【移民ビザまとめ保存版】新I-130フォーム&I-130Aの書き方とポイントを解説!(2017年2月フォーム改定後)

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こんにちは、Apricotです。

は2016年12月にCR-1ビザを取得し、無事アメリカへ移住を果たしました。そのときの移民ビザ取得プロセスなどをこのブログでまとめてきましたが、先日、どうやら「USCISが請願書(I-130)と付随資料を改定したらしい」ことを知りました。

ただでさえ取っつきにくい請願書(I-130)なのに、ちょうど今が新旧フォーマットの移行期で、混乱気味な方が多いに違いない!

と勝手な使命感にかられ(笑)、私なりに今回の改定について調べてみました。今日は、改定のポイントと、新フォームの記入ポイントについてまとめてみたいと思います。

ただし、あくまで「国際結婚の場合」を想定とした「個人の見解」ですので、情報の正確性を保証するものではありません。本記事は参考までに留めていただき、必ずご自身でUSCISのガイドラインをチェックしてくださいね!

▼請願に必要な書類一式(I-130パッケージ)については、こちらの記事をどうぞ☆

https://daysintheusa.com/2016visa-i130-package-guide/

それでは、早速、今回の改定について見てみましょう!

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今回の改定ポイントは3つ

アメリカ大使館の情報によると、2017年2月27日付で、新しい「I-130」と「I-130A」がリリースされたとあります。

2017年2月27日 付けでUSCIS米国移民局は新しい移民ビザ請願書I-130 (Petition for Alien Relative)とI-130A (Supplemental Information for Spouse Beneficiary)をリリースしました。新しいフォームはUSCISウェブサイトよりダウンロードできます。

この改定に伴い、2017年4月28日以降は新しいフォーム(02/27/17版)の提出が必要です。4月27日までは旧12/23/16版のI-130フォームとG-325フォーム (Biographic Information)も受理されます。

出典: 移民ビザ請願書I-130の改定について

これを従来の必要書類と照らし合わせて分かりやすく説明すると、改定のポイントは次の3つ。

  1. I-130フォームの内容が変わった。
  2. 従来のG-325Aフォームの代わりに、今後はI-130Aフォームを提出する必要がある。
  3. 2017年4月27日までは新旧フォームどちらでも受理されるが、28日以降は新フォームしか受理されない

 

それでは、具体的に見ていきましょう!

① I-130フォームの内容が変わった

フォーム名は以前と同じ「I-130」ですが、今回の改定で中身がガラリと変わりました。フォームの左下にリリースした日付が書いてあるのですが、これが「Form I-130 02/27/17 N」となっていれば最新です(2017年4月現在)。

このフォームの位置づけは、従来同様「請願書」であり、移民ビザ請願のための最も重要な書類であることに変わりはありません。この書類は基本的には「請願者(Petitioner)」つまりアメリカ人のスポンサー(国際結婚の場合は配偶者ですね)が記入します。

以前のI-130フォームはたったの2ページ(!)でしたが、その分、ギッシリとただひたすら記入枠があり、記入する側も枠が小さすぎて入らない箇所が多かったし、おそらく見る側も相当見づらかったものと思われます(^^;

それが「新I-130」フォームでは、ページ数がなんと12ページにまでボリュームアップしたものの、基本的に「一問一答」式になり、上から順番に答えていけば良くなったので、以前よりもかなり回答しやすくなったように思います。また以前は、書ききれない箇所は自分でフォーマットを作らないといけなかったのが、新フォームでは補足専用のフォーム(12ページ目)に埋めるだけで済むようになりました。

内容的に変わったのは、これまで別途「G-325A」フォームにて提出していた請願者のバイオグラフィ項目が「I-130」のなかに移行されたことです。「請願者の住所歴、職務歴」などのほか、新たに「請願者の身体的な特徴」を記入する項目(人種、身長、体重、目の色など)が追加されています。

これにより、今後、請願者に関してはバイオグラフィを別紙で提出する必要がなくなり、ビザ受領者だけが別紙(I-130A)を出すように簡略化されています。

一見、量が増えて圧倒されている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には出す資料が1つ減り(請願者のバイオグラフィ)、記入もしやすくなったので、総じてかなり改善されていると思います☆

 

② 今後はG-325Aの代わりにI-130Aが必要

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上記で触れたように、今まではPetitioner(請願者)もBeneficiary(ビザ受領者)もそれぞれ「G-325A」の提出が必要でしたが、今回の改定で「G-325A」フォーム自体が廃止され、代わりにビザ受領者だけが提出する「I-130A」が新設されました。

フォームのタイトルも、

改定前 Form G-325A, Biographic Information

改定後 Form I-130A, Supplemental Information for Spouse Beneficiary

というふうに、I-130Aが「Spouse Beneficiary=配偶者であるビザ受領者(あなた)」のための特化された補足情報シートであることがわかりますね。

「I-130A」も、以前の「G-325A」と比べると、分量は1ページ→6ページと増えましたが、こちらも「一問一答」形式になり、回答がしやすくなりました。実質の内容は従来の「G-325A」とほとんど変わりません。「翻訳者と代理人の記入欄」が追加されていますが、ほとんどの方はご夫婦で準備されると思いますので、該当しなければ記入しないで良い箇所になります。

 

③ 2017年4月28日以降は新フォームのみ受理される

今回の改定では、移行期間として2017年4月27日までは「旧フォーム」も受理されることになっていますが、翌28日以降は「新フォーム」しか受理されないので、いま準備されている方は注意が必要です。

ただし、USCISのウェブサイトによると、新旧いずれの場合も、フォームの組み合わせは次のように守らなくてはいけません。

  • 旧フォームで提出する場合
    「旧I-130」+Petitioner, Beneficiaryそれぞれの「G-325A」
  • 新フォームで提出する場合
    「新I-130」+Beneficiaryの「I-130A」

新フォームと旧フォームを混ぜて提出するのはNGということですね!

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新フォームのダウンロードと記入のポイント

さて、改定のポイントがわかったところで、早速、新しい「I-130」フォームと「I-130A」、そしてインストラクションなど必要書類一式をUSCISのウェブサイトからダウンロードしましょう。以下はその引用です。

新Form I-130

このフォームは原則、Petitioner(請願者)が主体となって書く書類なので、フォーム内に出てくる「you」はすべてPetitioner(請願者)のことを指します。

新フォームも、パソコンからそのままタイプできるようになっているので、基本はタイプして、字数制限で1枠内に入りきらない部分は印刷後に手書きが良いかと思います(全部手書きでもOK)。

Part1~Part3

Petitioner(請願者)についての情報を書くパート。アメリカ人配偶者が自分の情報を記入していきます。

Part4

Beneficiary(ビザ受領者)についての情報を書くパート。日本人であるあなたの情報を記入していきます。質問57~58に関しては、「native written language」で書くようにと書いてあるので、すべて「日本語」で記入することになります。

Part5

ここは再びPetitioner(請願者)が主体となって書く欄になりますが、「過去に他にも移民ビザの請願をしたことがあるか」や「他にも同時に請願している人がいるか」などを答える項目。

I-130は原則、移民対象となる人数分のI-130が必要なので、お子さんのビザも申請する場合は、ここの記入が必要になってくるかと思います。

Part6

Petitioner(請願者)の連絡先と署名欄。質問6a.の署名欄は超重要なので、印刷したら忘れずに直筆でサインしましょう

署名欄には赤字で「Don’t forget to sign in ink!」と文字が入ってしまっていますが、印刷するときに再度「Don’t forget to sign in ink!」と注意コメントが出てきて、「OK」を押すとこの署名欄の赤字は消えてくれます。

Part7

ここは、請願者がI-130を誰かに翻訳してもらって準備した場合のみ記入するパート(Part6の質問1.b.を選択した場合)なので、該当しない場合は記入の必要はありません。

Part8

ここは、請願者がI-130を代理人に準備してもらった場合のみ記入するパート(Part6の質問2を選択した場合)なので、該当しない場合は記入の必要はありません。おそらく後見人とか、ビザ代行事務所が準備する場合はここに記入するんだと思います。

Part9

そして最後は、上で触れた「補足専用シート」です。主に職歴や住所歴が該当すると思いますが、欄が足りなかった場合に使用します。何ページ目のどのパートの、どの質問ナンバーの補足をするのかを必ず記入しましょう。

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Form I-130A

「I-130」はPetitioner(請願者)が主体でしたが、「I-130A」はBeneficiary(ビザ受領者)が主体となって書く書類。今度はフォーム内の「you」はBeneficiary(あなた)のことを指します。

フォーム冒頭の注意書きで、「Petitioner(請願者)がアメリカ国民または法的永住者、non-citizen U.S. national(グリーンカード保持者?)の場合は、Beneficiary(あなた)は「I-130A」を記入・署名し、Petitionerが記入した「I-130」と一緒に提出する必要がある」と書いてあります。

ただし、「Beneficiary(あなた)がアメリカ国外に住んでいる場合は、署名の必要はない」とのこと。これは、Petitioner(請願者)がアメリカに住んでいて、あなたが日本に住んでいる場合に、署名入りの原本をわざわざ請願者に郵送しなければならない手間を省く配慮がなされたものと思われます。

Apricot
以前のG-325Aは必ず署名が必要だったので、一応USCISも申請者の立場を考慮して改善してくれてるんですね!

 

Part1

Beneficiary(あなた)の情報を記入するパート。住所歴や家族情報を記入します。I-130の住所歴も同じですが、「在住期間に空白の期間ができないようにする」ことが肝心です!

例えば、「Address1」で在住期間「2016年5月~PRESENT」、「Address2」で「2010年1月~2016年1月」などと空白期間(2016年2月~4月)を作ってしまうと、「アナタその間どこに住んでたの!?」と差し戻しになる可能性があるので注意。

住所歴に関しては、経験上、よほど怪しくない限りは「当時の住所を証明できるものを出せ」とは言われないので、正確な時期が多少あやふやでも、とにかく在住期間に隙間を作らないように5年分を埋めましょう。

Part2

あなたの過去5年分の職務歴を、アメリカ国内外の仕事に関わらず記入していきます。ここも、住所歴同様、「空白期間を作らない」ことが大事。学生や専業主婦など働いていなかった期間がある場合は、質問1の欄に「Unemployed」と書くようにとのこと。

Part3

ここは、「アメリカ国外での最後の職務歴」を記入するパート。Part2で既に記入済みであれば、ここでは再度記入する必要はありません。

これは、Part2で過去5年間にアメリカ国内の仕事しかしていなかった場合に、5年以上に遡ってアメリカ国外での職務歴もあれば記入する必要があります。

Part4

Beneficiary(あなた)の連絡先や署名欄など。「I-130」同様、基本は質問1.a.の「自分で英語を理解して記入しましたよ」にチェック。

もし、誰かに翻訳してもらった場合や、代理人が書類を記入した場合は、質問1.b.または質問2を選択し、あとのPart5またはPart6を記入する必要があります。

署名欄は、あなたがアメリカ在住の場合は必須です!アメリカ国外に住んでいる場合は、上記で触れたとおり、署名は不要ですが、もし署名できる環境にあるのであれば、署名しておいたほうが無難かなと思います。

Part5

翻訳者の記入欄です。ご自身で記入した場合は、このパートの記入は不要。

Par6

代理人の記入欄です。ご自身で記入した場合は、このパートの記入は不要。あくまで、後見人やビザ代行事務所などに依頼した場合のオプションです。

Part7

I-130同様、最後は「補足説明シート」になっています。住所歴や職務歴が入りきらなかった場合に使用します。

Form G-1145

この「G-1145」フォームは今回の改定では何も変わっておらず、従来のフォーマットのままです。このフォームを提出すると、今後USCISからのお知らせを、郵送に加え「Eメール」でも受け取ることができます

請願者の名前とEメールアドレス、電話番号を書くだけの簡単な書類です。「任意」なので提出は必須ではありませんが、経験上、Eメールのほうが郵送よりもずっと早く届くので、提出しない理由はありません!

 

フォーム記入全般に関する注意事項

「I-130」「I-130A」「G-1145」に共通する注意事項もご紹介しておきます☆

 字数制限は手書きで補足可

各フォームは「PDF形式」ですが、パソコンで入力して保存できるようになっています。手書きでも良いのですが、パソコン入力のほうが入力箇所がわかりやすいのと、修正・保存がしやすいので勝手が良いと思います。

ただし、入力できる字数には制限があるので、もし全部入りきらないときは補足説明シートをつけるか、入力できるところまで入力して、印刷後、入らなかった箇所を手書きで書き足すという手があります。

ここで無理やり入力字数制限内に収めるために、省略などして不正確な情報を入力してしまうと、差し戻しのリスクが高まるのであまりお勧めできません。

もし「住所があと数文字入りきらない!」といった程度であれば、わざわざその数文字のために別紙を付ける必要はなく、手書きで補足するので十分だと思います。

 該当しない場合は『N/A』、ナシの場合は『none』と記入

それからもう1つ大事なのが、記入するものがない項目は、空白のままにせず『N/A』または『none』と書かなければなりません。

USCISのインストラクションでは、項目が該当しない場合は『N/A』、答えがナシの場合は『none』と書くようにとあるので、本当は使い分けて埋めなければなりません。

ただ、私が読んだときには『none』と書けと書いてあったような気がして、私はすべて『none』で埋めてしまいましたが、それで差し戻されることはありませんでした。。

同様に、全部『N/A』と書いたという方もお見かけしますが、それで差し戻されたという話も今のところ聞きません。あくまで空白がNGのようです。

 

▼なお、以前本記事でご紹介していた「新・I-130パッケージ」に必要な書類一式の詳細は、こちらの記事に移動しました!

https://daysintheusa.com/2016visa-i130-package-guide/

 

いかがでしたでしょうか?

私は今回の新フォーマットで実際に提出したわけではないので、「これで100%受理されますよ」とお約束はできないのですが、一度ビザを取得した経験から、多少は感覚的に慣れている部分もあり、初めての方のお役に立てるかなと思い今回の記事を書かせていただきました。

もし、「この情報は間違っているよ」「実際、USCISに出したらこうだったよ」などのご指摘・ご意見がありましたら、お手数ですがコメント・メール等でお知らせいただけると幸いです。今後この記事を参考にされる方のために、随時正しい内容に更新していきたいと思います。また、私の答えられる範囲にはなりますが、ご質問も受け付けます。

それでは、皆さまのビザ取得がうまくいきますよう☆祈りつつ、今日はこの辺で!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。よろしければ、RSSやFacebook、twitterなどをフォローいただくと最新記事をゲットできます☆

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