国際結婚あるある!?もらった花束はまさかのあの花!

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こんにちは、Apricotです。

メリカでは日本より1日遅れて昨日がバレンタインデーでした。

日本では女性が男性にチョコレートをあげる慣習がありますが、アメリカではカップルが互いに愛を表現し合う日として知られています。

どちらかというと、男性がリードして食事やギフトなどを用意してくれることが多いんですよね。うちの夫は日本式も知ってるので、チョコもせがんできますが(笑)

そんな夫も、昨日は仕事帰りに花束とカードを持って帰ってきてくれました♡ 日本人女性がアメリカ人と結婚して嬉しいことといったら、この花束サプライズでしょう。アメリカ人は特別な日でもそうでなくても、花束を贈ってくれます。

で、今回も嬉しい気持ちでいっぱいだったのですが、ふと付き合って一番最初にもらった花束のことを思い出したので記事にしてみました。もらった花束…何かわかりますか?それは、日本でもお馴染みのあの花!

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初めてもらった花束が衝撃だった件

遡ること3年前のある日。まだ付き合いたてだった私たちは、もちろんまだ別々に暮らしていたわけですが、ある日私が仕事で夜遅くにイベントの設営準備をしていたときのこと。

たまたま会場が彼の家の近くだったので、何気なしに彼に「いま〇〇で仕事してるよー」とメールを送った私。まさか、その数時間後に彼が花束を持って現れるとは世にも思わずに、です(笑)

設営も終わってさぁ帰ろう、と振り返ると、そこに立っていた彼。びっくりしてどうしちゃったのかと思いましたが、彼曰く「遅くまで仕事をがんばってたから、ねぎらいで花束をあげたかった」との事(°▽°)!

同僚もいる前でのハプニングで私はもうタジタジでしたがw、とりあえず軽く一緒にご飯を食べて、ありがたく花束をもらって帰りました。

でも、もらった花束、よく見ると(よく見るまでもなく)白い菊の花と紫の花のコンビネーション…そう、どう見ても 仏花 だったんです…(;▽;)

当時、実家暮らしだったので、両親は私が会社でイジメにでも逢ったのかとギョッとしていたのを覚えています(笑)私もビックリしたけれど、「この花綺麗だったから」という純粋無垢な彼に対して、その時は「これ仏花だよ」とは言えるはずもなく、後々になって私たちの笑い話になりましたw

 

今回わかった!なぜアメリカ人が好んであの花を贈るのか

当時は、「まぁ外国人が仏花なんて知ってるわけないから、選んじゃっても仕方ないか〜」くらいに思っていました。

けれども、昨日、アメリカで再び菊の花束を買ってきた彼(汗)さすがに、なぜ菊の花ばかり買ってくるのか気になって、「アメリカでの菊の花の意味」を調べてみました。すると、アメリカでは菊の花は「贈答用としてポピュラーな存在」だったのです!

調べてみたら、アメリカでは菊の花は Love や Cheerfulness を意味し、様々なシーンで使われるとのこと。色もカラフルな物が多く、長持ちするのも人気の理由だそうです。確かに、ビビッドなピンクの色づけがされた菊の花を目の前にしてそう言われてみると、花束として見れなくもないですね…。

そして更にググってみると、どうやら私だけでなく、同じような経験をして衝撃を受けたことのあるアメリカ人の奥様方が結構いることが判明(^-^;

なかには「うちでは菊の花束は禁止!」という人もいれば、「意外に慣れて今は自分でも買ってる」という人、「入院している年配の家族に菊の花束がたくさん届いてドン引きした」なんていうちょっとシュールなエピソードもw

日本人にとっては、「菊の花=仏花」というイメージが相当強いのでかなりカルチャーショックですよね。でも、もしアメリカ人のパートナーが仏花を買ってきたとしても、アメリカ人的にはただ仏花と知らずに適当に買ったわけではなく、むしろ好意的に選んで買ってくれた可能性が高いことを覚えておきましょう(笑)

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アメリカにタブーな花はないのか?

気になるのは「じゃあアメリカには仏花はないのか?!」という素朴なギモン。

アメリカでは、お葬式やお悔やみに使われる花は「funeral flower」「sympathy flower」といい、アメリカにもそれ用に使われる花があります。

代表的なのは、ユリや菊、ラン、カーネーションなどで、白や紫の花が使われることが多いのは日本とおおむね共通しています。しかし、日本ではトゲのあるバラはお葬式には使われないのに対し、アメリカではバラは愛情を示す花としてお葬式にも一般的なんだそう。

参考 The Meaning Behind 8 Different Types Of Popular Funeral Flowers

また、日本の菊のように「仏花だからプレゼントにはタブー」という概念はアメリカにはあまりない様子。ユリも菊も、プレゼントとお葬式の両方に使われます。

ただし、例えばイギリスやカナダではユリはタブー、ラテンアメリカでは菊は縁起が悪いなど、国や宗教によって意味合いが違うことがあるので、アメリカ人といえどもその人のバックグラウンドに合ったお花を選ぶことがポイントといえそうですね。

 

というわけで、今回は私たちの実体験をもとに、日米のお花に関する文化の違いをご紹介してみました☆
ほかにも、一緒に生活していると、「当たり前」と思ってることが相手には当たり前でなくて、ビックリしてしまうことや、嘘みたいなホントの話がいろいろ出てきます(笑)また機会があれば、そんなエピソードもご紹介していきますね。

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました♪

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2 COMMENTS

  1. 白い菊は女性の花。淡いブルーは男性の結婚衣装、紫は人の愛を得たという証で淡いブルーと赤の混合色です。これが、アメジスト(死んだら天国へいく)の意味で、聖職者が罪を犯した身でも神の元に行ける様にこぞって身に付ける訳ですね。ここで青色を備えることは、また生まれ変わって来てと言う意味です。ここにツタンカーメンに添えられた青い菊の意味があります。

    • Kouseiさん、はじめまして。

      なんと、菊や紫、青の色にはそんな意味があったんですね!とても勉強になりました。
      ありがとうございます^ ^

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