気になる安全性についてですが、「エンジェルサウンズ」で使用されている超音波週数は、病院の端末よりも若干弱く設計されているので、基本的には安全性に問題はないよう。ただ、医学的に安全性が保証されているわけではないので、念のため、使用は短時間で切り上げたほうが無難かもしれません。
購入方法/アメリカ在住者はチャンス!
日本では、メーカーサイトのほか、楽天やアマゾン等、多数のオンラインショッピングサイトで購入できますが、アメリカで買うならアマゾンがおすすめ☆
アメリカの「エンジェルサウンズ」は、日本よりもかなり値段が安いので、在米の方はチャンスです!
▼アメリカ版アマゾンの「エンジェルサウンズ」。
▼私が実際に購入したのは、ブランド違いの「バンビーゴ」。
「エンジェルサウンズ」と「バンビーゴ」の違いは、「ヘッドフォン」か「イヤフォン」かの違いと、「カラー」の違いくらい。
私はヘッドフォンにもカラーにもこだわりがなかったので、たまたまプロモーションでお安くなっていた「バンビーゴ」を購入しました。イヤフォンならかさばらないし、ユニセックスな「赤」もお気に入り♪
▼日本版アマゾンの「エンジェルサウンズ」。
日本では、ミニタイプやアプリ連動タイプなどバリエーションも豊富みたいですね!
エンジェルサウンズの使い方
それでは、早速、使い方を説明していきます!
▲まず、今回購入したバンビーゴはこんな感じ。本体のほかに、2つのイヤフォン、ラインケーブルが付属しています。
これ以外に、使う前にはジェルを用意しておきましょう。超音波は空気を挟むと伝わりにくいため、そのまま端末を当てても心音はほとんど聞こえません。
ジェルは、保湿クリームやオイル、乳液など種類は何でもOK。私は家に適当なものがなかったので、この機会にと思い、マタニティクリームを購入しました。
ジェルが用意できたら、準備万端です☆(ジェルがベタつくので、ティッシュも手元にあると良いですよ)
▲ジェルは乾きやすいので、まずジェルを塗る前に、先にイヤホンをジャック(ソケット)と耳にセットしておきます。
▲下腹部にジェルを塗ります。余ったジェルは端末側の円形の部分にも軽く塗っておくと滑りがスムーズ♪
▲ダイヤルを回すとスイッチオン!週数が浅いうちは「ボリュームMAX」で。ジェルに密着させるようなつもりで、下腹部に端末の円形部分を当て、ゆっくり動かします。
▲初めは場所の特定が難しいのですが、縦はアンダーヘアのラインギリギリ〜2,3cm上までの範囲、横は中央から左右5cm位の範囲で聴こえるはず。
おへそからだと、10cmは下のあたりになるので、かなり低い位置で聴こえることになります。
※脚の付け根やおへそ周辺で音が聴こえる場合がありますが、自分の脈とほぼ同じ速さであればそれは「自分の脈」です。胎児の心音は明らかに速いので、違いはすぐにわかるはず。
心音が聴こえない…は、まさかの電池切れ(汗)!?
今でこそコツをだいぶ掴んだ私ですが、実は9週目に購入してから、最初の2週間は全く心音を聴くことができませんでした。
推奨されている「12週目」より前だったので当然といえば当然なのですが、日を開けて何度試しても一向に聴こえる気配がないと、次第に焦りが出てくるもの…。
しかし、ある日「今日こそは!」と張り切って使おうとした矢先、突然、プツッと電池が切れたではありませんか!
あれ…もしや…
電池切れ!?( ̄▽ ̄;)
まだ使って3回目くらいなのに、電池切れなワケがない!と思いつつも、若干の心当たりがありました…。
アマゾンから届いたときの状態が、なんとなく「開封済み」な感じで、電池も既にセットされた状態だったんです…。そのときはあまり気にしていなかったのですが、今思えば、返品商品に当たってしまったのかもしれません(涙)
仕方がないので、電池を買ってきて入れ替えることに。電池は「9V」のスクエア型で、アメリカではウォルマートなどで普通に売っているタイプでした。
電池を入れ替えて初めて気づいた、本来聴こえる音の大きいことといったら!(笑)早速試してみると、なんと心音も、小さいながらバッチリ聴くことができました!(そのときの音声も後ほどお聴きいただけます)
これはレアなケースかと思いますが、「心音がなかなか聴こえない…」という方は、電池がちゃんと残っているかも確認すると良いかもしれません。ただ、聴こえる時期には個人差があるので、この時期に聞こえなくても焦らず気長に待ちましょう^ ^
「心音」の録音の仕方&実際の音声を公開!
さて、冒頭でもご紹介しましたが、「エンジェルサウンズ」は、ただ心音を聴くだけでなく、心音を外部端末に「録音・保存」することもできます。
当時は、自分が聴くことに必死でしたが、あとから考えると、そのときにしか聴けない心音を保存して、後で聞き返したり、遠方の家族に送ったりできるのは素晴らしい機能だなと思います☆
録音のしかた
録音のしかたはとっても簡単!今回、私が試したのは、手持ちのiPhoneに「録音アプリ」をインストールするだけのお手軽な方法。
▼今回使用したアプリはこちら☆
https://itunes.apple.com/us/app/voice-recorder-audio-editor/id685310398?mt=8
▲アプリをインストールしたら、スマホとエンジェルサウンズを付属のコード(ラインケーブル)で接続します。
コードを接続するジャックは、スマホ側もエンジェルサウンズ側も「イヤホンジャック」でOK。録音専用ジャックがあるわけではありません。
▲あとは、いつもどおり心音を聴きながら、心音がよく聴こえる位置を見つけたら、アプリの「録音」ボタンを押すだけ♪
▲録音できたら、保存したいファイルの列を左にスワイプすると、「シェアボタン」が出てくるので、ここから「保存」または「シェア」することができます。
それでは、いよいよ私が録音した週別の「心音」を次にご紹介していきますね!
11週目の心音
電池を入れ替えて、ようやく聴けるようになった初めての「心音」です(11w5d)。音がとても小さいので、スピーカーのボリュームをMAXにして、さらに耳をくっつけないと聴こえないかもしれません(^^;
このときの心拍数は、168回/分前後。一般的に10週ごろが一番心拍が速いといわれていますが、確かに速い!
音的に、「心音」というより「臍帯音(さいたいおん)」なのかな?とも思いますが、どんなに探してもこの音しか見つからず。。でも、「心音」も「臍帯音」もほぼ速度は同じとされているので、良しとしています。生きていることが分かれば十分!
13週目の心音
それから約2週間後(13w3d)の心音です。これも厳密には「臍帯音」な気もしますが…このときの心拍数は、150回/分前後。11週目に比べると、心拍数のピークを超えて、かなり落ち着いた印象です。
心拍数は、胎児が動いているときのほうが速いといわれているので、このときはもしかしたら寝ていたのかも?しれません^^
14週目の心音
そして、こちらが約10日後(14w6d)の心音。かなり音が大きく、しっかりしてきました!(音が大きくなったぶん、ノイズが入りやすくてすみません)このときの心拍数は、140回/分前後。少しずつゆっくりになってきています。
この頃になると、コツを掴んだというのもありますが、音が拾いやすくなったので、探すのもだいぶ楽になりました^ ^
18週目の心音
それからさらに約1か月後(18w6d)の心音です。今までとは明らかに違う、しっかりとした「鼓動」になっているのがわかります。もう大人の心音ともそれほど変わらない感じすらしますよね!このときの心拍数は、144回/分前後。140回台で安定してきたようです。
この頃になると、胎動も徐々に感じるようになってきたため、あまり心音を心配することはなくなりました。最近は、もっぱら胎動が鈍くて心配になったとき限定で使っていますが、今後はしゃっくりやキックの音なんかも聴けるようになるのかな?!
というわけで、いかがでしたでしょうか?
「家庭用聴診器」については、使用期間が数か月程度と決して長くないことに加え、心音が聞こえないことで更なる不安を煽るリスクもあるので、賛否両論あろうかと思います。
ですが、うまくいけば安心材料になるのはもちろん、こうして記録として残せてシェアできるので、私は買って良かったなと思っています☆
購入を迷われている方や、買ったものの使い方が分からない…という方にとって、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです^ ^
それではまた!最後までお付き合いいただきありがとうございました。
こんにちは、Apricotです。
アメリカに移住して最初に驚いたことの1つに、「迷惑電話の多さ」があります。
携帯電話を購入してそれほど経たないうちに、かかって来だした迷惑電話。ほぼ毎日のように知らない電話番号から着信があり、多いときは1日に5件くらいかかってくることも。
知り合いも殆どいないアメリカで、電話がかかってくる覚えがあるはずもなく、ほとんどは無視するのですが、たまたま電話を取ってみると自動音声のセールス電話だったり…(汗)そんな似たような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
そこで今日は、アメリカで迷惑電話をブロックする3つの対策方法をご紹介します☆
1. まずは「Do Not Call Registry」に登録しよう!
これはご存知の方も多いかもしれませんが、アメリカ政府が公式にサポートする、Robocalls(自動音声電話)用の「迷惑電話対策」です。
その名も「National Do Not Call Registry」。
ここに自分の電話番号を登録すると、セールス業者は「法的に」その番号にはかけることができなくなるという、画期的なサービス!これにまず登録しない手はありません。
登録方法はとっても簡単!
登録方法は3ステップでとっても簡単!
① ウェブサイトにアクセスし、迷惑電話を受けたりたくない電話番号を入力します。一度で3つの電話番号まで登録OK。それから、確認メール配信用のメールアドレスを入力します。
② 入力内容を確認して、確定ボタンを押します。
③ 先ほど入力したメールアドレス宛てに確認メールが届きます。メール上のリンクをクリックして、登録を有効化すれば登録完了!
登録が完了すると、「最大31日」以内に業者がRobocallsをかけてこなくなるようです。
ただし、このレジストリーが有効なのは、あくまでセールス目的の「自動音声電話」だけ。自動音声電話であっても、選挙、チャリティ、債権回収、調査目的などの場合は対象になりません。
参考 FTC Consumer Information
また、スパム電話も対象外なので、これに登録しても、すべての迷惑電話がブロックされるわけではないんですね〜。
2. 携帯電話会社の設定オプションをチェック!
次に、念のためお使いの携帯電話会社のセキュリティサポートも確認しておきましょう。
電話会社によっては、有料で迷惑電話をシャットアウトしてくれるサービスも存在するようですが、私が使っている「T-mobile」の場合は、簡易的なセキュリティオプションだけ無料で設定することができます。
T-mobileサイト(個人サイト) > Usage & Plans > View line details > Manage Services
▲追加できるサービス一覧の中に、「Scam ID」と「Scam Block」という無料サービスがあるので、これを有効化すればOK。
この機能は、Scam(詐欺電話)に限って、アラートでお知らせしてくれたりブロックしてくれたりします。
ただ私の場合、この設定をして数か月が経ちますが、正直、スキャムコールが劇的に減った感覚はあまりありません。もしかしたら、スキャムは迷惑電話のごく一部に過ぎないので、気づかないだけでちゃんといくつかはブロックしてくれているのかもしれませんが…。
まあ、設定しておくに越したことはないと思いますので、ぜひお手元の端末でも確認してみてくださいね^ ^
3. 迷惑電話対策アプリは「Hiya」と「Truecaller」がおすすめ
上記2つの方法で対策しても、迷惑電話をすべて阻止するのは難しいかもしれません。そんなときは、最終手段として、迷惑電話対策アプリを入れておくと安心です☆
たくさんの類似アプリが出回っていますが、私のオススメは「Hiya」と「Truecaller」。他にもいろいろ試しましたが、この2つが一番的確に迷惑電話を検知してくれます。
Hiya
https://itunes.apple.com/us/app/hiya-caller-id-and-block/id986999874?mt=8
「Hiya(ハイヤ)」は、アプリをインストールするだけで、その瞬間から迷惑電話を検知してくれます。もちろん無料!
▲「Hiya」のデータベースに登録されている迷惑電話番号は20万件以上。これに該当する迷惑電話がかかってくると、このようにスパムであることを教えてくれます。無駄に電話を取らずにすみますね!
▲そして「Hiya」が素晴らしいのは、「Alert」だけでなく「Block」設定も選べること。デフォルトは「Alert」になっており、かかってくると最初の画面のとおり「お知らせ」してくれるだけ(出るか出ないかは貴方次第)なのですが、「Block」にしておくと、該当する迷惑電話自体を受信しなくなります。これはなかなか効果テキメン!
これなら、「また迷惑電話だ…」といちいちストレスを感じる必要がないので、とても快適ですよね^ ^ ※ただし、迷惑電話は留守番電話に転送されるので、留守電にメッセージが残ることがあります。
▲さらに、知らない電話番号を調べる機能もあります。調べたい電話番号を入力すると、登録がある場合は名前が出たり、スパム判定を表示してくれたりします。
もし、ごく普通の人からかかってきたと思われる場合は「間違い電話」の可能性大。アメリカでは、間違い電話もかなり多くて、私もたまに留守電に「カレン、ママよ。連絡ちょうだい。」みたいなメッセージが残っていることも(笑)
Truecaller
https://itunes.apple.com/us/app/truecaller/id448142450?mt=8
「Truecaller」も、基本的には「Hiya」と同じ無料で使えるスパムコール対策アプリです。
▲「Hiya」との違いは、「Hiya」がスパムコール対策に機能を絞っているのに対し、「Truecaller」は携帯電話の電話帳とリンクすることで、知り合いの電話番号にもより詳細な登録情報(メールアドレスや使用キャリアなど)を追加表示できるようになっています。
個人的にはあまり必要性を感じる機能ではないので使っていませんが、使いようによっては、より普段から使えるアプリといえるかもしれません。
また、「Truecaller」の場合は、「Hiya」のように迷惑電話をブロックしてくれる機能はありませんが、ジャンクコールがかかってきたら同じように教えてくれます。
一見、機能的には「Hiya」だけでも十分そうですが、「Truecaller」をお勧めする理由は、データベース(迷惑電話番号の登録数)の多さ。もし「Hiya」がカバーしていない迷惑電話があっても、「Truecaller」が検知して教えてくれることがあるので、個人的にはダブル使いがオススメです!
迷惑電話で使われる英単語
最後に、このような迷惑電話対策アプリなどでよく表示される「迷惑電話の種類」について、それぞれどんな意味なのかまとめてみました。
Spam … スパム(無差別電話)
Scam … 詐欺(金銭を騙し取る目的)
Spoofing … なりすまし
Fraud … 詐欺・不正
Telemarketer … セールス電話
Debt collector … 借金の取り立て
頭に「Suspected」や「Potential」と付くときは、断定ではないけれど「その疑いがある」という意味になります。
また、一般的に「迷惑電話」を意味する単語としては、「Robo Calls(自動音声)」「Unwanted Calls」や「Junk Calls」などがよく使われます。
いかがでしたか?
私は今回ご紹介した対策をフル活用することによって、かなり迷惑電話を減らすことができました。ぜひ、皆さんのお役にも立てれば幸いです!
それではまた☆ 次回もどうぞお楽しみに^ ^
こんにちは、Apricotです。
先日、4週間ぶりに2回目の妊婦健診を受けてきました(このとき13週0日)。アメリカでは初診が8週から、その後も基本的に4週間おきにしか検診をしないので、日本と比べるとかなり検診の回数は少ないといえます。
しかも、アメリカでは毎回エコー検査をするわけではなく、2回目の定期健診では通常、エコー検査はしないんだとか。なんですが、今回は前回申し込んだ「胎児ドック」をするため、私は再びエコー越しに赤ちゃんと対面することができました^ ^
今日は、その様子をレポートしたいと思います☆
胎児ドックってどんな検査?
「胎児ドック(胎児スクリーニング検査)」は、「出生前診断」の1つで、英語では「First trimester screening(ファースト トライメスター スクリーニング)」といいます。
エコー検査や血液検査を行うことで、主な染色体異常とされる 21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの可能性を診断することができるというもの。原則、妊娠10〜13週という、限られた期間に受けなければなりません。
胎児ドックでは、胎児の首の浮腫を計る「NT測定」に加え、通常のエコー検査よりも詳しく胎児の状態を見ていきます。
チェック項目
● 頭が半球状で、形に異常がないか
● 鼻骨があるか
● 頭・首・胸・お腹に異常に液体が溜まっていないか
● 手足は合わせて4本見えるか
● 心臓の三尖弁や静脈管の逆流がないか
-出典 : https://192abc.com/43150
日本では、まだ受けられる病院が限られているようですが、アメリカではごく一般的な検査のようです。
第2回・妊婦健診の様子をレポート☆
それでは、ここからは早速、当日の様子をご紹介していきます!
なんと…朝一の電話で、急遽病院が変更に
実はアポイント当日の早朝に、クリニックから1本の電話が。なにやら「エコー検査技師が体調不良で不在だから、今日は総合病院のほうに行って欲しい」とのこと(゚Д゚)
この検査は前述のとおり妊娠13週目までに受けなければならないのですが、私は既に13週目に突入。どうやら、リスケジュールしている余裕はないと判断した模様。
想定外の連絡で驚きましたが、幸い、クリニック側で総合病院への手配はすべて整えてくれ、行き方なども親切に教えてくれたので、実際に困ることはありませんでした。
しかし検査技師が体調不良って…確かに小さなクリニックではあるけれど、なんだかアメリカらしいですよね(^^;
総合病院でのエコー検査の様子
受付を済ませると、早速、エコー検査室へ案内され、今回も体重測定からスタート。
この日、前回から2kg近く体重が増えていたと思うのですが、特に何も言われませんでした。…もっとも、この日も普通に、洋服と靴を着用したままの測定だったので、めちゃアバウトなのは確かです(^^;
ちなみに、アメリカの医療現場ではアジア式の単位が主流なようで、体重計が「kg」表示だったり、赤ちゃんの大きさも「mm」で教えてくれたりします。日本人には分かりやすくて嬉しいですね^ ^
さて、今回のエコー検査は、妊娠13週なので、経膣エコーではなく腹部エコーでした^ ^
▲これが、この日の赤ちゃん♡ たった1か月の間に、キューピーから人間に進化していてビックリ!(13w0d)
私は、つわりが9週目くらいであっさり終わってしまい、もちろんまだ胎動も感じない時期なので、本当にこの4週間は赤ちゃんの安否が不安で仕方がありませんでした。けれども、この日、赤ちゃんの頭殿長(頭からお尻まで)は7.5cmくらいにまで成長!しかも動いてるー!元気そうな姿を見られて、本当に良かったです^ ^
ここから、検査技師さんが念入りに各所をチェック。ドップラー(カメラ)をお腹の右に左にと動かし、胎児の頭、顔、首、腕、お腹、足…とあらゆるパーツをチェックしていきます。不思議ですが、超音波で脳の中とか、お腹の断面まで見られるんですね…!
そして気になるのはやっぱりダウン症の兆候。ダウン症の疑いがある場合、胎児の首の後ろに浮腫みが3〜3.5mm以上認められるほか、手足の長さが短い、鼻の骨の発達が遅い、などといった特徴がみられるそうです。技師さんも、かなり慎重な面持ちで、何カットもいろんな角度からスクリーン写真を撮っていました。
私も素人ながらに、手足や鼻筋なんかを息を飲みながらチェック。もっとも、そんなことを何も知らない夫だけが、呑気に横で「He’s so active!」を連呼していましたけどね(笑)
NT(浮腫みの長さ)は、1.8〜2.0mmという結果。正直、2mmも3mmも同じような気がしてちょっと不安になりましたが、一応、正常範囲内。ほかは、素人目で見ても、鼻筋も通っているし、手足も普通の長さのように見えたので、まぁ大丈夫かな、とこの時点で思うことができました☆
ほかにも、胎盤(英語ではPlacenta/プラセンタ)やへその緒(umbilical cord/アンビリカル コード)、心音の間隔や速さなども念入りに調べてもらいましたよ♪
この日、トータルで45分くらいは念入りに診てもらったんじゃないかと思います。日本だと、検査技師にあまり込み入った事は聞けない(教えてくれない)雰囲気がありますが、アメリカの検査技師はかなりフレンドリー!「これは何?」とか「これはどれくらいの大きさ?」「心音は順調かしら?」とか聞くと、結構普通に教えてくれます。
が、ダメ元で聞いてみた「性別」は、さすがにこの時点ではまだわかりませんでした(^-^; 残念!
この後、本来であれば「胎児ドック」の一部として「血液検査」も受けることになっていたのですが、今回はなぜか病院が急遽変わった都合?で、次回への持ち越しに…。
ドクターとの面談
その後、血圧測定をして、ドクターと面談。アメリカでは、こういった面談はプライベート重視で「完全個室」が多いです。面談の間は、ナースも滅多に入ってくることはありません。
念入りなエコー検査のおかげで、この時点でほぼ、ダウン症や奇形への不安は解消されていた私たちですが、医師からも、エコー写真を見ながら「全く問題ないよ!」と太鼓判を押してもらうことができました(´∀`=)ホッ
ただ、これはあくまで「可能性が低い」という話であって、「確定診断」ではないということ。35歳以上はリスクが上がることなどを説明されました。また、ダウン症以外の染色体異常「トリソミー13」と「トリソミー18」の可能性はエコー検査だけでは分からないので、やはり血液検査が必要になるようです。
この日、ドクターとの面談を終えたらすべて終了。全部で、所要時間2時間半ほどでした。この日も、窓口でお会計の必要なく、後日、保険会社からの請求書を待つことに。
気になる請求金額はいくら…!?
さて、その後3週間ほどで金額が確定したので、早速、今回の請求金額をシェアしたいと思います!↓
◆OFFICE LAB/XRAY(検査&エコー代)
保険適用前 : $724 → 保険適用後 : $134.62
◆ OFFICE VISIT (診察代)
保険適用前 : $172 → 保険適用後 : $31
※この金額は、私の加入しているAetna(エトナ)の「Open Choice PPO」プランの場合です。
値引額に騙されそうになりますが、いやはや、今回も軽く150ドル超え!毎回だと、まいってしまいますね〜( ;´Д`)
似た保険に入っていらっしゃる方はご参考までに☆
「出生前診断」をどこまですべきかは悩みどころ
さて、最後は少し重い話題になってしまいますが、「出生前診断」について思うことを少し。
今回、出生前診断として「胎児ドック」だけを受けた私ですが、この出生前診断は必ずしも全員が受けないといけないわけではありません。私の場合は、高齢出産で「ダウン症」のリスクが一般的に高まるために、自然と「受けておこうか」となりましたが、高齢出産でも受けない選択をする方もいます。逆に、高齢出産でなくても、より高度な検査を希望する方もいます。
でも、この「出生前診断」って、どこまで検査するべきか?すごく難しいところですよね。。検査して、万が一陽性だったとしても、そこからどうするか?は、なかなか結論が出せないカップルも多いのではないでしょうか…。
私たち夫婦も、もちろん前々からこのことは話し合ってはきましたが、正直、結論を出せないまま当日の検査に臨みました。
もちろん、血液検査の結果がまだなので何とも言えませんが、今回私たちが受けてみて思ったのは、結局は「出生前診断」は確率論でしかないということ。
確率が低ければ、安心材料にはなるけれど、絶対ではないし、逆に確率が高いからといって、実際に病気を持っているとも限りません。あのプロゴルファーの東尾理子さんも、ダウン症の可能性が高いといわれていながら、実際に生まれみたら全くの健常児だった、という話を聞いたことがあります。
じゃあ、より精度の高い検査(「羊水検査」など)を受けたら良いじゃないか?って話になるんですが、仮にそれで陽性だったとしても、そこでどうするかはやっぱり難しいところだと思うんです。
なぜなら、これがもし、妊娠5週とか早期にわかるのであれば、中絶も選択肢に入ってくるかもしれませんが、結果がわかる16週頃といえば、既に数々の不安を乗り越え、やっと安定期までこぎつけた時期。お腹も徐々に大きくなり始め、早ければ胎動も感じ始めます。親心としては、もう既に愛着たっぷりなんですよね(>_<)
もちろん、世の中には、さまざまな事情で、全ての結果を受け入れられない方もたくさんいらっしゃると思います。私たちも、障害のある子供と向き合い、育てることの大変さや、子供の将来に不安が無いわけではありません。ですが、私たちの場合は、週数が進むにつれて「障害どうこうよりも、早く我が子に会いたい!」という気持ちのほうが勝ってしまいました。
今考えると、私たちにとっての「出生前診断」は、結果に関わらず、気持ちの準備をするための材料だったのかな、と思います。
でもですね、これは夫が言っていたことですが、例えば「耳が聞こえない」「目が見えない」といった障害だって、産まれてからじゃないと分からないものがほとんどですし、産まれてしばらく経ってから発症するものだってあるわけで。ましてや、長い人生のなかでは、交通事故で重度の後遺症を患う可能性だってあるし、病気になる可能性だってある。
そう考えると、たとえ染色体異常がないからといって、一生健康体である保証はないし、逆に先天的な障害があって産まれたとしても、必ずしも不幸せな人生とも限らないんじゃないか。
検査を終えた病院のロビーで、そんなふうに「腹をくくった」私たち夫婦でした。
いかがでしたでしょうか?
私たちの判断が、最終的に良かったのかどうかは知る由もありませんが、今はただただ、元気な赤ちゃんが産まれてくれることを願うのみです☆ 「出生前診断」の考え方は人それぞれだと思いますが、この記事が、1つの体験談として、どなたかのご参考になれば幸いです^ ^
それでは、また!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☆
こんにちは、Apricotです。
突然ですが、アメリカ人の家族や友達がいる方、アメリカ人ってやたらとYouTubeを観ると思いませんか?
うちの夫は、テレビ番組はもちろん、趣味やバラエティ動画のほか、何かを調べるときにもまずYouTubeをチェックします。例えば、料理のレシピや旅行の計画を立てるときにも、私だったらまずネットでググるのですが、夫はまずYouTube。
確かに、YouTubeにはあらゆる動画が揃っていて、好きなときに見られるし、動画の方が分かりやすいことも多いんですよね。
そんなわけで、日頃からすっかりYouTubeのお世話になっている私たちですが、今日はそんな我が家がオススメする「英語初中級者でも比較的楽しめて、サクッと見られるチャンネル4選」をご紹介したいと思います!
1. The Tonight Show starring Jimmy Fallon
https://m.youtube.com/user/latenight
1954年から続く、お馴染み、アメリカの超人気・深夜トーク番組。テレビでオンタイムで見られなくても、YouTubeでいつでも視聴できます。
現在は、アメリカのトップコメディアン Jimmy Fallon(ジミーファロン)が司会を務める「The Tonight Show」。毎回、豪華なセレブリティたちがゲストとして登場します。基本はトーク番組なのですが、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、コメディあり…とバリエーションもさまざま。
https://youtu.be/bLBSoC_2IY8
▲このショーの人気コーナーの1つ、「Lip Sync Battle」。この日のゲストは女優のエマ・ストーン。「リップシンク」とは、いわゆる「口パク」のことなのですが、さも異性の声で歌っているように見える様子や、大げさな振り付けが笑いを誘います。
https://youtu.be/P8m-KThvtxA
▲こちらは、オーストラリアの動物少年Robertがゲスト。毎回、クレージーな生き物をスタジオに持ってきて、ジミーを驚愕させるのですが、ロバートの空気を読まない圧倒的な動物愛が凄くて、見ていて微笑ましいエピソードです^ ^
https://youtu.be/ONRQZshyrPI
▲ジミー扮する「ドナルドトランプ大統領」もかなりウケます(笑)この日は、「生」ヒラリークリントンが出演するという大胆なエピソード。過去には、元オバマ大統領やミシェルオバマ夫人が出演したことも。アメリカでは、政治家もコメディショーによく出演するんです。もっとも、トランプ大統領やメラニア夫人を見かけることはありませんが(^^;
なかには、結構くだらない内容も多いのですが(笑)、どんなネタでも面白可笑しく変えてしまうジミーの気さくな人柄と喋りのセンスはもちろん、歌もダンスも出来てしまう彼の多彩な才能もこのショーの見どころ♪
内容がシンプルなので、英語があまり分からなくても雰囲気で楽しめます。日本の最近のお笑いって、芸人がカラダを張り過ぎて、ちょっと見ていて痛々しかったりするのですが、アメリカのコメディショーは、ウィットに富んでいて、誰が見ても楽しいのがお気に入り^ ^
これぞ、アメリカのコメディショーという代表番組なので、ぜひ気になる方は一度チェックしてみてくださいね☆
2. Only in Japan
https://m.youtube.com/user/ONLYinJAPANWAORYU
続いてご紹介するのは、その名のとおり「日本ならではの文化や食、テクノロジー、一つなど」を紹介するチャンネル。在日歴18年を超えるニューヨーカー「John Daub」が、日本全国を旅しながら毎回、日本の面白いネタを配信してくれます。ただの「旅番組」や「観光スポット情報」を超えて、日本人も知らないような日本のおもしろスポットに外国人の視点から迫るのが魅力☆
https://youtu.be/S2UBy8bkgyE
▲最近配信された、「網走刑務所」で実際に囚人が食べている「食事」を体験するエピソード。その豪華さにビックリ!これを観たあとに、アメリカやイギリスの囚人食を調べてみたのですが、日本の囚人食は世界一なんじゃないでしょうか。
https://youtu.be/_SPajxKzkRg
▲こちらは、大阪にある「Mr.Kanso」という、300種類以上の缶詰を試せる食堂のレビュー。そんなユニークな食堂があるなんて知りませんでした!帰国したら行ってみたい場所の1つ☆
https://youtu.be/S0-oNv51j9o
▲それから、「カプセルホテル」の体験エピソードなんかも。女性だとあまり馴染みがなかったりするので、思わず興味津々で見てしまいました。カプセルホテルは、外国人にも、文化的、実用的な面でとても人気があるみたいですね!
ジョンの英語は、比較的日本人にとってわかりやすいですし、「日本」という、元々馴染みのあるトピックなので、英語初心者でも十分に楽しめるはず☆ アメリカ版のYouTubeだと英語字幕が付くのですが、日本版だと日本語字幕がつくのも嬉しいですね。
私たち夫婦は、いつもこれを観ながら、「次に日本に帰ったらココ行こう、コレもよりたいね」などと話しています^ ^
3. Worth it - BuzzFeed Video
https://m.youtube.com/user/BuzzFeedVideo
ここ近年で急成長を遂げた「BuzzFeed Video」チャンネル。「バズフィード」には、いくつかの番組シリーズがあり、プロとアマチュアのケーキ作り対決や、いろんな家に住んでみる企画など、身近にあるさまざまなトピックに挑戦する番組が揃っています。
その中でも、我が家のおすすめは「Worth it」というシリーズ。毎回、違う料理のお題を設け、主にロサンゼルス近郊の「3つの価格帯」のレストランを食べ比べる、というもの。最終的に、どの価格帯のレストランが最もコストパフォーマンスが良かったかを判定します。
いろんなレストランの美味しそうな料理を見るのも楽しいのですが、レギュラーメンバー Steven、Andrew、Adamのテンポの良いやり取りも最高!特に、寡黙なカメラマン・アダムのリアクションや、いじられ具合がツボです(笑)
https://youtu.be/DWq_sSSWWSI
▲「$1タコス VS $47タコス」。何エピソードか見ていると分かってくるのですが、一番高級な料理には、だいたいキャビア、フォアグラ、トリュフ、金箔のいずれかが入っていますw 高級食材を使っているから高いのか、高くするために高級食材を使っているのか、もはや謎ですが…こんなてんこ盛りのキャビア、一度で良いから食べてみたい〜!笑
https://youtu.be/M6XiFKB7j0w
▲こちらは、ニューヨークからのエピソード「$17 フライドチキン VS $500 フライドチキン」。アメリカならではの、個性とこだわりのあるフライドチキンが登場します。我が家でも、「どれが一番試したいか?」感想を言い合うのが定番化しています^ ^
https://youtu.be/qIbbJV-grHg
▲最近、日本で撮影されたエピソードもいくつかありました。こちらは、その中の1つ「$1コーヒー VS $914コーヒー」。果たして、10万もするコーヒーのお味はいかほどのものなのか…!?必見ですね!
「Worth it」の英語は少し速めなので、私はよく聞き逃すのですが(^^;;、基本的に料理ネタなので、英語が多少聞き取れなくても、だいたいの進行は掴めるはず☆ ロス近郊にお住まいの方や、旅行を予定されている方は、予算に応じた美味しいレストラン情報をチェックするのにも良いかもしれませんね♪
4. Jimmy Kimmel Live
https://m.youtube.com/user/JimmyKimmelLive
最後は、テレビ番組から「Jimmy Kimmel」のショーをご紹介。「The Tonight Show」と同じく深夜トーク番組なのですが、同じ「ジミー」でも、ジミー・キメルは、ジミー・ファロンとはまた違ったトークセンスの持ち主。
こちらのショーは、もう少し「トーク寄り」。セレブリティというよりも、一般の人とのコミュニケーションを通して笑いを提供するので、どこか親近感を感じるのが魅力☆
https://youtu.be/2tglSRA9ks8
▲最近、カリフォルニア州で「大麻(マリファナ)」が合法化されたことを受けて、街頭で「誰がハイ(大麻を吸った)かを当てる」なんていう、日本ではあり得ないゲームも登場(゚o゚;;
https://youtu.be/8yMu3awarUw
▲オリンピックのアイスホッケーの試合で話題になった「北朝鮮美女軍団(チアリーダー)」が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?こちらは、その応援歌を「スタジオのみんなで再現してみよう!」という企画(^^;; 私なんかは、オリンピック映像を初めて見たとき、凄まじい応援に少しギョッとしたものですが、みんなで歌ったらあら不思議!意外と楽しそう…!?(笑)
https://youtu.be/Z0vLiQLpsc8
▲そして、先日起きたフロリダでの銃乱射事件を受けて、急遽放送されたエピソード。涙ぐみながら銃規制の必要性を訴えるシーンが印象的でした。ジミー・キメルは家族マンとしても知られ、ときにこういった熱い、人間くさい一面も垣間見ることができます。
トークが多かったり、政治の絡むエピソードだったりすると、少し英語が難解かもしれませんが、ジミー・キメルのショーは、わりと世の中の政治的関心を取り上げることが多いので、ある意味、ニュースで見るよりもわかりやすいかもしれませんね。
いかがでしたか?何か面白いショーはありましたでしょうか?
どれも、1エピソード5〜15分程度でサクッと見られるので、ぜひチェックしてみてくださいね^ ^
本当は「5選」にしたかったのですが、中途半端ですみません…(^^;; またオススメのチャンネルが見つかり次第、随時追加していきたいと思います!皆さんのオススメも絶賛受付中ですので、ぜひお気軽にコメント欄から情報をお寄せください♡
というわけで、今日はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました☆
こんにちは、Apricotです。
今日は、アメリカの食材宅配サービスレビュー第3弾!
第1弾で、大手「Hello Fresh」の利用方法や感想について書きましたが、今日ご紹介する「Blue Apron(ブルーエプロン)」は、「Hello Fresh」と並ぶ大手かつ人気のサービス。ニューヨーク発の食材宅配サービスということで、どこかお洒落で洗練されたイメージがありますが、実際はいかに…!?
今日は、ブルーエプロンの利用方法や実際に試してみた感想を、レシピ、味、コスパなどの観点から徹底レビューしたいと思います☆
Blue Apron の特徴とプラン&利用方法
「ブルーエプロン」は、こちらのウェブサイトまたはアプリから利用することができます。
https://www.blueapron.com/?cvosrc=search-paid.google.40x20drip-W3&gclid=Cj0KCQiA5aTUBRC2ARIsAPoPJk8djD9egNroKazcMgXPb0xlDfucRK6nZmgxh54we8DiKpslhYsH7n4aAsqsEALw_wcB&utm_campaign=40x20drip-W3&utm_medium=search-paid&utm_source=google
それでは早速、ブルーエプロンの利用方法をご紹介していきますね!
プランと利用方法
まず、利用するには登録が必要ですが、同時に、希望の「人数プラン」と「ミール数」、「希望配達曜日」を選択していきます。
▲ プランは「2人前」または「3人前」から選ぶことができ、ミール数は1回(1週)あたり「2食分」または「3食分」から選ぶことが可能。
今まで私が利用した他社のサービスだと、「3食分」以上しか選べないものが多かったので、「2食分」から利用できるのは「ブルーエプロン」ならではの特徴です☆
お値段は、1人1食あたり「9.99ドル」。業界の相場では標準的なプライスです。「3食分」を選ぶと送料無料なのですが、「2食分」の場合はこれに送料「7.99ドル」がかかるしくみ。
2食分から気軽にトライできるのは嬉しいものの、結局、コストパフォーマンスで考えたら「3食分」がお得になってしまうんですね。。
▲「ブルーエプロン」では、「Green Chef」のようにプラン自体にバラエティはないものの、一応、希望の食材を選ぶことができます。例えば、「Beef」を選択から外すと、メニューを選ぶ際に、牛肉を使っていないメニューが表示されるしくみ。ただ、これ以上の細かいアレルギー設定には対応していないので、あくまでザックリとした希望といえます。
この一連の設定は、「account setting」からいつでも変更することが可能。
▲次に、メニュー(レシピ)を選びます。「2食分」の場合は2つ、「3食分」の場合は3つを毎回選びます。この写真はメニューの一部で、実際には毎回、週替わりの8つのメニューから選べるので、選択肢は広いといえそう♪
メニューには、肉、魚、ご飯モノ、パスタ、バーガー系など、ある程度バランス良くいろんなタイプのレシピが揃っていますよ!
▲もちろん、毎週オーダーしなくてもOK!宅配を希望しない週は、メニューの左上のスライドボタンをタップするだけで、簡単にスキップすることが可能です。この手軽さも「ブルーエプロン」の良いところ♪
ただし、4週先のスケジュールまでしかスキップ設定ができないので、こまめにアプリをチェックしておかないと、うっかりオーダーしてしまった!なんてことにも…。放っておくと、自動的に配達されてしまうので要注意です(>_<)
Blue Apron の特徴
では、「ブルーエプロン」は他とどう違うのか?ウェブサイトから、主な特徴を引用してみました。
農家直送の旬な食材を使用
ホルモン不使用の肉を使用
サステナブル(環境や人道に配慮した)魚介を使用
遺伝子組み換え食品を不使用
150を超える農家と提携
食材の無駄を削減する独自の管理システム
「環境に優しい」「身体に優しい」といったポイントは、ほぼ他社のサービスと同じかなという印象ですね。
お得な利用方法は!?
他社のサービスだと、友達紹介クーポンが一番お得なケースが多いのですが、残念ながら「ブルーエプロン」にはそれがありません。
が、現在、初回だけ「40ドルオフ」になるキャンペーンを実施している模様(クーポンコード不要)。また、時々フェイスブックなどを注意深く見ていると、お得なキャンペーンをやっていることがあるので要チェック!
私が初回利用したときも、ブラックフライデーの時期で、「2人前×2食分(47.95ドル分)」をたった「9.55ドル」で利用することができました。おまけに、このときは確か送料も無料だったので、めちゃお得な計算に。このように、「ブルーエプロン」は、お得なプロモーションを狙って試すのがオススメです!
今回、実際に作ってみたレシピはこれ!
それでは、今回、私たちが実際に試したミールキット(2食分)をレポートしていきます♪
Miso & Soy Steak with Roasted Fall Vegetables 〜味噌と醤油のステーキ 秋野菜のロースト添え
まずはコレ。我が家は肉が大好きなので、ステーキを選んでみました。
▲材料は、リブアイステーキ、長ねぎ、ケール、玉ねぎ、スイートポテト、バター、ソイグレーズ(照焼ソース)、ふりかけ、米酢、白味噌。
ちなみに、食材は2食分が全部ごちゃっとひとまとめになった状態で送られてくるので、最初に仕分け作業が必要です。
作り方は、一口大に切った野菜をオーブンでローストしている間に、ケール(緑の野菜)をよくフライパンで炒めます。ロースト野菜とケールは塩コショウのみのシンプルな味付け。その後、ステーキ肉を両面焼いて取り出したら、白味噌、照焼ソースをフライパンで軽く煮たたせ、仕上げにたっぷりのバターを入れたら出来上がり☆
▲こちらが完成図♪一口食べたとき、意外に美味しくてビックリしました。正直、お値段も安かったのでステーキはあまり期待していなかったのですが、スーパーで買うお肉よりも柔らかくてジューシー♡
そして、なんといっても、味噌バターソースがよく合う!ステーキに味噌バターとは考えたこともなかったので、これは意外な発見でした☆ 日本人の口にもバッチリ合うと思います。でも、謎のふりかけ?は無くても良いかなと思いました(苦笑)
Brown Butter & Caper Chicken with Roasted Vegetables 〜ブラウンバター&ケッパーチキン ロースト野菜添え
そして、お次はこちら。またお肉でございます〜(^^;
▲材料は、鶏モモ肉、にんにく、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、バター、ケッパー、赤ワインビネガー。比較的、シンプルな材料ですね!
作り方は、一口大に切った野菜をオーブンでローストしている間に、鶏モモ肉をフライパンで焼きます。火を通して取り出したら、バター、ケッパー、ビネガーと水を煮立てて、ソースを作って出来上がり☆ 作り方もなかなかシンプルです。
▲出来上がりはこんな感じ。ちょっと見た目はいまいちですが(^^;、バターの風味と酸味が効いたソースが濃厚で、レストランのようなお味!酸っぱいものが苦手な夫は食べないかもな…と思っていましたが、私の料理以上に美味しそうに食べておりました…(汗)
今までケッパーなんて買ったことがなかったのですが、これなら簡単に普段の料理にも使えそうですね!
Blue Apronの感想と、レシピ・味・コスパetcのレビュー!
さて、今回、2食分だけでしたが、実際に「ブルーエプロン」を利用してみた感想を、さまざまな観点からレビューしてみたいと思います。
レシピと英語の難易度
まず、初めて食材宅配サービスを利用する方にとって、「英語の難易度」はどうなの?という点について。
▲今回のレシピはこんな感じ!字が多いです(笑)6ステップにまとめられているので、他と比べて工程が多いわけではないのですが、なんとなく表現が細かいというか…。
使われている英語自体は、他と同レベルで、そこまで難しくはないので、少し慣れれば大丈夫!
レシピによっては、もっと工程が少ないものもあるので、全てがこのボリュームではないようですが…英語に慣れていない方が字の多いレシピに当たってしまうと、ちょっと面倒に思われるかもしれませんね。
食材の質
そして、気になる「食材の質」はというと…。
▲まず、お肉に関しては、「抗生剤不使用」「米国許認可済み」といった文字や、取り扱い説明などが明記されていて好感を持ちました。他サービスにはなかった「消費期限」の印字も発見。…でも、肝心の日付が薄れていて見えなかったのが残念!( ̄▽ ̄;)
▲そして、今回、少々「問題アリ」だったのが野菜。これ、じゃがいもなんですが、切ってみたら既に傷んでるー!(汗)部分的にだったら良かったのですが、ほぼ全体が茶色くなっていて、ほとんど使えませんでした。。
▲さらに、今回、2食分作ったあとに気づいたのが、このブロッコリーの存在。「あれ?料理に入れ忘れた!?」と焦ってレシピを見返すも、ブロッコリーは材料に無い…。どうやら、完全に余分な材料が混入していたようです(・・;)
まぁ、タダでもらえたのはラッキーなんですが、このパッキングの精度でいったら、逆に「入れ忘れ」のリスクもあるわけですよね(汗)実際、フェイスブックのレビューなんかを見ていると、「◯◯が入ってなかった!」というお怒りの声もちらほら…。
「ブルーエプロン」は食材の質にもこだわっているはずなんですが、「じゃがいも」の件といい、「ブロッコリー」の件といい、食材のピッキング体制には少々不信感が残りました。
食材の量
さて、お次は「食材の量」について。食材宅配サービスは、人によっては「一人当たりの量が少なすぎる」といった意見もあるようですが…
今回、私たちが試した限りでは、「ブルーエプロン」の一人当たりの分量は妥当だと感じました。もちろん、付け合わせのポテトでは物足りない場合もあるので、自前でパンやご飯を用意することはあります。
でも、今回のステーキは結構なボリュームがありましたし、付け合わせの野菜も物によっては少し余るくらいだったので、普通の大人が食べる分には十分かなと思います^ ^
味とバリエーション
お味とメニューのバリエーションに関しても、及第点、といったところでしょうか。
アメリカの食材宅配サービスなので、本格的な和食や多国籍料理ではなく「フュージョン料理」が多いですが、逆にレシピに意外性があって、これはこれで良いのかな、という印象です。自分では思いつかないレシピに出会えるので、日々の献立にマンネリしている方にはオススメ!
メニューも8種類から選べるので、毎回いろいろなレシピを試せるのも嬉しいですね☆
時間の節約になるか
時短具合も、他社のサービスとそれほど変わりません。ほとんどのレシピが「30〜45分」で完成するように作られています。
実際には、食材の火の通り具合や、オーブンの性能などでも異なってくるので、もうプラス10分くらいをみておくのが妥当かと思います。
そう考えると、あまり時短ではないかもしれないのですが、「献立を考える時間」や「買い物に行く時間」が大幅に短縮できるという意味では、「時短」といえそうです。
▲ちなみに、メニューを選ぶ際に、「Easy Cleanup(後片づけが簡単)」や「30-Minute Meal(30分で出来る)」を選ぶと、さらに時間短縮になりそうですね^ ^
コストパフォーマンス
さて、最後に気になるのはやっぱり「コストパフォーマンス」。
「ブルーエプロン」は1食約10ドルなので、コスト的には「自炊以上、外食以下」といったところでしょうか。今回、わりとレストラン並みの料理が出来たので、満足度はそれなりに高かったのですが、「1週間に3食」となると、ちょっと我が家の家計的には続けるのが厳しいのが正直なところ。。
本当は「1週間に2食」から利用できるのが「ブルーエプロン」の最大の魅力だと思っているのですが、送料がかかっては意味がないですからね。。我が家の場合は、キャンペーンで割引になるときを見計らって利用することになりそうです(^^;
ただ、「お金で時間を買いたい」「外食続きを解消したい」「料理教室に通うよりお得」といった考え方で利用するのであれば、とてもコスパは高いと思いますよ♪
レシピの再現性
最後は、個人的に「ミールキットサービス」で重視している「レシピの再現性」について。
「せっかく新しいレシピに出会ったのだから、自分でも作れるようになりたい!」というわけで、実際に、再現性の高い「Hello Fresh」のレシピなんかは、その後自分でも何度か作っています。
「ブルーエプロン」の場合も、比較的、再現性は高いといえそう。「ブイヨン」や「照り焼きソース」など、たまに手持ちでは持っていない材料もあったりはしますが、この程度なら自分で作ったり、代用したりできる範囲。作ろうと思えば再現できるレシピになっているので、この点はポイント高し!です。
というわけで、いかがでしたでしょうか?
総合的な感想としては、「ブルーエプロン」はメニューや味は悪くないものの、品質管理体制にやや疑問が残るのが引っかかりました。もし「2食分」でも送料が無料であれば、定期的に利用する可能性はありますが、そうでなければリピートは難しいかなぁ。今のところ、私は「Hello Fresh」のほうがオススメです!
でも、人気のサービスなので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!そういえば、「ブルーエプロン」はワインにも力を入れているので、ワインと一緒に楽しみたい方も要チェックですよん♪
ではまた!次回もどうぞお楽しみに☆
こんにちは、Apricotです。
前回の記事「【アメリカで出産①】初めての産婦人科探しとアポイント」で、なんとか産婦人科を見つけて初診の予約を取った話をご紹介しましたが、今回はついに迎えた第1回・妊婦健診(初診)の様子をレポートしたいと思います!
検診の内容や流れについては、病院によっても妊娠の経過によっても大きく変わってくるとは思いますが、一体験談として、これから産婦人科を受診する方のご参考になれば幸いです☆ 気になる費用も発見ですよ!
アメリカの産婦人科クリニックはこんな感じ
今回受診したのは、地元の産婦人科クリニック。行ってみると、いくつかの医療機関が入居している3階建てくらいのビルでした。早速、お目当てのクリニックへ。
ドアを開けると、日本でもわりと見慣れた受付と待合室が。ドキドキしながら予約で来た旨を告げると、問診票らしき紙を渡され、住所や氏名、緊急連絡先のほか、入っている保険の種類、ホームドクターはいるかなど基本的な事を記入しました。
ちなみに、初診では必ず「健康保険証」と「ID(身分証明証)」の提示が必要です。2回目以降は、保険会社や電話番号、住所などが変わらない限り再提示は求められませんが、病院が変わると必ず必要になるので、妊娠したら常に持ち歩いておくと安心ですね☆
このあと、5分くらい待合室で待機。いかんせん初めての病院なので、もうドキドキ。。待合室は、雑誌なども置いてあって日本とほぼ同じなのですが、病院特有のオルゴールみたいなBGMは皆無(笑)無音ですw また、受付の人はみんな私服だったりして、なんだか不思議な感じがしました。
ドキドキの第1回・妊婦検診の様子をリポート!
名前を呼ばれると、診察室のなかへ。いよいよ検診です!
体重測定・尿検査
診察室へ直行と思いきや、まずは体重測定から。廊下の途中に体重計があって、「さぁこれに乗って〜」と看護師さんが一言。
えっ、まだコートも着てるしカバンも持ってるんですけど…と一瞬タジタジになるも、そのまま乗れと言うので、コートも靴も着用したまま体重計へ…。もちろん、ずいぶんな割増体重になってしまいましたが(汗)、看護師さんは「Good!」と言って終了。アメリカの体重測定って、かなりアバウトみたいです(笑)
続いて、尿検査のためお手洗いへ。やり方は日本と同じでしたが、カップにはイニシャルを書くように言われました。
エコー検査(ウルトラサウンド)
その後、通された部屋にはモニターとベッドがあって、すぐに「これからエコー(英語ではUltrasound/ウルトラサウンド)するんだ」とわかりました。下半身だけ脱ぐように言われ、しばし待機。ちなみに夫くんも同伴です(^^;
まだ妊娠8週なので、お腹の上からではなく経膣エコーになるのですが、最初に驚いたのは診察台。私は、産婦人科といえば、あの独特なイスに座らされるものだとばかり思っていました。腰からウィーンと上にあがって、パッカーンと開脚する、あのイスです(恥)
ところが、座ったのはただのリクライニングシート。そして、検査技師から渡されたのはカメラのついたスティック。
検査技師 :「じゃあ検査するから、これを自分で挿入して」
私 : へっ!?自分で挿入するの!?(⊙▽⊙;)
日本ではどうかわかりませんが、私がイメージしていたのは上記の「パッカーン椅子」だったので、かなり驚きました。
自分で入れるのも決して気分の良いものではありませんが…少なくとも、気になる部分を誰にも見られることがないので、とっても合理的な方法といえますね(^^;
▲初めてのエコー写真。約17.5mmの赤ちゃんはキューピーちゃんみたいでした^ ^(8w5d)
アメリカでは妊娠8週目にして初めて検診してもらえるので、赤ちゃんを見るのも、もちろんこれが初めて。胎嚢からではなく、いきなり見た写真がコレなので、夫婦で感激したのは言うまでもありません。
夫がやけに静かだな〜と思っていたら、後から聞くに「感動のあまり泣きそうだった」らしいです(笑)私のほうはといえば、1か月以上も不安な毎日を過ごしていたので、どちらかというとホッとしたのが正直なところでしょうか。
エコーでは、赤ちゃんの位置や子宮の状況なども一通り診てもらい、心音も聞かせてもらいました!
そして、実は小さな子宮筋腫(英語では「fibroid」(ファイブロイド))が1つあることが判明。その場では英語がわからなくて(解説係の夫も婦人科用語は苦手w)、帰って調べたら「子宮筋腫」でした。
位置や大きさによっては、この先の妊娠・出産に影響が出てくるようですが、問題のないケースも多いよう。技師の反応は「たぶん大丈夫だけど、知っておくに越した事はないわね」といった感じだったので、とりあえず経過観察することになりそうです。
カウンセリング
次に通されたのは、カウンセリング室。今度は看護師らしき女性が対応してくれました。これが、蓋を開けてみれば1時間くらいミッチリで、結構なエネルギーを消耗しました(^^;
妊娠歴・既往歴・手術歴に関しては細かく聞かれる
まず聞かれたのは、これまでの妊娠歴や体調、既往歴、手術歴など。以下に覚えている範囲で質問事項をご紹介します☆
妊娠歴(流産・死産歴)
前回生理日の確認
今の体調はどうか
自身の既往歴・手術歴
アレルギーの有無
家族の既往歴・手術歴
ダウン症などの先天性異常を持つ血縁者の有無
なかでも、自身と家族の「既往歴・手術歴」についてはかなり細かく聞かれました。先天性異常の可能性や出産時のリスクを探るためでしょうか。
糖尿病やガンなど分かりやすい病気は良かったのですが…挙げられたほとんどの病名(単語)の意味がわからず、いちいち説明してもらうハメに…(^^; たぶん、膀胱炎かな…?!これは甲状腺の病気かな…!?と、なんとか察しをつけて答えるのが精一杯でした。
幸い、看護師さんも1つひとつ説明してはくれましたが、もしご自身や血縁者になんらかの病歴や手術歴がある場合は、その病名・手術名の英語名を予め調べてメモしておくとスムーズかもしれません☆
「出生前診断」や「高齢出産向け検査」の希望も夫婦で話し合っておくとベター
また、初診にして、今後の検診・出産に関する希望もいろいろと聞かれました。
高齢出産向けカウンセリングを希望するか
出生前診断(染色体異常検査)を希望するか
性別検査を希望するか
子宮頸がん検査を希望するか
希望の産院(総合病院)はあるか
今後のドクターの希望はあるか
正直、「出生前診断」や「高齢出産向けカウンセリング」についてはあまり知識もなく、その場で決めるのに少し戸惑ってしまいました。
私が提示された「出生前診断」のオプションは、おそらく「HIV検査」「胎児ドック(NT検査+血液検査)」「NIPT(母体血胎児染色体検査)」だったと思います(若干うやむやですみません。。)
HIVは、まず私たちの場合、可能性はないだろうと判断。やはり気になっていたのは、代表的な染色体異常(トリソミー13、トリソミー18、トリソミー21)だったので、この時点では「胎児ドック(NT検査+血液検査)」を希望しました。
一方、高齢出産向けカウンセリングについては、私が35歳だったのでしきりに勧められたのですが、これはお断りすることに。普通の検診とかぶる内容(検査)が多そうだし、私は日本での検査で卵子年齢が若めなことが分かっていたので、お金を出して受ける必要はないかな、と判断した次第です。
性別検査は、通常だと20週で男の子か女の子かの判別が可能だけれど、このときの説明では、60ドルを払えば16週での早期判別が可能とのこと。アメリカでは、検診のたびにエコー検査をするわけではないので、早期判定を希望するなら検査を申し込まないといけないようです。
一応、この時点では「自然に判るのを待ちます!」と言って断ってしまったのですが…やっぱり週数が進んでくると、早く知りたい欲求が湧いてきちゃいますね(^-^; もしかしたら、追加でお願いするかもしれません。
それから、今回は子宮頸がん検査にも申し込みました。日本では1年に1度検査をしていたのですが、アメリカに来てから検査ができていなかったので、この機会に念のため☆
こういった検査は、後から追加したりキャンセルしたりすることもできるはずですが、なかには一定期間にしか出来ない検査もあるので、予め夫婦で話し合っておくと良いかもしれませんね!
生活指導のあれこれ
最後に、妊娠中の生活習慣に関する質問と指導もありました。
プレナタルサプリは採っているか
タバコ・飲酒・ドラッグの服用の有無
ペット(ネコ)の有無
日本でも近年、奇形防止のため「葉酸」を妊娠前から摂取することが推奨されていますが、アメリカでもサプリメントの摂取が推奨されています。「Prenatal Supplements(プリネイタル サプルメント)」と呼ばれ、葉酸だけでなく、ビタミンや鉄、カルシウムなど、妊娠中に必要な栄養素がトータルに含まれているものが主流です。
また、我が家もそうなのですが、猫を飼っている場合は、妊娠中のトキソプラズマ(toxoplasma)への感染に注意しなくてはなりません。猫の糞から感染するので、排泄物の処理は夫がするよう指導されます(^^;
このトキソプラズマについては、希望すれば検査を受けることができます。我が家では、猫のトイレ掃除は夫が担当していますが、私も猫と四六時中一緒にいるしな…とちょっと不安に思っていました。けれども、看護師曰く「糞を手づかみして初めて感染するレベルで、猫本体からはまずうつらないから大丈夫よ」とのこと。なら大丈夫かな?と思えました。
その他、指導されたのはこんなところです↓
タバコ・飲酒・ドラッグは厳禁
カフェインは1日コーヒー2杯程度まで
生魚・生肉は避ける
水銀の多いマグロや大魚は量に気をつける
軽い運動はOK
セックスは体調を見ながらであればOK
体重管理に注意する
アメリカでは「体重を増やせと言われた」という話も聞きますが、私の場合は、日本で一般的に言われていることとほとんど同じことを指導されたように思います。
このあと、受付で次回の予約(4週間後)を取って、クリニックでの初診は終了。長かったー!この日、窓口での支払いはありませんでした。アメリカでは、後日、保険会社から請求書が来るのが一般的なようです(今回の請求金額は後述)。
ラボでの血液・尿検査
さて、クリニックでの検診は終わったのですが…実は最後に、同じ建物に入っている「Laboratory(通称lab)」に寄って、血液検査と尿検査を実施。
これがアメリカと日本で大きく違うところだと思うのですが、どうやらアメリカではクリニックと検査機関が分かれていて、血液検査などの諸検査は提携している「ラボ」で行うことが多いようです。外注しているのでしょうかね?
血液検査はわかるのですが、尿検査と聞いて、思わず「え、また?」と聞き返してしまった私。だって、ついさっきクリニックで尿検査したばかりじゃん!もう出ないよ〜(怒)
クリニックでやった尿検査は一体何のためだったのか(まさか妊娠確認のためだけ?)、全くナゾです…(。-_-。)血液検査はサクッと終わったものの、おかげで後日、尿検査だけしに再来院することになったのでした。。
今回の気になる請求金額は…!?
さて、今回初めての受診だったわけですが、1か月後くらいに、保険会社から請求書が届きました。
私たちは、大手保険会社「Aetna(エトナ)」の子会社「Meritain」の保険に加入していますが、使えるネットワークやサービス内容はエトナと一緒。エトナの「Open Choice PPO」というプランに加入しています。
気になる請求額は…
◆OFFICE LAB/XRAY(初診&エコー代)
保険適用前 : $265 → 保険適用後 $115
◆血液&尿検査
保険適用前 : $752 → 処理中(請求まち)
目玉が飛び出るほどの金額とまではいかないものの、日本と比べると断然高いですよね…(~_~;) まだ血液検査&尿検査の請求書が来てないのが怖い(汗)届いたら更新しますね!
※この金額は、あくまで私のプランの場合なのでご参考までに☆
いかがでしたか?
私は日本での出産経験がないので詳しくは比較できませんが、日本と同じところもあれば、結構違うところもあったのではないでしょうか?
私たち夫婦も分からないことだらけなのですが、この体験談が少しでもどなたかのお役に立てれば幸いです☆
それではまた! 今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
▼よろしければ「第2回・妊婦健診(胎児ドック)」の様子も続けてどうぞ!
https://daysintheusa.com/pregnancy_checkup_2/
こんにちは、Apricotです。
まずはご報告からになりますが、昨年下旬に待望の第一子妊娠が発覚し、現在ようやく5か月に入りました。
初産なうえに、何かと勝手の違うアメリカの医療制度や慣れない英語にアタフタしながらも、夫婦でなんとか手探りしながらここまで来ています。
この先もいろんな不安は尽きませんが、同じような境遇の方やこれから妊娠を考えている方のお役に立てればと思い、これから少しずつ妊娠&出産に関する体験談もシェアしていきたいと思います☆
今回は、最初のステップ「はじめての病院探しとアポイント」について。保険によって病院の選び方が違う!?どんな風に病院を探して予約を取った?…などなど、私たちの体験談をお届けします♪
アメリカの初診は妊娠8週目から。
日本では、妊娠がわかったら「子宮の正常な位置に妊娠しているかどうか」を確認するためにも、なるべく早く病院へ行くことが推奨されていますよね。多くの方は、妊娠4〜6週のうちには初診を受けるのではないでしょうか。
しかしアメリカでは、「あまり早く診ても仕方がない」という考えなのか、日本ほど早く診てもらうことはできません。だいたいどこの病院でも、初診は「妊娠8週以降」というのが一般的(・・;)(特段の事情があればそれ以前でも受診可能なようですが)。
私の場合、妊娠3週目の後半には妊娠がわかっていたので、1か月以上も不安な気持ちで初診を待つことに。。
この時点で一番心配だったのは「子宮外妊娠」。受精卵が、卵管など子宮ではないところに着床してしまう異常をいいますが、狭い卵管で受精卵が成長してしまうと、卵管破裂などを引き起こし、最悪の場合、命にかかわると言われています。
毎日、心配しながら過ごしていましたが、子宮外妊娠の場合、受精卵の成長とともに7週頃には腹痛を感じる方が多いそう。幸い、私はその頃までに特に目立った腹痛も現れなかったので、初診直前あたりでようやく少し安心したのを覚えています。
アメリカの保険は複雑…保険によって病院の選び方が違う!?
アメリカにお住まいの方はご存じのとおり、アメリカの医療制度はとっても複雑。日本のように「国民皆保険」かつ「一律3割負担」というわけではなく、自分で加入要件を満たす保険会社・プランを選んで加入しなければなりません。
アメリカには、医療機関ネットワークによっていくつかプランがありますが、代表的なプランには「PPO」と「HMO」の2つがあります。
PPO (Preferred Provider Organization)プランは、ネットワーク内でも外でも保険が使えるのが普通ですが、ネットワーク外の医療機関を使うと、自己負担が増えます。
一方、HMO (Health Maintenance Organization)プランの場合は、ネットワーク外の医療機関では、エマージェンシー以外は、保険が全く使えないのが普通で、ネットワークに加盟する医師の中から主治医を一人選び、いつも、まず主治医を通さなければなりません。つまり、専門医を受診する場合も、主治医にまず相談して専門医への紹介を得なければなりません。HMOプランはPPOプランに比べて、自己負担額が少なく、保険料もPPOより安いのが普通です。
-出典 : http://www.kenkouhokenusa.com/ppo-hmo.html
私は、夫の会社指定の保険「PPO」に、夫の扶養として入っていますが、その中でも私たちが加入しているのは、支払い額が「年間4,000ドル」を超えると自己負担額がゼロになるというタイプ。毎回の自己負担額はHMOより高いのですが、いざというときの高額医療にはありがたい制度です。
HMOと違い、主治医を通さずに自由に病院を選べるのもメリットの1つ。なんですが…健康優良児の私たち、実はほとんど今まで病院にかかったことがなく…
逆に、どの病院を選んだら良いかわからない!(汗)
というのも、病院によっては私たちの保険が使えるとは限らない(負担額が高くなるか全額自己負担)なので、どこでも良いというわけにはいかないのです。
HMOプランに加入されている方は、主治医に相談するのが先なので、主治医から適切な産婦人科を紹介してもらえるかと思いますが、PPOプランの場合は自分で探す必要が出てくるんですね(>_<)
私たちはこうして予約をゲット!&病院選びのポイントとは
普段、風邪なんかであれば「Zocdoc」というアプリで適当に病院を探していた私たちですが(自分の保険がきくドクターを探せて便利!)、産婦人科医は受診時期などに制約があるせいか、ほとんど出てきませんでした。
ちなみに、英語では「婦人科・産婦人科」を次のように言います。
婦人科 : gynecology (ガイナコロジー)
婦人科医 : gynecologist (ガイナコロジスト)
産科 : obstetrics (オブスタトゥリクス)
産科医 : obstetrician (オブスタトゥリシャン)
産科・産科医は略して「OB」と呼ぶことも。また、両方を合体して、OB-GYNと書かれていることも多いです。
① 保険会社経由でドクターを見つける
そこで、まずは夫の同僚のススメもあり、保険会社に電話をしてみることに。ネットワーク内の病院をいくつか斡旋してもらえるに違いない!と期待したものの、結果は…惨敗。夫にかけてもらったのですが、具体的な病院は教えてもらえなかったそうです…。
が、後から知ったのですが、実は保険会社のウェブサイトから、保険適用内のドクターを検索することができるよう。
▲これは私の加入する「Meritain」(Aetnaの子会社)のウェブサイト。ネットワークや郵便番号などを入力すると、ずらっとドクター一覧が出てきます。
▲一覧の拡大図。これも日本と大きく違うところだと思いますが、アメリカでは「ドクターから探す」のが一般的。ドクターの詳細を見ると、診てもらえる医療施設を確認することができます。
おそらく、複数の医療機関に在籍している医師が多いからという理由もあるでしょうが、アメリカでは「病院」に診てもらうのではなく「医師」に診てもらう、という意識が強いのでしょうね。
だから英語では「病院に行く」は「go see a doctor」を使うことが多いのか〜と納得!
もし、「医師を指名したい」という方であれば、保険会社経由で調べる方法が良さそうです^ ^
② 産院経由で病院を紹介してもらう
私たちの場合、保険会社に電話しても欲しい情報を得られなかったので、次に電話したのが、近くの総合病院でした。
ここは自宅の近くにあって、以前から「産むならココが良いよね〜」と二人で目星をつけていた病院。そこに電話し、「出産はお宅の病院でしたいんだけど、それが可能な産婦人科を教えてもらえますか?」と尋ねてみることに。
アメリカでは、最初から総合病院にかかることもできなくはないようですが、妊婦健診は産婦人科(クリニック)に通って、出産だけ指定(提携)の総合病院にお世話になるパターンが多いようです。
幸い、この電話対応してくれた人がとても親切で、すぐにいくつか最寄りのクリニックを教えてくれました(*゚▽゚*) あとは、直接クリニックに電話して、予約を取るのみ!こうして私たちの場合は、なんとか産婦人科クリニックで初診の予約を取ることができました。
日本の感覚で、「病院の規模や施設重視で探したい」方や「医師にこだわりがない」方なんかは、この方法で探してみるのも一つかもしれませんね☆
ほかにも、もっとスマートな病院の探し方&予約の取り方があったかもしれませんが、個人的には、出産の場合は産むまでが大事なので、「実際に産みたい病院」からクリニックを紹介してもらう、というやり方は結果オーライだったのではないかと思っています☆
ちなみに、私たちは今回「自宅から近い」という理由でわりと直感的に産院を選んでしまったのですが(もともと総合病院は市内に2か所くらいしかないので…)、もし「病院ありき」で探される場合は、次のような点をポイントに検討すると良いかもしれません☆
ネットワーク内かどうか(保険がきくかは絶対ですね!)
自宅から近いか(破水や陣痛があったらすぐに駆け込めるか)
設備が充実しているか(いざというときの緊急手術等に対応できるか)
病院ツアーやマタニティクラスがあるかどうか(病院のサービスや雰囲気は合っているか)
評判・口コミ
というわけで、いかがでしたでしょうか?今回は、私たちが妊婦健診(初診)の予約を取ったときの体験談をサクッとお届けしてきました。
出だしから山あり谷ありで、この先どうなることやら…(^^;; という感じですが、夫婦で力を合わせてがんばります!
それではまた!最後までお付き合いいただきありがとうございました。
▼よろしければ「第1回目・妊婦健診(エコー検査)」の様子も続けてどうぞ!
https://daysintheusa.com/pregnancy_checkup_1/
こんにちは、Apricotです。
今日は、タイトルのとおり、アメリカの大人気スーパーTrader Joe’s(トレーダージョーズ) のランキングをご紹介!2017年に試した50商品(主に冷凍食品中心)を、独断と偏見でランク付けしちゃいます☆
今までのブログでご紹介してきたオススメ商品はもちろん、オススメするに至らなかったマイナーな商品、個人的にちょっとハズレだった商品も含めて!一挙にお届けしてまいります^ ^
1位. 8 Mini Croissants
冷凍
ランキング堂々の1位はこちら!「8 ミニクロワッサン」♡ 室温で1晩寝かせて、翌朝オーブンで10分ちょっと焼くだけで、外はサクサク、中はふわふわ〜の焼きたてクロワッサンが楽しめます(*^^*) 少し小ぶりサイズですが、朝食にはぴったり。バターの良い香りとともに、贅沢な気分を味わえますよ♪
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト②
2位. Seafood Paella
冷凍
2017年の個人的大ヒット商品が、こちらの「シーフードパエリア」。フライパンで炒めるだけという手軽さながら、エビやイカ、野菜がゴロゴロ入っていて、出汁もしっかり濃厚。レストラン顔負けの驚きの美味しさです♡ もう何度もリピート中!
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト②
3位. Roasted Potatoes
冷凍
我が家でもはや定番となったのが、この「ローストポテト」。ガーリックやハーブのバランスが絶妙で、お肉料理の付け合わせによく合います。温めるだけで簡単に食べれるので、あと1品足りないときや、お弁当のおかずにも最適☆
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト②
4位. Garlic Salt
常温
トレジョの定番調味料といえばこれ「ガーリックソルト」!塩とガーリックのバランスが良く、クレージーソルトよりもややマイルドな風味。ステーキや炒めもの、お肉の下味、ワカモレにも。ほんのりガーリックをきかせたいときに使える万能ソルトです♪
5位. Mandarin Orange Chicken
冷凍
駐在員の方々の間で評判の「マンダリンオレンジチキン」は、私の夫も大好物!少し胡椒がピリッとしますが、甘めの酢豚に近い味でご飯が進みます^ ^ チキンはオーブンでカリカリにローストしてからソースに絡めるので、食感が良いのも◎ 野菜を加えるのをお忘れなく!
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト③
6位. A Dozen Macarons varies
冷凍
トレジョで私が一番好きなスイーツがこちらの「マカロン」♡ いくつか種類がありますが、このアソートタイプが味も見た目もベスト!どのフレーバーもハズレがなく、冷凍とはわからないクオリティです。常温ですぐに解凍して食べられる手軽さも◎。
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト②
7位. Lightly Salted Edamame
冷凍
地味にポイントが高いのが、こちらの「えだまめ」。アメリカの普通のスーパーにも、冷凍の枝豆はよく売っているのですが、99%塩っぱくて不味いです。。その点、トレジョの枝豆は塩加減がちょうど良く、日本で食べる枝豆にも劣らぬ美味しさ☆ 余ったら豆だけ出してサラダ等にもできるし、地味に優秀選手。
8位. Steak & Stout pies
冷凍
トレジョならではのオススメ商品が、こちらの「ステーキパイ」(ミートパイ)。時間はかかりますが、オーブンでじっくり温めると、パイ生地がサクサク香ばしくて美味♡ 中のフィリングはやや冷凍っぽい味がしますが、ゴロゴロお肉はワインにもぴったり。巷にはあまり売っていない、お洒落ミールです♪
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト①
9位. Cornbread Mix
常温
個人的にオススメなのが、こちらの「コーンブレッドミックス」。アメリカで定番のコーンブレッドがとても簡単に自宅で作れます♪ コーンのほのかな甘みと、ほろほろ崩れるような食感が、少し汁気のあるお肉料理や魚料理にベストマッチ☆ パンに飽きたらお勧めですよ!アメリカ土産にもどうぞ。
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト①
10位. Misto Alla Griglia
冷凍
ローストした夏野菜をマリネしたこちらの商品もとっても美味しいです☆ とにかく野菜が大きくて、食べ応えも見た目のインパクトも抜群!ほんのりした酸味がアクセントになって、さっぱりめのお味。メインディッシュの付け合わせにおすすめです。
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト①
11位. Spinach & Artichoke Dip
冷凍
10cm四方くらいのコンパクトな箱なので見逃しがちですが(汗)、こちらもぜひ一度試していただきたい一品。ほうれん草とアーティチョークのディップで、トルティーヤやクラッカーにつけていただきます。クリーミーですが、アーティチョークのほのかな酸味がアクセント。パーティーにおすすめ☆
参考 トレーダージョーズでリピート買い♡トレジョのおすすめ商品リスト③
12位....
こんにちは、Apricotです。
オハイオ州・トリード(トレド)に引っ越して来てから、あまりの何も無さに退屈でボケそうな毎日を過ごしております(^^;;
が、私の期待値があまりに低すぎるせいか(⁉︎)、行ってみると意外に地味に面白い場所もちらほらあるので、今後、少しずつトリード情報のおすすめスポットもご紹介していきたいと思います♪
今日ご紹介するのは、アンティークショップ!アメリカには、わりとあちこちにアンティークショップがあります。
アンティークというと、今まで「古びた骨董品」や「コテコテのヨーロピアン美術」というイメージがあったのですが、アメリカのアンティークショップは日本とは少し雰囲気が違ってなかなかエンターテイニング♪
今回は、先日行った地元のアンティークショップ「Maumee Antique Mall」の様子をリポートします^ ^
アメリカのアンティークショップはこんな感じ!
今回行ったのは、地元のアンティークショップ「Maumee Antiquitie Mall」。地味な外観ですが、かなりの広さがあります。一通りざっと見てまわるだけでも1時間はくだらない広さ。
それでは早速、どんな雰囲気なのかご紹介していきます♪
▲まずは、ウェスタンな雰囲気のデコレーションコーナー。まぁ、普通ですね(笑)が、右下にさりげなく佇む、帽子を被ったピーナッツの人形は、アメリカのスナックメーカーPlanters社のマスコット、その名もMr.Peanut 。この人形がどれくらい古いものかは分かりませんが、1910年代に誕生したアメリカでは懐かしの国民的マスコットです。
▲アメリカといえば、コカコーラ!おそらくはビンテージ風に復刻されたアイテムがほとんどだと思いますが、アメリカンな雰囲気満載ですね^ ^
▲こちらは「スターウォーズ」やアメリカの人気アニメ「シンプソンズ」などのフィギュアコーナー。1体5ドルくらい〜なのですが、右端上のジャバダハット(横たわっているカエルのオバケみたいなキャラクター)なんかはちょっとレアらしく、お値段100ドル!安かったら欲しかったなぁ〜(笑)
▲続いては、ビンテージジュエリーコーナー。ビンテージアクセサリーは、アクリルっぽいものが多いのですが、その独特のポップな色合いが好み♡ また、昔のゴールドのアクセサリーは良いメッキを使っているので、何十年経っても錆びたり変色したりしないのも魅力です(元アクセサリー屋経験談♪)。
▲スーパーマンやシュワちゃん、バックトゥザ・フューチャーなど、映画でおなじみのキャラクターコーナー。アメリカって感じがしますね!
▲こちらはビートルズコーナー。ファンにとっては、ちょっとしたお宝も見つけられるかも!?
▲思わず「何これ!?」と口に出してしまいそうなランダムなアイテムにも出会えるのが、アメリカのアンティークショップ。こんな、昔誰かが身につけていたであろうミリタリーハットやヘルメット、携帯品も並んでいます。
▲そして、アメリカのおもちゃコーナーにはバービー人形がたくさん♪ なかなかコンディションも良好。懐かしのVHSテープの映画も☆
▲レトロな雰囲気満載のカメラ&ラジオコーナー。実際使えるのかは不明ですが…インテリアに可愛い♡
▲アメリカの雑誌も政治誌からスポーツ誌、マンガまで各種揃っています。こちらは1950〜60年代の政治誌のようです。
▲アンティークショップらしく、アンティーク家具もたくさんあります。
これだけでも、かなりの広さ&ラインナップなことがお分かりいただけると思いますが、実はここでご紹介したのはほんの一握り!他にも、アメリカの昔の看板や、ヴィンテージボタン&レース、食器などなど、ありとあらゆるものがありますよ☆
日本にまつわる面白い掘り出し物も!
アメリカンなアイテムが多いアンティークショップですが、なかには日本にまつわる面白い掘り出し物も。
▲これは、1945年8月14日付けのトリードの地元紙。見てお分かりのとおり「JAPAN SURRENDERS, TOKYO RADIO REPORTS(日本の降伏を東京ラジオが報道)」という、終戦を知らせる記事が30ドルで売られていました。欲しい人にはなかなかのお値打ち品ではないでしょうか。当時の生々しい記事が、遠い海の向こうでこんなふうに残っているなんて、なんとも興味深いですね(゚o゚)
▲こちらは夫が見つけた「When we get back home from Japan(日本から帰ってきたら)」という本。出版年代は見たのに忘れてしまいましたが(汗)…帰国したアメリカ兵が書いたのでしょうか。
▲例えば「日本から帰ってきたら、思わずお辞儀をしてしまって笑われた」みたいな、文化の違いをコミカルに描いた本になっています(笑)「アメリカ人から見た日本」を伺える一冊。
▲さらに面白いものを発見!昔の紙幣コーナーのなかに、なにやら「JAPANESE GOVERNMENT」と書かれた紙幣があるのですが、どう見ても見覚えのない不思議な紙幣。よく見ると「10ペソ」と書いてあり、その下に「大日本帝国政府」の文字。どうやら、日本がフィリピンを占領していたときに発行された紙幣のようです( ゚д゚)
こういった日本の歴史的アイテムの数々が普通に良い状態で残っているのは、ある種、日本ではなくアメリカだからなのかもしれませんね。
アメリカならでは!?のユニーク&クレージーな逸品たち
最後は、日本ではなかなかお目見えしないであろう、アメリカのユニーク&クレージーなアイテムをご紹介♪
▲これは、アメリカの切手の自動販売機。日本にも大きな郵便局に行くと切手の自動販売機があったりしますが、こんな昔の自動販売機は見たことなかったので、思わず「へぇ〜」って感じでした^ ^
▲そして、クレージーなものといえばコレ。皆さん、これ何だかわかりますか?これは夫曰く、昔の「なんちゃって医療機器」なんだそう。手前にある6つの穴に指を入れて、電気を流し、病気かどうかをチェックするというものらしいです(笑)
でも当然、それで医療的判断や治療ができるはずもなく、ニセ医者が使っていたのだとか…夫談なので真偽のほどはわかりませんが、アメリカにはこういう怪しい機器が横行していたというドキュメンタリーを見たこともあるので、あながちウソではなさそう(^^;;
いかがでしたでしょうか?
アメリカのアンティークショップは、気軽な雰囲気が良いですよね。品揃えの豊富さはもちろん、お値段も格安!今日ご紹介した「Maumee Antique Mall」の場合も、ほとんどが10ドル以下で買えるものばかりです。
実際に欲しいものがあるかは別にしても、アメリカンカルチャーや歴史に楽しみながら触れられるので、行ってみると意外な発見があるかもしれません☆
アメリカのアンティークショップは、どこもだいたい似たような雰囲気なので、ぜひ機会があれば、お近くのショップを覗いてみてくださいね^ ^
ではでは、今日はこの辺で!また次回もどうぞよろしくお願いいたします☆
ご無沙汰しています、Apricotです。
書きたいことはたくさんありつつも、しばらく更新が滞ってしまいました。また少しずつ、ブログを再開していきたいと思います!
さて、私は2016年12月30日にアメリカに移住したので、先日、ちょうどアメリカ生活丸1年を迎えました。
思えば本当にあっという間の1年でしたが、今日はこの機会に、1年間の振り返りと、今年の抱負について書き留めておきたいと思います!
アメリカ生活1年目の振り返り
まずは1年の振り返りから☆
仕事に引越に…なかなか激動だった1年間
最初にアメリカに住み始めたのは、夫の故郷、ノースカロライナ州・シャーロットでした。
初めてのアメリカ暮らしは何もかもが新鮮で、それまでの多忙な日常から解放されたこともあって、とても初々しい気持ちだったのを覚えています。が、それも最初だけで、東京暮らしに慣れきった身としては、アメリカ生活もあっという間に退屈なものに…(^^;; そうそう、人生初めての猫を飼い始めたのも、渡米間もない頃でした。
その後、アメリカ生活にも慣れてきた3か月目に、飲食店でのアルバイトを開始。最初は英語がわからなすぎて泣きそうだった私も、気づけばあっという間に駆け抜けた半年でした。たくさんのスタッフやお客さんに支えられて、今でもあの半年間が一番充実していて楽しかったです☆
しかし、生活もやっと軌道に乗って来たそんな折に、急遽、夫の昇進と転勤が決定。一家ではるばるオハイオ州に引越すことになったのが去年の9月のこと。大きなレンタルトラックで、夫婦プラス猫一匹で10時間かけてロードトリップをしたのが早くも懐かしい思い出です(*´꒳`*)
けれども、オハイオ州のなかでも、ここトレドという寂れた街は、今まで散々「田舎」とバカにしてきたシャーロットとは比べ物にならないくらいのド田舎で(涙)新しい生活に期待を膨らませてやってきた私たちでしたが、ここでの暮らしにはなかなかの厳しさを感じております。
私はアルバイトにせっせと応募するも、意外に競争が激しいのか、英語や人種の問題なのか何なのか、まさかの苦戦…。おまけに車のライセンスを取って喜んだもつかの間、予定していたクルマ購入が急な出費で遠のいてしまい、そうこうしているうちに雪深くなってしまいました(涙)
アルバイトはいったん諦め、最近は細々と在宅ワークをしています。家にいては人と接する機会もないので、本当は理想ではないのですが、今年、うまくいけば家族が増えるので、今は身体のためにも「そういう時期」と割り切って、家でできることをしています。
…と、なんだか近況報告みたいになってしまいましたがw、こうして振り返ってみると、私のなかでは決して理想的な1年だったとは言いがたいものの、それなりに変化に富んだ1年だったなぁと思います☆ 夫婦ともに新しい生活だったので、もともと最初の1年は大変だろうと覚悟はしていました。でも、それをなんやかんやで2人で頑張って乗り越えてきたので、2017年は自分たちに合格点をあげたいと思います^ ^
気になる英語力は!?
「アメリカに住んでいるからには、英語を上達させたい!」…ということで、1年経って気になる「英語力」の変化にも触れておきたいと思います。
まず、前提として思うのが、アメリカに来てみて、それまで自分のなかで思っていた「英語」よりも、実際の「英語」は難しかった…ということ。これくらいは聞き取れるだろう、伝わるだろうと思っていたレベルが甘くて、日本ではそこそこ「英語ができる」類に分類されていた私でも、特に最初は英語が聞き取れない、伝わらない…という壁に直面しました。
なので、正直、渡米前に思っていたほどの劇的な英語の変化は残念ながらなかったです。渡米前は、1年いたら結構ペラペラになれるんじゃないかな〜♪なんて思っていたので(苦笑)
でも、仕事だったり、夫との毎日の会話だったり、テレビだったりを通して、少なからず英語に慣れて来たことは確か。病院とかに行くと、専門用語がわからなすぎてウワーッてなりますが(^^;;、おかげさまで日々の生活ではほぼ困ることはなくなりました。
幸いオハイオの人たちは優しい人が多くて、外国人に対して嫌な顔をする人がいないので、話しやすいというのもあります。そんな優しい人たちのおかげもあって、当初怖がっていた電話も、簡単な内容なら大丈夫になりました。
テレビや映画はというと、私の現在のレベルでは、トピックやその人のアクセントによるところが大きいです。結構ストレスなく理解できるものもあれば、集中しないと難しいもの、頑張って聞いても全然頭に入ってこないもの…。
でも、日本にいたときは、比較的今では簡単と思える番組ですら、聴き続けていると若干英語が苦痛だったことを思うと、自分のなかでそういう「レベル分け」ができるようになったこと自体が進歩なのかもしれません。
英語字幕を見ていると、最近、自分がいかに語彙を知らないかに唖然とすることが多いです(涙)まだまだ課題の多いアメリカ生活1年目です。
アメリカ生活2年目突入!今年の目標は
では、1年目の振り返りをもとに、アメリカ生活2年目となる今年の目標も立ててみたいと思います!
「今しかできないこと」にもっとフォーカスしたい
オハイオに引越してから、時間だけは毎日たくさんあるのですが、昔から、時間があればあるほど怠けグセが出てしまう私…(汗)出かける所もないので、家でダラダラしたまま1日が過ぎ去っていきます。後ろめたさは感じつつも、どうもやる気が起きない。。
でも、最近になってようやく思い始めたのは「いや、今しかできないことってきっとあるよね」ということ。
仕事がなくてもお金がなくても、「時間」があるのは主婦の立派な特権。仕事をしないのは後ろめたい、なんていう感情にとらわれずに、趣味でもブログでも何でも「時間のある今しかできないこと」に時間を投資しよう、と思えるようになってきました。近い将来、また忙しくなる日はきっとやって来るので、そのときに「あの時にこれをやっておけばよかった!」って後悔しないように。
ここでは具体的な内容は割愛しますが、今年は、たとえ周りから「ヒマ人だな」と白い目で見られるようなくだらないコトでも、「今しかできない」と思ったことは積極的にやりたいと思います。とにかく、時間をムダにすることが一番もったいないですよね!
今年こそは英語を勉強するぞ!
去年1年間は、正直「1年目だから英語ができなくても仕方ない」という甘えがありました。だから、まともに勉強もしてきませんでした。
だけど、この1年間で自分の英語力のなさを思い切り痛感してもきました。さらに今年はアメリカ生活2年目。やっぱり自分のなかで「2年もいてこんな英語力しかないの?」と思ってしまうのがイヤだし、もっとアメリカ生活を楽にしたい、アメリカ人と同じ仕事がしたい、というのがあるので、今年は英語の勉強をしたいと思います。
具体的には、
好きな映画を3本マスターする
ニュース記事を読む練習をする
です(あれ、目標低い!?)。
好きな映画はもう決まっていて、「Gardians of the galaxy」は1と2ともに絶対マスターしたい!なぜなら、大好きなクリス・プラッドの台詞を一言一句すべて理解したいからです(//∇//)笑 その次はたぶん、アン・ハサウェイの映画を観ると思います。
映画を使った勉強法は時間がかかるのが難点ですが、ある程度の効果があるのはカナダ留学時代に経験済み。時間がある今にはうってつけの方法です。来年の今頃は、クリス・プラッドの言うことが全部分かっちゃうんだわ♡と思うと、今からとても楽しみです(おバカですみません)。
ニュースは、今までどうしても語彙力不足から敬遠しがちだったのですが、やっぱり知っておくべきことなので、少しずつ慣れていきたいなと。きっと、ニュース特有の単語や言い回しなんかもあって、一度覚えてしまえば、それほど難しくないものもあるんじゃないかと思います。
これは1年かけてじっくり慣れていって、来年の今頃は、だいたいのニュースは理解できるようになっていたいです。もう少し言うと、トランプ大統領の悪口を英語でもっと「知った風」にかっこよく言えるようになっていたいです(笑)
というわけで、今日はかなり個人的な内容になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?更新のブランクがあると、なかなか文章が思うように進みませんね(苦笑)
このブログも、もうすぐ立ち上げ1年になりますが、今年もマイペースに続けていきたいと思いますので、これからも引き続きよろしくお願いいたします!
こんにちは、Apricotです。
私はアメリカに移住してきてから、義妹夫婦や友人たちとよく食事に行っていました(今は引っ越してしまってそんな機会もなくなってしまいましたが…泣)。
ときどき、お互いにご馳走することはあるものの、普段はお勘定は別です。ディナーなので当然ドリンクも各自で楽しみ、いろいろ食事も頼むので、日本だと最終的に「割り勘して、現金を出し合う」のが一般的ではないでしょうか。
でも、ふとアメリカでは事情が違うことに気づいた私。今日は、アメリカのワリカン事情と、レストランで使える便利なフレーズをご紹介します!
アメリカで日本流のワリカンが普及しない理由はここにあった!
グループで食事をした場合、日本では、年上の人や男性、たくさん飲んだ人が多めに払うことはあると思いますが、いずれにしても「均等に割り勘」する発想が根本にありますよね。そして、たいていは「現金」を出し合って精算します。
ところが、アメリカではこの発想がありません。代わりに主流なのが「自分が頼んだものは自分で払う」という考え方。しかも、各自クレジットカードで払います。
なぜアメリカでは、日本流のワリカンが普及しないのでしょうか?
理由① アメリカでは食事を「シェア」する習慣がない
考えてみると、その理由は「アメリカの食習慣」そのものにありました。
日本では、昔から「いろんなものを少しずつ」食べる習慣があります。それが外食にも波及して、一品料理をたくさん頼んで、「シェア」しながらいろんな料理を少しずついただくスタイルが確立されています。
これに対し、アメリカ人は「一人一皿」が基本。自分のお皿に盛られたものを食べるのが常識で、「シェアをする」という考え方は一般的ではありません。「お皿を皆でつつくなんてお行儀悪い」と子供に教える母親もいるくらいです。
なので外食においても、典型的なアメリカ料理の多くは、一皿で食事が完結するように、メインディッシュと、サイドディッシュが2つくらい盛り付けられているのが普通。
おまけにハンバーガーのようなシェアしにくい料理が多いので、「シェア」したくても物理的にしづらいという理由も。
いずれにしても、料理をシェアしないので、自然と「お会計もシェアしない」という発想に至るわけなんです。
ただし、アメリカ人でも全く料理をシェアしないわけではなく、アペタイザーだけシェアすることもありますし、本格的な中華レストランなどではさすがにシェアしないと食べれないときもあります。
理由② 圧倒的なカード社会。皆が現金を持ち歩いているとは限らない
そして、日本と圧倒的に違うのが、アメリカは「クレジットカード社会」だということ。電車の切符もファーストフードもカードで払えてしまうアメリカでは、現金を普段からあまり持ち歩かない人も少なくありません。
もちろん、レストランでもカード払いが一般的なので、ここで「現金を出し合う」というのはアメリカ人にとっては非現実的。
日本のように現金で精算しない理由には、こうしたアメリカならではの社会背景もあるんですね☆
理由③ 人によって宗教やスタイルの理由から食べられるものが違う
さらに、日本流のワリカンが普及しない背景には、アメリカ人の「食に対する多様性」も関係しているのではないかと思っています。
アメリカは多人種国家なので、宗教によって食べられない食事があるのはもちろん、「ベジタリアン」や「 ヴィーガン」といった「動物由来の食物を食べない」主義の人たちもアメリカではごく身近な存在です。現に、私の義理の弟も ヴィーガンなので、毎回彼は自分専用の料理をオーダーします。
また、アメリカでは「グルテン(麦)アレルギー」や「デイリー(乳製品)アレルギー」などの体質を持った人が意外に多いのも事実。
アメリカで料理をシェアしない背景には、こうした特殊な食事スタイルや制限を持つ人たちの存在もあるかもしれません。食べられるものが違うので、お会計を単純に割るのはナンセンスとも言えますね。
アメリカ流「ワリカン」の仕方
では、アメリカでは一体どうやって「ワリカン」するのでしょうか…!?
上でご紹介したとおり、アメリカでは「自分で頼んだものを自分で払う」のが基本。
アメリカも日本と同じようにテーブル会計が主流なので、「割り勘」をしたいときは、伝票をもらう時点で「お会計を別々にしてもらう」ことになります。
「でも、お酒もたくさん飲んだし、誰が何を頼んだかなんて店員さんは分からないのでは?」「だいたい、そんな面倒なことしたら店員に嫌な顔されそう…」と日本の感覚だと思いますよね。
でも、アメリカではそれが普通に出来ちゃうんです!
各自、自分の頼んだものを払う場合
それでは、具体的に店員さんにどう会計の分け方を伝えたら良いのかご紹介したいと思います。
例えば、以下のようなフレーズを使うことができますよ!
- Can we get separate checks?
別々でお会計をお願いできますか?
- Server: How would you like to do it?
店員: どのようにお分けになりますか?
- Can we pay for our meals and they pay for their meals?
私たちは自分たちの食事を払って、彼らは彼らの食事を払っても良いですか?
- I will pay for the appetizers and the drinks.
私はアペタイザーと飲み物を払います。
- I will pay for the tip.
私はチップを(全部)払います。
一見難しそうですが、このように「pay for」というシンプルな単語を使えば、意外に簡単に、誰が何を払うのかを伝えることができます☆
アイテムごとに払うことができるので、例えば、友達が食事をご馳走してくれるときに「じゃあドリンクは(君の分も)払うよ」とか「チップは払わせて」といった提案もできますね^ ^
「均等割り」にする場合
アメリカではあまり一般的ではありませんが、お会計を「均等に割る」ことももちろん可能です。日本人にはこのほうがしっくりくるかもしれませんね。
- Can you split checks half in half?
お会計を半分に分けてもらえますか?
ラウンドごとにご馳走し合う場合
アメリカのバーやパブの場合は、少し違ったワリカンの仕方があります。
お酒のシーンでは、レストランとは違って、ピッチャーやおつまみを皆でシェアすることがよくあります。
しかし、アメリカのバーやパブは、テーブルではなくカウンターでドリンクをオーダーし、支払いもその場で都度済ませるのが一般的。伝票を人数で割ってもらうことができません。
そんなときは、誰かがその回(ラウンド)のドリンクを人数分まとめてご馳走し、次のラウンドは別の人がまとめてご馳走する…というふうに、順番にご馳走し合う方法がよく使われます。
仲間内ではこんな英語が使えますよ。
- This round is...
こんにちは、Apricotです。
引っ越しを機に、また一から仕事探しをしなければならなくなった私ですが、今回はなかなか良いご縁に恵まれず、苦戦中の私です。。
地理的条件や、私が単に選り好みし過ぎっていうのが大きいのですが、何社か応募はしてみたものの、返事がなかったり、面接で落ちたり…と、思った以上に厳しい現実。。クリスマス前に「無職」とか、アメリカでは悲し過ぎます…(T_T)笑
そんな状況ではありますが、仕事探しをしていると、いろいろと日本との違いを感じることが多いアメリカでの職探し。そこで今日は、私の体験談をもとに、アメリカでの仕事の探し方や、応募の流れ、面接のポイントから採用手続きまで、一挙にまとめてお届けしたいと思います☆
アメリカでの仕事の探し方
アメリカでの仕事探しといっても、日本とそれほど違うわけではありません。基本的にはインターネットで探すのが主流になってきています。
求人サイト
最もメジャーな探し方は、求人サイト。フルタイムからパートタイムまで、様々な業種・職種の求人が揃っています。全米を網羅しているサイトとしては、次のようなものがあります。
Indeed
月間1億8000万人が訪れているといわれる業界最大手の求人サイト。数千にもおよぶ企業ウェブサイトや就職情報サイト、新聞の求人などを網羅しており、情報量の多さは業界随一。アメリカの田舎でも、必ず一定の掲載量があるのでおすすめです。
Website https://www.indeed.com/
Glassdoor
グラスドアーというサイトも、そこそこの情報量があるのでチェックする価値はあります。特に便利なのが、詳細な給料や、実際に働いていた人による口コミ、面接の質問内容などのレビューを見られること。特にフルタイムでしっかり就職先を吟味したい人にオススメです。
Website https://www.glassdoor.com/index.htm
Careerbuilder
こちらも業界最大手の1つ。20年以上の老舗サイトで、かつアジアやヨーロッパなどグローバル展開している求人サイト。国内トップクラス企業からローカル企業まで幅広く求人が揃っています。
Website https://www.careerbuilder.com
Craigslist
クレイグスリストは、どちらかというと「売ります・買います」など多彩なジャンルから成るローカルコミュニティサイト。大手企業というよりは、個人経営のショップや、語学レッスン、ナニーなど個人契約の仕事が多いです。柔軟な仕事を探している方は、チェックしてみると良いかもしれません。
Website https://www.craigslist.org/
地域によって、その地域に「強い」媒体は異なるので、まずはいろいろ覗いてみることをお勧めします。ほとんどのサイトでは、検索ワードやエリアを登録しておくと、新着情報をメールで教えてくれるので便利☆
また、大都市の場合は、そのエリアに特化した求人サイトもあるので、そちらも要チェックです。
企業やショッピングモールのウェブサイト
企業によっては、求人サイトを活用せずに(または求人サイトと併用して)自社のウェブサイトに募集を出している場合も多いです。
もしお目当ての企業がある場合は、直接ウェブサイトを覗いてみましょう。通常は「Career」や「Job opportunity」といったページがサイトのどこかにあるはず。
見当たらない場合は、Google検索などで「会社名 job」で検索すると、通常のウェブサイトとは異なる求人専用サイトが見つかる場合もあります。
また、お目当ての仕事がショッピングモールに入っている場合は、そのモールのウェブサイト内で求人を募集していることもありますよ☆
店頭の求人ポスター
小売店やサービス業の場合は、求人サイトではなく、店頭に直接「求人ポスター」を掲示しているところもかなり多いです。
ショッピングモールなどで注意深く店頭を見ていると、「Hiring(募集中)」という貼り紙がたいていウィンドウに貼られています。たまにレジ脇に掲示されていることも。
この場合は、店頭で募集を受け付けていることが多いので、まずは店員さんに声をかけてみましょう。
使えるフレーズの例を挙げておきます☆
- Hi, I’m curious if you guys are hiring now.
今採用募集中か気になっているんですが。
- Are you guys hiring?
いま採用はしていますか?
- Are there any job openings?
仕事の空きはありませんか?
- I just saw the hiring poster out there. Can I get an application form?
ちょうどそこで採用のポスターを見ました。応募用紙をもらえますか?
- I’m interested in working here. Are you hiring at the moment?
ここで働くことに興味があるのですが、今現在は採用していますか?
「I’m curious〜」は、店員さんに突然話を切り出すときに使うと、ワンクッション挟んでナチュラルに聞こえる表現。
ですが、一番簡単で確実なのは「Are you guys hiring?」。「guys」というのは、日本人にとってはカジュアル過ぎるように聞こえるかもしれませんが、よく使われる表現で、店員さんに聞くぶんには全く失礼にはあたりません。私はいつもコレを使っています^ ^
こう尋ねると、店員さんは募集中か否かを教えてくれます。募集中の場合は「Go to our website.(ウェブサイトから応募して)」と言われるか、その場でアプリケーションフォーム(応募用紙)をもらえるので、その指示に従って応募します。
仮に、求人ポスターが貼っていなくても、実は募集中、ということもあり得るので、「店頭で尋ねる」という方法は有効ですよ♪
日系人材紹介・派遣エージェント
日系企業を目指したい方なら、日系の人材紹介・派遣エージェントに登録してみるのも1つ。
アメリカには、以下のような人材会社があります。
PASONA
WorkUSA
ジョボット
アメリカ仕事.com
QUICK...
こんにちは、Apricotです。
突然ですが、皆さん「チキンサラダ」ってご存知ですか?
その名のとおり、鶏肉を、マヨネーズや野菜と一緒にしたサラダのこと。スタイルはいろいろあるのですが、アメリカ(特に南部)では昔から定番の家庭料理として親しまれています☆
私は、ノースカロライナ州・シャーロットに住んでいたころ、縁あって「Chicken Salad Chick(チキンサラダチック)」という、チキンサラダ専門店でアルバイトをしていました。そのとき出会ったのが、南部スタイルのチキンサラダ。いろんな種類があって、すごく美味しいんです♡
でも残念ながら、ここオハイオ州には展開していないお店なので、食べることができずに悶々としていた私…。そこで、ついに先日、自分で作ってみることに!
今日は、「南部スタイル」のチキンサラダって?!というお話と、私の働いていた「Chicken Salad Chick」のご紹介、そして自宅でチキンサラダを再現してみた話、をお届けしたいと思います♪
南部スタイルのチキンサラダってどんなの!?
一般的に「チキンサラダ」というと、レタスなどの上に、蒸したりローストしたりしたチキンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
アメリカにも、そういったチキンサラダはあるのですが、南部地方のチキンサラダの場合は少し特徴的です。
❤︎南部風チキンサラダの特徴❤︎
チキンは細かくカット
マヨネーズで和えてある
卵やピクルスやナッツ、フルーツが入っている
https://instagram.com/p/BR9lRZTBFEd/
チキンの細かさはお好みですが、どちらかというとポテトサラダのように、細かく刻んだチキンをマヨネーズや他の材料と一緒に和えたものが南部スタイルの主流。
卵やピクルスを入れることが多いですが、材料や配合によって「家庭の味」というのが存在します。
https://instagram.com/p/BKOtCVRBIAy/
https://instagram.com/p/BOpwuCihnJ_/
私の夫をはじめ、私の知り合ったアメリカ人の女の子たちも皆、「おばあちゃんが作ってくれたチキンサラダが絶品」と口を揃えて言うんです☆
アメリカ料理といっても、あまり定番には挙がらない「チキンサラダ」ですが、実はアメリカ人にとっては「懐かしの味」なんですね。
私が働いていた「Chicken Salad Chick」はこんなお店
私が働いていた「Chicken Salad Chick」というレストランは、アメリカの中でも珍しい、チキンサラダ専門店。テキサス州など、南部の州を中心に展開しているチェーン店です。
▲明らかに「女性向け」の店内は、「小綺麗なファーストフード店」といった感じ(笑)
▲好きなチキンサラダを選んで、クラッカーにディップするか、サンドイッチかを選べます。サイドディッシュは、サラダ各種、フルーツ、スープからお好きなものをチョイス。
▲「Chicken Salad Chick」のチキンサラダは、しっかりミンチにしてあることで、口当たりがとっても滑らかなのが特徴。見た目はあっさりですが、コクがあって美味♡ チキンサラダは、毎朝お店で鶏肉を蒸すところから全て手作りです。
▲とある日のテイクアウト。バーベキュー味のチキンサラダ(左)と、ピメントチーズ(右)。クラッカーに乗せて食べても美味しいですよ!
❤︎Chicken Salad Chickのフレーバー❤︎(2017年11月現在)
Classic Carol(プレーン)
Olivia’s Old South (卵、スイートピクルス)
Cranberry Kelli (ドライクランベリー、アーモンド)
Fancy Nancy (富士林檎、グレープ、ピーカンナッツ)
Fruity Fran (富士林檎、グレープ、パイナップル)
Sassy Scotty (ベーコン、ランチドレッシング、チェダーチーズ)
Dixie Chick (オニオン)
Lauren’s Lemmon Basil (バジル、レモン)
Jalapeño Holly (ハラペーニョ)
Barbie-Q (バーベキューソース)
Buffalo Barclay (バッファローソース)
Kickin Kay Lynne (ベーコン、ランチドレッシング、チェダーチーズ、スリラチャソース、ハラペーニョ)
Seasonal (季節限定)
Pimento Cheese (ピメントチーズ)※
...
こんにちは、Apricotです。
アメリカでは、レシピ付きの食材宅配サービス(Meal Kit Delivery)がここ数年人気です。
手がける会社は本当にたくさんあるのですが、先日初めて「Hello Fresh(ハローフレッシュ)」を利用してすっかりハマってしまった私たち夫婦。
https://daysintheusa.com/hello_fresh_review/
その後、別の会社「Green Chef(グリーンシェフ)」を試してみたので、今日はその特長や利用方法、実際に作ってみたレシピ、感想などについてご紹介したいと思います^ ^
「Green Chef」の特長とプラン
「Green Chef」は、ウェブサイトから登録し、好きなメニューや人数を選択すると、自宅までレシピ付きの食材を郵送してくれるサービス。
現在のところスマートフォンアプリは無いので、公式ウェブサイトからの利用になります。
https://greenchef.com/home
特長
「Green Cheft」の特長はこちら!
オーガニック中心の食材
厳選された契約農家・農場から仕入
豊富なメニューオプション
調理の手間を極力短縮
環境に優しい梱包材を使用
「Green Chef」はとにかくその名のとおり、「健康」と「環境」にこだわったミールキットサービスなんですね!
プラン&料金
「Green Chef」では、なんと7種類もの「メニュータイプ」と、2つの「人数プラン」からご自身に合った食材を取り寄せることができます。
メニュータイプ
まずは「メニュータイプ」。食材や栄養素のバランスの異なる7種類から選べます。
Omnivore : 肉、魚介、野菜をバランスよく含む
Carnivore : 肉&魚介中心+野菜
Gluten-Free : グルテンフリー(小麦類を含まない)
Vegan : ヴィーガン(肉、魚介、卵、乳製品を含まない)
Paleo : 肉、野菜中心(加工品、穀物、豆類、乳製品を含まない)※パレオと呼ばれる石器時代に立ち戻る食事療法
Vegetarian : ベジタリアン(肉、魚介を含まない)
Keto : 低糖質(小麦類、乳製品を含まない) ※ケトジェニックと呼ばれる食事療法
アメリカでは「ヴィーガン」や「グルテンフリー」は当たり前になっていますが、なかには耳慣れない食事もありますね。こんなに細かな食事メニューまで用意されているなんて…凄い!
特に「パレオ療法」や「ケトジェニック療法」は痩身効果もあると注目されているので、まさに「美味しく食べながら体質改善&ダイエット」するにはもってこいです♪
なお、「レシピの組み合わせ」はメニューごとに予め決まっているので、原則「おまかせ」。自分で組み合わせを変えることはできません。
人数プラン
現在は「Omnivore」と「Carnivore」のみですが、2人前用のほかに、4人向けの「Family Plan」を選ぶこともできますよ☆
2-Person Plan : 2人前×3食分
Family Plan : 4人前×2食分
料金一覧
各プランの「1食あたり」の値段は次のとおりです(2017年11月現在)。
2-Person Plan
Family Plan
Omnivore
$11.99
$11.99
Carnivore
$13.49
$12.99
Gluten-Free
$13.49
-
Vegan
$11.99
-
Paleo
$14.99
-
Vegetarian
$10.49
-
Keto
$14.99
-
ちなみに、送料&手数料として、1オーダーにつき「9ドル」がかかります。
初回はクーポンなしで誰でも「2食分」が無料!これはお試しのチャンス♪
早速食材が届いた!内容はこんな感じ
それでは、ここからは早速、届いたキットをレポートしていきます♪
今回、私たちが頼んだのは、通常メニュー「Omnivore」の「2-Person Plan」(2人前×3食分)セット。
みかん箱くらいのナチュラルな段ボールで届きました。
▲中を開けてみると…お!?!?なにやら、フカフカな藁みたいなものが(笑)ジュート、コットンなど植物素材だけで作られた保冷バッグだそうです。梱包材にも環境への配慮が行き届いてますね。
▲保冷バッグの中には、食材がドッサリ!底にはしっかり保冷剤も入っていたので、お肉類も冷え冷え♪
「Hello Fresh」と違うのは、食材が1食分ごとに分かれていない、ということ。どうやら、各食材にカラーステッカーが貼ってあり、レシピごとに色が分かれているので、「自分で仕分けしてね」っていうことのよう。
▲こちらが付属のレシピ。レシピの色は、食材に貼ってあるステッカーの色と同じなので、この色を目印に食材を分け分け。
ここが少しだけ手間のかかるところですが、色がわかりやすいので、苦になるほどではありません。逆に小さなお子さんがいる方なんかは、一緒に仕分けすると喜ぶかもしれませんね☆
今回、実際に作ってみたレシピはこれ!
それでは、今回私が実際に作ってみたレシピをご紹介します。
Tuna Poke Bowl 〜マグロのポキボウル
▲まずはこれ!ハワイ料理が大好きな私たちには嬉しい「マグロのポキボウル」。酢飯の上に、炙ったマグロとキャベツなどの野菜を乗せて、ドレッシング、薬味をかけていただく丼ぶりです。
▲材料は、マグロ、すし飯、チンゲンサイ、パプリカ、キャベツの千切り、青ネギ、生姜のすりおろし、ごま、Sambalマヨネーズ、たまりオレンジドレッシング。
まずお鍋で「すし飯」を炊いている間に、チンゲンサイ、パプリカをカット。生のままキャベツの千切り(すでにパックになっている)に加え混ぜ合わせます。
…と、ここで、実は付属の「すし飯」がすごーく少ない事に気づき(2人分なのに1合もない感じ)、慌てて家にあった白米をセット(炊いておいて大正解でした)。
それから、塩コショウしたマグロをフライパンで焼いたら、丼ぶりに野菜、ドレッシング、薬味とともに盛りつければ完成♪
▲出来上がりはこんな感じ。…意識してたのに、やっぱりマグロを焼き過ぎました〜(T_T)
アメリカで魚介類を買うと、必ずといっていいほど「生食は食中毒のリスクが高まります」と書いてあるので、ついつい余計に加熱してしまうんですよね。。
お味のほうはというと、マグロは臭みもなく、サッパリドレッシングとたっぷりの薬味が美味♡
ただ一方で、キャベツが若干パサパサ気味だったことと、ドレッシングが「既製品」だったのが気になりました(アメリカのキャベツは品種的に硬いので仕方ないんですけどね…)。
Pasta & Meatballs 〜ミートボールのパスタ
▲お次はこれ「ミートボールのパスタ」。結論からいうと、これが今回オーダーしたなかで一番美味しかったです♡
うっかり写真を撮り忘れましたが、材料は、牛ひき肉、パスタ、ケール、エシャロット、カボチャ、ミニトマト、パン粉、セージ、リコッタ&パルメザンチーズブレンド、ブイヨン。
まずはカボチャを一口大にカット。ケールは芯を取り除いてちぎっておきます。たっぷりのお湯を沸かしている間に、オリーブオイルを塗ったケールをオーブンでロースト。
みじん切りにしたエシャロットとセージ、パン粉、ひき肉をボウルに加え、ミートボールを作ったらフライパンで焼き上げます。この間にパスタとカボチャをお湯に投入。
パスタとカボチャが茹で上がったら、ブイヨン、ミニトマト、リコッタチーズを加えて塩コショウで味を整え、最後にミートボールとケールをトッピングして完成☆
▲出来上がりはこんな感じ。ミートボールはハーブが効いてて、これだけでも美味! ミールキットを試すようになってから、生ハーブの虜になりつつあります(*´꒳`*)
そして、カボチャの甘みと、全体を包み込むリコッタチーズのまろやかな酸味がこれまた絶妙♡
さらに今回、目からウロコだったのがトッピングの「ケール」!(海苔みたいに見えるやつです)
ケールという野菜はアメリカでとてもポピュラーなんですが、見るからに繊維質なので、今までどう調理していいかよく分からなかったんです。
ところが、こんなふうにオーブンでパリパリに炙って添えるだけで、なんと主役級のアクセントに!香りと食感が料理をびっくりするくらい引き立ててくれて、これにはもう、夫婦で目を丸くしたほど(笑)
もちろん、パリパリなので繊維っぽさも無し。こんな意外なテクをさりげなく使えたらカッコイイですよね。これはちゃっかり良い事を知ったな〜!と思った瞬間でした☆
Thai Portobello...
こんにちは、Apricotです。
この週末、オハイオ州・Cleveland(クリーブランド)という街に行ってきました。私の住むToledo(トレド)からは車で約2時間の場所にあります。
この街は、重工業により発展し、今現在も州都コロンバスに続き、オハイオ州第2の都市。日本人にはあまり馴染みがありませんが、実はアメリカでは「ロックンロール発祥の地」として有名なんです。
今回、クリーブランドまで足を運んだ目的も、ずばり「Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)」を訪れること!
ん、なんか聞いたことあるぞ?…と思われたそこのアナタ!…そうなんです、実はココ、つい2か月前(2017年9月)に東京・有楽町にオープンしたばかりの「ロックの殿堂」の本拠地。
東京のほうにも希少なコレクションが多いと聞きますが、ここクリーブランドの本館は想像以上のコレクション数!特に70年代前後のロックが好きな人にはたまらないお宝が目白押し☆
そんなわけで、今日は本場・アメリカの「ロックの殿堂」を訪れた様子を写真満載でお届けします♪
※シアターと一部の展示を除き、館内の写真撮影は公式に許可されています。
「ロックの殿堂」とは…ロック界に功績を残した偉大なアーティストを讃えるミュージアム!
「Rock&Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)」とは、1986年、音楽の進化と発展に貢献した人達の栄誉を讃えるためにアメリカでスタートした音楽賞のことをいいます。
デビュー25年を経過したアーティストだけが選考資格を得て、その中でも毎年わずか数組のみが殿堂入りするアウォードは、世界4大音楽賞(ロックの殿堂、グラミー賞、ビルボード、アメリカン・ミュージック・アワード)の中でも最も権威があり名誉とされる音楽賞です。
- 出典:ロックの殿堂JAPAN 公式ウェブサイト
ここクリーブランドにある「ロックの殿堂」は、そんな名誉ある殿堂入りしたアーティストたちの楽器や衣装、映像などを一挙に集めたミュージアム。
とにかく「すごい」賞ということだけあって、10万点にも及ぶコレクション数といい、お金のかかった設備といい、かなり力の入ったミュージアムです!
▲ルーブル美術館を思わせる三角の建物と、「Long Live Rock(ロックよ、永遠なれ)」というキャッチフレーズがシンボリックな外観。
▲フロアは地下1階から6階まで。ピラミッド状の建物なので、上に行くに従ってフロア面積は狭くなりますが、それでもかなりの規模。
館内に入ったら、まずは展示入口のある地下1階へ降り、チケットを購入しましょう。
★チケット料金(2017年11月現在)
General Admission ($23.50)
Senior ($21.25)
Youth 6-12yr ($13.75)
ミュージアムの料金としてはややお高めですが、それだけの価値アリ!な、納得の展示内容ですよ☆
5階建ての巨大なミュージアムの様子を写真満載でご紹介♪
それでは早速、館内の様子をフロアごとにザックリご紹介していきます!
B1F ロックの歴史とレジェンドたち
地下1階は、ロックンロールが生まれた歴史と、そこに名を刻んできたミュージシャンたちについて学ぶことができるフロア。
▲入口を入ると、ジョン・レノンやマドンナなど、ロック界で最もアイコニックなアーティストたちがお出迎え。
▲まずはロックのルーツとなった音楽をここで試聴できます。ブルースやゴスペル、R&B、フォーク、カントリーミュージックなどがそれにあたるのですが、まさかゴスペルやR&Bがそんなに古い音楽だったこと自体知りませんでした!(汗)
▲この端末では、ロックンロールの先駆者たちが、誰のどんな音楽からインスパイアされたのかを解説しています。
▲ロックンロールは順風満帆だったわけではなく、50年代初頭から長らく続いた「世間の反発」を乗り越えて今があります。
▲ロックを語る上で欠かせない、「キング・オブ・ロック」といえば、エルビス・プレスリー!今年は没後40周年なんだとか。
言わずと知れた、50年代にロックの創始者の一人として、絶大なムーブメントを巻き起こした偉大なアーティスト。激動の半生を映像で見ることができます。
あまり知られていませんが、エルビスはなんと空手有段者で、大変な読書家でもあったそうですよ☆
▲そして、このギランギランの煌びやかな衣装wは、エルビスが実際に着用した衣装。
ちなみに、ここで展示されている衣装は「全て本物」!とっても保存状態が良くてビックリ。等身大なので背格好までリアルに伝わってきて、より身近にアーティストを感じることができます。
▲10万人ともいわれるヒッピーたちが、新しい生き方や社会、平和を求めてサンフランシスコに集ったのが、今からちょうど50年前にあたる1967年のこと。
その社会現象は「Summer of Love」と呼ばれ、音楽にも影響をもたらしました。
▲ブライアン・ジョーンズ(ローリングストーンズ)が使用したダルシマーと呼ばれる楽器(左)、ジミー・ヘンドリクスのジャケット(右)、そしてジョン・レノン(ビートルズ)が「Sgt. Pepper’s Lonely Club Band」のお披露目パーティーで着用したネックレス(下)。
いずれも1965〜1967年当時のもので、作品や衣装からも「Summer of Love」を伺うことができます。
▲お次は、アメリカやイギリスの各都市における音楽ムーブメントを紹介するコーナー。こちらは、シアトルで1985〜1995年に見られた「グランジ」と呼ばれる潮流の展示。代表バンドはニルバーナ、パールジャムなど。
▲1975年代からロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスの音楽シーンを飾ったパンクミュージックについて。ラモーンズ、セックスピストルズなどが紹介されています。
▲そして、ついに「レジェンド」を紹介するコーナーでやってきました、ビートルズ。メンバーの所持品のほか、実際に使われたドラムセットや、ジョンが購入した「Mellotron(メロトロン)」と呼ばれるアナログなオルガンも展示されています。
▲今回、私が最も興奮した展示物がコレ!ジョン・レノンの眼鏡(左)とアメリカ滞在時に取得したグリーンカード(中央上)、そしてパスポート(右下)。
グリーンカードは、ジョンの度重なるドラッグ所持疑惑により、取得までに4年もかかったんだとか。
そして、写真では見づらいのが残念ですが、パスポートにはなんと日本へ入国したときのスタンプが(*⁰▿⁰*)「1977年5月11日・日本国」とハッキリ残っています。
調べてみたら、ジョンとオノ・ヨーコ夫妻は、1977年から3年間、この時期に来日し、軽井沢でバケーションを過ごしたそうです。このスタンプは、その初年のものなんですね。
▲それから、ビートルズと並んで忘れてはならないのがローリングストーンズ。
▲ローリングストーンズの特設コーナーには、実際に使用されたアンプなどが展示されていて、お客さんも食い入るように見入っています。
▲こちらは、レッドツェッペリンのベーシスト、ジョン・ポール・ジョーンズの衣装とベース。もう、この世代のロック好きにはたまらないんじゃないでしょうか^ ^
1973年のものということで、今では考えられないヒッピーさ(笑)
▲「歴史上最も偉大なギタリスト」の1人に数えられる、ジミ・ヘンドリックスのコーナー。卓越したギター技術と過激なパフォーマンスにより、これまでのロックの概念を覆し、多くのミュージシャンたちに衝撃を与えたといいます。ジェフ・ベックがジミヘンの演奏を聴いて「廃業を考えた」というエピソードも残っているほど(笑)
これが、わずか27歳という短い生涯で成した偉業とは…驚きを隠せません。
▲「レジェンド」コーナーの後では、少数ですが現代で活躍するアーティストたちの展示もありました。ビヨンセやケイティ・ペリーの衣装、可愛い♡ やっぱりこのあたりは親近感が湧きますね。
▲レディー・ガガの衣装(?)もありましたよ!とても重そうなコスチュームですが…さすがはガガ様、ナイスバディ〜!
▲そしてこちらは、地元クリーブランド生まれのロックミュージシャンコーナー。
1F カフェ&ギフトショップ
1階はエントランスとカフェ、ギフトショップ。このフロアには展示品はないので、チケットがなくても利用できます☆
▲吹き抜けの広々とした空間に、天井から吊るされた、目を引く大きな飛行機や車のオブジェ。奥にギフトショップがあります。
▲ここにはCDがズラリ!ロックにする書籍やレコードもありますよ。
▲「Cleveland」とデザインされたマグカップや缶ホルダーは、クリーブランド土産としても良さそう♪
▲そしてこの「ROCK AND ROLL」のクラッチバッグは一目惚れしてお買い上げ♡
ほかにも、ポスターやアパレル、アクセサリー、ピックなどのギター小物も充実していました。
ただ、夫はミュージシャンのクールなTシャツを探していたのですが、「ロックの殿堂」のロゴがデザインされたようなものしかなくて、少々期待ハズレだった様子。。
ここにご紹介したアイテムは、日本の「ロックの殿堂」でも手に入るかもしれませんね^ ^
2F ロックの普及&試聴体験コーナー
さて、2階以降は再び展示が続きます。このフロアは、ロックがどのようにして普及していったのか、ギターの進化の様子や、ラジオやビデオの与えたインパクトがテーマ。
▲テレビの普及、そしてMTVの誕生は、それまで「音楽=ラジオ」だった世界観を一転。多くのラジオミュージシャンが廃れていった一方で、映像の力により人気を博したミュージシャンも数多く誕生しました。
ロックンロールの普及は、こうしたテレビの力も大きかったんですね!
▲試聴コーナーでは、面白い端末を発見。左上に書かれている「One hit wonders」というのは、「一発屋」という意味(←この日覚えた新しい英語表現!)。そう、一発屋を検索できる端末です(笑)
夫が真っ先に見せてくれたのが、「Turning Japanese」(The Vapors/1980年)。ぶっちゃけ偏見の塊のような変な歌詞なんですが、クセになる曲(^^; 古いのに、なぜか多くのアメリカ人が知っている迷曲でもあります。一発屋だったとはw
ご興味のある方はコチラ↓からお聴きいただけます。
https://youtu.be/LR4XNqrqxrU
3F 「The Power of Rock」Connor シアター
3階は「Hall of Fame」の受賞者にフォーカスを当てたフロア。
▲歴代の受賞者一覧。1986年受賞のチャック・ベリーやエルヴィスに始まり、2017年まで毎年、名だたるアーティストたちが名を連ねています。「Inductees」はここでは「殿堂入りした人」の意味。
▲こちらは目玉の1つ「Power of Rock」が上映されるConnor Theater。これまで受賞した数々のアーティストたちを約25分の映像で振り返ることができます。
▲シアターの様子。映像はさほど大きくはありませんが、音響が迫力満点!私は正直、知らないアーティストが多かったのですが、臨場感あふれる音楽は、文字通り「音楽のチカラ」を感じさせてくれました!
▲先日亡くなったレジェンドの1人、プリンスのスーツ。ちょうど映像のクライマックスで出てきた衣装だったので、ちょい感激(笑)細身ながら背の高い人だったみたいです。
4F〜6F ローリングストーン誌 50年の歩み
4階からは、日本でもおなじみの音楽情報誌「Rolling Stone(ローリングストーン)」誌の特設コーナー。
50周年ということで、発刊当時のオフィスの再現や、歴代カバーフォトの写真がズラリ!
▲階段を上がると圧巻のスクリーン。発刊当時のカバーフォトから、最近のものまで、同誌の歴史は音楽の歴史そのもの。
▲なかには、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの最期の写真(中央上)もありました。ジョンの大胆なポーズもさることながら、亡くなった当日に撮影された生前最期の写真として、世界に衝撃を与えた一枚。
単なるスポンサーの展示かとあまり期待していなかったのですが、意外にも奥の深い、面白いコーナーでした☆
感想&インフォメーション
さて、今回、気づけば2時間以上も滞在していた私たち。見て回るには最低2時間は見ておいたほうが良さそうです。
先にご紹介したとおり、ここで展示されているのは「受賞者=活動歴25年以上のアーティスト」が中心なので、おそらく思い切り楽しめるのは50〜60代の方かなぁという印象。この日も(平日に行ったというのもありますが)、来場者はほとんどが中高年の方でした。
正直、私も「もっと昔の音楽やアーティストを知ってたら、もっと楽しめたのに〜!」という思いはありますが、それでも、展示物や音楽、映像を通して「体感」しながら楽しめたので大満足♪
とにかく「本物」の展示が多いので、どれを見ても興奮すること間違いなし!(笑)昔のアーティストを知らない人にもオススメのミュージアムですよ^ ^
この「ロックの殿堂」は、五大湖を臨む絶景のレイクビューも見どころ♪また、隣にはサイエンスセンターや、サブマリンミュージアムなど、ほかにも気になる施設が揃っているので、一日まわってみるのも良いですね☆
パーキングは周辺にいくつかありますが、見た限り有料パーキングしかありません。隣のサイエンスセンターのパーキングに停めると、2ドルオフになるようです。
参考 Parking
また、ほかのパーキングは、だいたい1時間5ドル程度。「ロックの殿堂」だけを見る場合は2〜2.5時間、他の施設も見る場合プラス1時間~のパーキングフィーを見積もっておくと良いと思います。
Rock & Roll...